日本には無いアメリカのオレオを食べ比べ!種類解説!日本へのお土産にも(写真付き)

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アメリカだけに留まらず、世界100か国以上で愛されているオレオ(OREO)。なんと誕生してから110年以上の歴史あるクッキーです。日本でも定番クッキーのオレオですが、誕生の地アメリカでは、日本では見ることができない種類のオレオがたくさんあります。そんな日本へのお土産にも参考になりそうな、アメリカのオレオを紹介します。

 

 

 

日本のオレオ(これ以外を買ってお土産にしよう!)

日本のオレオ

オレオは日本でも30年以上前から販売されているクッキーです。現在、日本で販売されているフレーバーは、オリジナルの「バニラクリーム」と、「チョコクリーム」の2種類のみです。その2種類のミニサイズやファミリーパック、他に糖類ゼロの「シュガーゼロ」がありますが、基本のフレーバーはバニラとチョコの2種類のみ。つまり、アメリカで、この2種類以外のオレオを買えば「アメリカ土産」にぴったり!最新情報は公式サイトを確認してください。写真は公式サイトからお借りしています。

 

 

アメリカのオレオ

オレオ売り場

とにかく、日本に比べてアメリカはオレオの種類がかなり豊富です。スーパーのオレオ売り場も、御覧の通りあらゆるオレオがずらり。いつでもスーパーに並んでいるものから、季節限定商品まで様々です。以下、商品紹介の画像は公式サイトからお借りしています。実際に食べたレポートが気になる方は次の項目に進んでください。

 

 

クリーム多め

まず、オリジナルのバニラクリームでも、クリームが2倍入った「Double Stuf(ダブルスタッフ)」と、さらにいっぱいクリームが入った「Mega Stuf(メガスタッフ)」があります。

 

 

グルテンフリー

グルテンフリーの商品もあって、クリーム2倍の「Double Stuf(ダブルスタッフ)」もあります。小麦アレルギーの方でも食べられるのが魅力的。

 

 

ゴールデン

さらに、日本には無い白いオレオ「Golden(ゴールデンオレオ)」があります。これにもクリーム2倍の「Double Stuf(ダブルスタッフ)」があります。

 

 

チョコクリーム

バニラクリーム以外のクリームも豊富です。チョコクリームは日本にもありますが、ダークチョコクリームは日本には無いです。

 

 

フレーバー違い

「Peanut Butter(ピーナツバター)」、「Toffee Crunch(トフィークランチ)」、「 Java Chip(ジャバチップ)」もアメリカらしいフレーバーです。トフィーは甘いバターやキャラメルを固めたようなお菓子です。ジャバチップはコーヒークリームにチョコチップが入っています。

 

 

フレーバー

「Mint(ミント)」はチョコミント好きのお土産に。「Birthday Cake(バースデーケーキ)」はクリームにカラフルなスプリンクル(プチプチの砂糖菓子)が混ざっていてかわいいです。「 Golden Lemon(ゴールデンレモン)」は、白いオレオに黄色のレモン風味クリームが入っています。

 

 

シンズ

そして、アメリカには「THINS」という、薄いオレオのシリーズがあります。クッキーの厚みもクリームも薄く、普通のオレオとは異なる食感が楽しめます。

 

 

シンズシリーズ

「THINS」にも、ミント、ゴールデン(白オレオ)、レモンなど色んなフレーバーが出ています。さらにクッキーは薄いけどクリームは薄くない「Extra Stuf(エクストラスタッフ)」もあります。

 

 

変わり種

さらに、変化バージョンがあります。甘いもの好きにおすすめなのが、オレオをさらにチョコレートで覆った「Fudge Covered OREO(ファッジカバードオレオ)」です。もはやクッキーの枠を脱したのが、クッキー部分がふんわりスポンジ生地になっている「OREO Cakesters(オレオケーキスターズ)」です。スポンジが意外にしっとりしていて美味しいです。

 

 

季節限定商品

他にも、毎年季節限定の商品が登場します。ハロウィンやクリスマスなどには、そのイベントにちなんだデザインのクッキーや、色の違うクリームが登場します。冬にはホワイトチョコでコーティングされた商品も登場します。また、上記で紹介している以外にも新しいフレーバーが次々と出てくるので、発見するのも楽しいです。

 

 

数量限定

また、期間限定、数量限定の「Limited Edition」もあるので、その時にしか食べられないオレオは機会があればぜひトライしてみてください。この時は、宇宙をイメージした「Space Dunk(スペースダンク)」。ピンクと青のクリームはマシュマロ味です。「Black & White(ブラック&ホワイト)」は、ダークチョコケーキクリームとホワイトケーキクリームを白オレオで一度に楽しめる欲張り商品です。

 

 

食べてみた感想(商品レポ)

クリーム多め

まだまだ全ての種類は食べきれてないので、写真が残っているものを中心に食レポします。今後も新しい商品にトライしたら書き足していきます。まずは、クリーム2倍の「Double Stuf(ダブルスタッフ)」(写真撮り忘れました)と、さらにいっぱいクリームが多い「Mega Stuf(メガスタッフ)」を実食。

 

 

アメリカのパッケージ

日本のように小袋分けになっておらず、がさーっと詰められて、張ったり剝がしたりできる蓋になっているのが、アメリカスタイルです。メガスタッフになると見た目からもクリームどっしり。個人的には、ダブルスタッフは食べ応えがあって美味しいなと思いましたが、メガスタッフはクリーム多すぎる...と思いました(笑)オレオはクリームを食べるためにある派の旦那さんは、メガスタッフも美味しく食べています!

 

 

ピーナツバター

クリームのフレーバー違いとして、「Peanut Butter(ピーナツバター)」を実食。”ピーナツバターフレーバークリーム”なので、ピーナツバターの味はしますが、食感はいつものオレオクリームです。ピーナツバターは、アメリカではよくある甘すぎないタイプの味なので、意外にくどくなく、美味しいです。コーヒーと相性が良さそうな味です。

 

 

シンズ ダークチョコ

薄いオレオの「THINS」シリーズに、ダークチョコフレーバーが出ていたので実食。「THINS」はクッキーもクリームも薄めで、いつものオレオとは違ってパリッと食感が楽しめます。軽めなのでパクパク食べられる美味しさ。ダークチョコクリームは、ダークチョコ風味ですが、あくまでオレオクリームなので甘いので、カカオの苦みを欲している人には物足りないと思います。ただ白いクリームよりは甘く無く、クッキーのココア味が引き立つようなバランスで美味しいです。

 

 

厚み比べ

こちらは実際のクッキーの様子。左から順に、「薄いダークチョコ」、「普通サイズのピーナツバター」、「メガスタッフ」です。厚みが異なることがよく分かります。薄いオレオはクッキーもかなり薄めなことが分かります。

 

 

クリーム

クリームは御覧の通り、色がしっかり異なります。季節ごとにカラフルな色違いのクリーム(でも味は同じ)が発売されるので、分かりやすく着色されているのかな?と思います。

 

自分だけのオレオが作れるサービス「OREOiD」

oreoid

アメリカのオレオの公式サイトでは、自分だけのオリジナルオレオが注文できる「OREOiD」というサービスがあります。

 

 

選択画面

好きな、クリーム、覆うチョコ、飾りつけのスプリンクル(砂糖の粒菓子)の色を選択します。そしてオレオの中心には、サイトから選んだイラストや、自分で撮った写真、好きな文字などをプリントできます。パーティーや、誕生日など特別な日のプレゼントにもぴったりです。

 

さいごに

世界中で愛されている「オレオ」は、日本で見ることのできない商品がアメリカにたくさんあります。日本には無いオレオ商品をお土産にすれば、外国のお菓子に抵抗がある人にも受け入れてもらいやすい、丁度よいお土産になりそうです。ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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グラノーラを簡単手作りする方法 目指せフルグラ! in アメリカ

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グラノーラは簡単に手作りすることが出来ます。アメリカは、シリアルと同様にグラノーラの種類も豊富。でも日本で好きだったカルビーの「フルグラ」に似ていて、お手頃価格のものが見つからない・・・そこで手作りすることで、近い味を再現しつつ、コスパ良く食べられるよう健闘してます。

 

 

 

材料

材料

使う材料は以下の通りです。

・ココナッツオイル(オリーブオイルなど他のオイルも可)

・メープルシロップ(蜂蜜なども可)

・オートミール(ロールドオーツ)

・お好きなドライフルーツ

・お好きなナッツ

 

分量を書いていないのは、目分量&適当で十分美味しくできるから(笑)使うオイルや甘味料、具材を変えることでアレンジは無限大です。とことんヘルシー志向、チョコ入りおやつタイプなど、好みによって材料を変えてみて下さい。また、ちょっと塊になっているのが好きな方は、小麦粉を加えるとまとまり感が出ます。

 

作り方

オーブンの表示

まずは、250℉(120℃)でオーブンの予熱開始。今回は低温でサクサク感を目指しますが、カリッとしたのが好きな方は、320℉(160℃)くらいでも大丈夫。

 

 

ココナッツオイル メープルシロップ

次に、フルーツ以外の材料を全て混ぜます。ココナッツオイルとメープルシロップも目分量ですが、目安は混ぜた時に全体がほんのりしっとりする程度。後からいくらでも調整できるので、適当で大丈夫です。

 

 

ひまわりの種

クルミやアーモンドなど、大きめのナッツは、食べやすい大きさに砕いてから混ぜます。ひまわりの種やかぼちゃの種は、そのままでも大丈夫なのでお手軽です。

 

 

オートミール

オートミールはロールドオーツタイプ(大きくて平ら)です。オートミールでよく見るおじさんパッケージの、「QUAKER OATS(クエーカーオーツ)」を使っています。コストコの大容量がお得です。(画像はお借りしました。)

 

 

混ぜる前 混ぜた後

混ぜる前と混ぜた後の様子です。ほんのり色が変わって、しっとりしているのが伝わるでしょうか。ここで、ちょっとつまみ食いして、甘さを確認します。

 

 

ラカント

甘みを調整する時に、砂糖を加えても大丈夫です。その際に「ラカント」などの自然派甘味料を使用すると、よりヘルシーに仕上がります。

 

 

 

敷き詰めた様子

そして、クッキングシート(パーチメントシート)を敷いた鉄板に、混ぜたグラノーラを平らに敷き詰めます。クッキングシートは無くても大丈夫ですが、あった方が後で容器に移すのも、鉄板を洗うのも楽です。

 

 

オーブンで焼く様子

そして、予熱しておいたオーブンで焼きます。250℉(120℃)で約45分ほど焼きます。15分ぐらいごとに、中をかき混ぜると均一に焼きあがります。量によって時間は短くしても長くしてもOK。混ぜる時に、しっとりがサクサクに変わっていたら焼き上がりです。320℉(160℃)の場合、20分くらいでカリッとしていれば焼き上がりです。

 

 

フルーツを混ぜる

しっかり冷ましてから、お好みのドライフルーツを混ぜて完成。アメリカはクランベリーのドライフルーツが身近でお手頃なのでよく使います。他にもフリーズドライのフルーツや、ココナッツフレークなどを入れても美味しいです。カルビーのフルグラに近づけたいなら、いちご、りんご、パパイヤ、レーズン。アレンジは自由自在です。

 

 

ライスクリスプ

穀物の種類が多くてザクザクしたカルビーのフルグラを再現したいなと思った時に見つけたのが、ライスクリスプ(Rice Crisp)というお米のシリアルです。焼いたオートミールのカリサクッ感とは違う、軽いフワサクッ感があるので、混ぜると食感の違いが楽しめて、よりフルグラに近づく感じがします。(個人的な感想です。)これはウォルマート(Walmart)というスーパーで見つけました。

 

 

容器に入れたグラノーラ

グラノーラは、密閉容器に入れて保管します。日の当たらない場所で保管して、だいたい1週間くらいで食べきると良いようです。

 

 

まとめ

グラノーラは混ぜて焼くだけで、誰でも簡単に作ることが出来ます。材料を変えれば、アレンジは自由自在です。アメリカでは、オートミール、ドライフルーツ、ナッツなど、必要な材料が比較的簡単に、様々な種類が手に入る環境なので、ぜひ気になった方は試してみて下さい。

 

 

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アメリカで残留農薬の多い野菜や果物はどれ?ランキングとその洗い方を紹介

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アメリカでは、どのスーパーでもオーガニック野菜が気軽に手に入れられます。ですが、もちろんそうではない野菜と比べれば割高なので、家計的にはどの野菜を買うべきか悩むこともあると思います。そんな時に参考になりそうな、農薬残留ランキングがアメリカでは毎年発表されているので、紹介します。

 

 

 

EWG(環境ワーキンググループ)とは?

EWGのロゴ

毎年、農産物中の残留農薬の多いものと少ないものをランキング形式で発表しているのが、「EWG(Environmental Working Group / 環境ワーキンググループ)」という、1993年に設立されたアメリカの非営利団体です。科学者やアナリストなど複数の専門家からなるチームで運営されています。この団体は、農作物だけでなく、食料品中の食品添加物、飲料水の安全性、化粧品やスキンケア商品の評価なども行っています。一部、その報告書の正確性を批判する人もいますが、EWGは製品の評価について企業からお金をもらうことは無いと明言しており、その評価の影響力は強いと言われています。EWGの公式サイトはコチラ

 

 

2023年残留農薬の多い農産物12種

ほうれん草のイメージ

EWGは特に残留農薬の多い農作物12種類を「ダーティー・ダズン(Dirty Dozen)」、汚染された12種、として発表しています。評価方法として、EWGはUSDA(アメリカ合衆国農務省)とFDA(アメリカ食品医薬品局)のサンプルを分析する方法をとっています。2023年は46種類の野菜と果物、約4万6千個で評価したそうです。詳しい評価方法はこちらをご覧ください。公式サイトのランキングはコチラ

 

1. いちご

2. ほうれん草

3. ケール、コラードグリーン、からし菜(マスタードグリーン)

4. 桃

5. 洋ナシ

6. ネクタリン

7. りんご

8. ぶどう

9. ピーマン、パプリカ、トウガラシ

10.さくらんぼ

11.ブルーベリー

12.サヤインゲン

 

特に、いちご、ほうれん草、ネクタリン、りんご、ぶどう、さくらんぼでは、サンプルの90%以上が、2種類以上の残留農薬検査で陽性が出たそうです。また、ケール、コラード、マスタードの葉っぱ系と、ピーマン、パプリカ、トウガラシでは、最も多くの残留農薬が検出されたそうです。そして去年は無かったのに今年ランキング入りしたサヤインゲンでは、2011年に使用禁止された毒性の殺虫剤アセフェートが検出されたという記録もあります。

 

 

2023年残留農薬が少ない農作物15種

アボカドのイメージ

EWGは残留農薬が少ない農作物15種類を「クリーン・フィフティーン(Clean Fefteen)」、きれいな15種、として発表しています。公式サイトのランキングはコチラ

 

1. アボカド

2. とうもろこし(スイートコーン)

3. パイナップル

4. 玉ねぎ

5. パパイヤ

6. えんどうまめ(グリーンピース)(冷凍)

7. アスパラガス

8. ハニーデューメロン

9. キウイ

10.キャベツ

11.きのこ

12.マンゴー

13.サツマイモ

14.スイカ

15.人参

 

この15種類のサンプルのほぼ65%には残留農薬が無かったそうです。特にアボカドととうもろこしは少なく、残留農薬が検出されたのは2%未満でした。しかし、どの農作物も残留農薬がゼロということは無いようです。評価に使われたサンプル(USDA分)は、実際に消費者が食べる用に皮をむいたり、汚れを落としたりしているので、皮をむくアボカドやとうもろこしの残留農薬が少ないのは納得できます。

 

 

 

残留農薬を洗い流す方法

キッチンのイメージ

スーパーで買う野菜は、手元に届くまでの間に、残留農薬はもちろん、あらゆる汚れや細菌が付着している恐れがあります。健康のためにも、調理する前にしっかり洗うことが大切です。しっかり汚れを洗い流す為には、水に漬けるよりも流水で洗い流す方が有効です。FDA(アメリカ食品医薬品局)の情報などを元に、洗い方を紹介します。

 

・まずは温水と石鹸で20秒間、手を洗う

流水に当てながら優しくこすり洗いする

・じゃがいもやメロンなど固い農産物は清潔な野菜用ブラシなどでこすり洗う

・ブルーベリーなど柔らかく傷つきやすいものはザルに入れて流水で洗う

・レタスやキャベツは一番外側の葉を取り除く

・リンゴや桃など、皮をむけるものはむく

・洗った後、バクテリアを減らすためペーパータオルなどで拭いて乾かす

 

ちなみに、野菜や果物を洗うための洗剤も販売されていますが、特に推奨はされていません。水だけよりも効果的であることも証明はされていません。むしろ石鹸が残留すると評価する人も居ます。試しに使ってみたことがあるので、気になる方は下のリンクをご覧ください。

 

いちごの洗い方

いちごのイメージ

残留農薬ランキング、みごと1位になった「いちご」も、基本の洗い方は流水でこすり洗いすることですが、さらに気になる人のための洗い方があったので、紹介します。参考元はこちら

 

1.お酢を使う

  冷水:お酢=3:1の割合でボウルに入れ、5~20分浸してから洗い流す

 

2.重曹(ベーキングソーダ)を使う

  冷水4カップに小さじ1の重曹を入れ、5分浸してから洗い流す

 

3.塩を使う

  温水1カップに小さじ1の塩を溶かす、冷めてから5分浸してから洗い流す

 

 

まとめ

農産物には残留農薬が含まれている可能性があります。その中には残留農薬は多いものと少ないものがあります。オーガニックを選べばそのリスクを減らすことはできますが、汚れや細菌なども含めると、汚染ゼロの農産物を手に入れるのは難しいので、しっかり洗ってから食べるのが、健康のためにも大切です。

 

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カップヌードル朝食味(パンケーキ味)が意外に美味しい | アメリカ限定フレーバー BREAKFAST

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アメリカの日清食品が、期間限定で「朝食味(Breakfast)」のカップヌードルを販売しました。メープルシロップパンケーキ、ソーセージ、たまごの味が一度に楽しめるカップヌードルのリアルをお伝えします。

 

 

 

カップヌードル BREAKFAST味とは

朝食味のカップヌードル

日清食品が2023年3月末から、アメリカで朝食味(Breakfast)のカップヌードル「CUP NOODLES BREAKFAST」を期間限定で発売しました。アメリカの定番朝食である、メープルシロップたっぷりのパンケーキ、ソーセージ、たまごを、一度に楽しめるという驚きのフレーバーです。

 

 

カップヌードルの棚

この「カップヌードル・ブレックファースト」は、アメリカ大手スーパーのウォルマート(Walmart)とオンラインだけでの限定販売です。販売価格が$1.18(約160円)。オリジナルやカレー味など、定番のフレーバーが$1.96(約260円)なので、安めの値段設定です。

 

 

ウォルマート(Walmart)で買ってみた

端の方にあるカップヌードル

アメリカの大手スーパー、ウォルマート(Walmart)で、この期間限定の「カップヌードル・ブレックファースト」を発見しました。この店舗では、通常のカップ麺コーナーや、アジアコーナーでは無く、季節ものやセール品がよく並べられる棚の端の方にありました。(スパイスコーナーの横)

 

 

ポップタルトとカップヌードル

なんでこんなところに?と思いましたが、隣の棚を見てみると、アメリカで朝食として食べる人も多い「ポップタルト(Pop-Tarts)」という甘いスナックがずらり。どうやら朝食セットとして売り出されているのでは?と思いました。

 

 

カップ麺コーナー

ちなみに、通常のカップ麺コーナーはこんな感じ。アメリカ版マルちゃんラーメン(Maruchan)などが箱ごと並びます。おなけに、この店舗では、カップヌードルカレー味やシーフード味は、アジアコーナーの日本セクションに置いてあります。

 

 

カップヌードル・ブレックファースト食べてみた

作り方

さっそく「カップヌードル・ブレックファースト」を味見してみました。アメリカのカップ麺は、お湯だけでなく電子レンジで調理できるものがほとんどです。こちらは、ガイドラインまで水を注いで、電子レンジ(1000W)で4分チンするだけです。

 

 

調理前のカップヌードル

調理前のカップ麺は、そこまで甘い香りはなく、他のカップヌードルと同じような感じです。フレーバーの説明にもあった、乾燥したソーセージとたまごが入っています。

 

 

調理後のカップヌードル

ひとくち食べてみた感想は「普通に美味しい」でした(笑) もっと、甘すぎて食べられない味を想像していたので、正直拍子抜けした感じです。メープルシロップの甘い香りが漂っていますが、麺自体はそこまで甘くなく、ソーセージの塩気でバランスをとっています。ですが、スープは砂糖の甘さを感じます。

 

 

麺の様子

日清食品が、更なる冒険好きにはメープルシロップやホットソースなど、朝食で使う調味料を追加すると風味が強まると発表しているようで、試しにメープルシロップを足してみましたが、甘すぎました(笑)無くていいです。

 

 

ベーコンドーナツのイメージ

おそらく筆者は、アメリカに居る間に、アメリカ人が好きな「甘い×しょっぱい」フレーバーにかなり慣れているので、この味に抵抗感が少なかったのかもしれません。例えば、ドーナツのカリカリベーコン乗せ、ピザにパイナップル、南部料理のフライドチキンとワッフルにメープルシロップをかける食べ方など。この「甘い×しょっぱい」に慣れていない人に、ぜひ味見してほしい「カップヌードル・ブレックファースト」でした。

 

 

まとめ

アメリカで期間限定発売された、カップヌードルの朝食味は、甘い×しょっぱいのコンビネーションが楽しめるカップ麺です。日本で発売するなら、白米、味噌汁、塩じゃけ、甘い卵焼きを一気に食べられる、みたいなことでしょうか。ぜひ冒険好きの方は試してみて下さい。

 

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タンポポの葉、ダンデライオングリーン(Dandelion Greens)の食べ方【写真付き】

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春のお花としても馴染み深いたんぽぽは、実は世界中で古くから食べられてきた野草でもあります。アメリカのスーパーに並ぶタンポポの葉(Dandelion Greens)と、その食べ方を紹介します。

 

 

 

タンポポの葉、ダンデライオングリーンとは

たんぽぽのイメージ

タンポポは、花、葉、茎、根、全てが食べられる植物と言われています。古くからハーブとしても活用されてきました。葉はビタミンや鉄分など栄養価が高く、カリウムも豊富で利尿作用が高いため、デトックス効果があるとも言われます。

 

 

ダンデライオングリーンの束

アメリカでは、タンポポの葉は「Dandelion Greens(ダンデライオングリーン)」として、他の葉野菜と共にスーパーに並びます。旬は春の始め、3月下旬から4月上旬と言われますが、スーパーでは1年中見かけることが出来ます。Whole Foodsやファーマーズマーケット系で見ることが多いです。

 

 

ダンデライオングリーン

タンポポの葉(ダンデライオングリーン)は、幅の狭い葉っぱで、縁がギザギザになっています。生でも加熱しても食べることが出来ます。味は苦みがありますが、下茹ですると苦味が抑えられます。

 

 

タンポポの葉の食べ方

ダンデライオンの束

ここからは、実際の写真と共にタンポポの葉(ダンデライオングリーン)の食べ方の例を紹介します。スーパーでは、ケールなどと同じように束になって売られています。

 

 

ダンデライオングリーン

束を開くと、まっすぐに伸びたタンポポの葉がたくさん。しっかり洗って食べます。生のままサラダにすることも出来ます。生だと苦味がしっかり効いているので、他の葉野菜と混ぜると良いアクセントになります。

 

 

ポーチドエッグ添え

苦味を抑えたい場合は、下茹でしてから調理すると良いです。葉も柔らかく食べやすくなります。こちらは、軽く湯がいてから、塩コショウ&ニンニクでソテーして、ポーチドエッグと粉チーズを乗せて洋風にしました。程よい苦味とチーズのまろやかさが混ざります。ほうれん草など他の葉野菜と同様に、スープやクリーム系の料理にも合いそうです。

 

 

高菜炒め風

こちらは、下茹でした葉の水気をしっかり切ってから、醤油、みりん、顆粒出汁、鷹の爪、ごま油で炒めた、高菜炒め風。ほろ苦さと香ばしさのバランスがよく、ご飯が進むおかずになりました。ほろ苦さを考慮すれば、食べ方は色々ありそうです。

 

 

たんぽぽ茶

タンポポの根のお茶

おまけにお茶の話。アメリカのハーブティーブランドとして有名なのが「Traditional Medicinals」です。様々な種類のハーブティーがありますが、タンポポを使ったお茶もあります。その1つの「Roasted Dandelion Root(炒ったタンポポの根)」を試しました。効果としては消化をサポートする働きがあるようです。味は、香ばしいけどクセは少なくて飲みやすいです。

 

まとめ

タンポポは食べられる植物で、アメリカではタンポポの葉「ダンデライオングリーン」がスーパーに並びます。栄養価が高いので、ほろ苦さを楽しみながら、ぜひ取り入れてみて下さい。

 

 

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プランテンの食べ方、バナナとの違い | アメリカで野菜を美味しく【写真付き】

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「プランテン(plantain)」という食べ物を知っていますか?見た目はほぼバナナですが、日本では調理用バナナとも呼ばれ、料理して食べる野菜のような存在です。アメリカでは、普通のスーパーでも簡単に見つけられるプランテンの、特徴や食べ方について紹介します。

 

 

プランテン(Plantain)とは

プランテン

「プランテン(Plantain, プランテイン)」は、バナナと同じバショウ科に属する植物です。東南アジア原産ですが、今では世界中の熱帯地域で栽培されています。南米、カリブ海周辺、アフリカ、東南アジアなどでは、主食として食べられるほど一般的な食材です。

 

 

特徴

プランテンとしゃもじ

見た目は大きなバナナのようです。(ごはん用しゃもじが、スプーンくらいに見える。)プランテンは皮も果肉も硬く、甘くありません。なので、バナナのように手で皮をむいてそのまま食べることはありません。基本的には加熱調理して食べます。見た目はバナナですが、じゃがいもやサツマイモと同じように調理して食べるイメージです。

 

 

スーパーに並ぶプランテン

またプランテンは種類が豊富です。緑、黄色、黒など色々なプランテンが売られています。バナナと違って、早熟から完熟、どの段階でも調理して食べることが出来ます。その調理方法によって、おかず系からデザート系まで、様々な食べ方が可能です。

 

 

実際に調理してみた

スーパーで売られるプランテン

アメリカ(特に南部地方では)、一般的なアメリカのスーパーでプランテンが簡単に手に入ります。ここからは、実際に買って調理した様子を紹介します。

 

 

日本のプランテン

今回買ってみたプランテン2本、はじめは緑と黄色でしたが、数日で追熟し、黄色と黒い斑点ありに変化しました。これほど黒い斑点が出ても、バナナのように柔らかくは無く、中は白い状態でした。

 

 

 

プランテンの切り方 切り込みを入れたプランテン

プランテンの皮は硬いので、包丁でむいていきます。切り方は、まず両端を切り落とし、皮に切れ筋を入れ、そこからはいでいきます。写真からも分かるように、このプランテンは30cmを超えるほどの大きさです。

 

 

プランテンの皮向き 皮をむいたプランテン

皮を切った感触は、シャキっとしています。硬いので皮をむくのが少し大変です。黒く熟している方(写真右)が、皮が柔らかくむきやすかったです。香りは若いバナナのようです。

 

 

皮をむき終わったプランテン プランテンの断面

見た目はバナナそっくりです。果実を切ると、バナナより硬いですが、バナナと同じように若干ねっとりとした粘り気があります。その断面を見ると、バナナよりも密度が高く、ギュッと詰まっています。そして空気に触れると少しずつ変色していきます。

 

 

油で揚げ始めたプランテン 揚げかけのプランテン

今回は、オーブンで焼く、油で揚げるの、2通りで調理してみました。まず油で揚げる方は、厚さ8mmくらいにスライスして、浸るくらいのオリーブオイルで揚げました。今回はそのまま揚げましたが、揚げる前に水で洗ったり浸水したりする場合もあります。(じゃがいもを水にさらすかどうか、のような感じ。)

 

 

焼く前のプランテン 焼き終わったプランテン

オーブンで焼く方は、丸ごと焼きます。今回はココナッツオイルを付けて、少しだけ塩を振り、焼き目が付いて柔らかくなるまで焼きました。

 

 

揚げたプランテン

いざ実食。油で揚げた方は、外はサクサクで中はホクホク。サツマイモの厚めのフライドポテトのような食感です。バナナのような風味があり、ほんのり甘い気もしますが、サツマイモほどではありません。塩を振って食べましたが、メープルシロップなど甘い味付けで食べる方法もあります。実が詰まっているので、かなり食べ応えがあります

 

 

焼いたプランテン

オーブン焼きにした方は、柔らかくねっとりしていて、甘味が増していました。黒く熟したプランテンを使用したこともあってか、バナナのような風味と甘みです。ココナッツオイルを使ったので、ココナッツの香りとプランテンの甘さが合います。塩のアクセントも合っていて進みます。個人的にはオーブン焼きの勝利。

 

 

レストランのプランテン

こちらは、ラテン料理レストランでプランテンを食べた時の写真です。キューバサンドイッチのサイドに、焼いたプランテンが付きました。(フライドポテトか焼きプランテンが選べた。)このプランテンも、香ばしく甘じょっぱく、とても美味しかったです。

 

まとめ

「プランテン(plantain)」は、南米やアフリカで主食として食べられる、バナナにそっくりの食材です。バナナのような甘みは無く、加熱調理して食べます。お芋のようなホクホクさと、バナナのようなほんのり甘い風味で、美味しく食べることが出来るので、ぜひ手に入る人は味わってみて下さい。

 

 

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アメリカの人気ハンバーガーショップFive Guys(ファイブガイズ)の魅力と注文方法【写真付き】

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アメリカのファストフード店で最も多いのがハンバーガーショップ。その中でも美味しいハンバーガーショップのひとつとして知られるのが「Five Guys(ファイブガイズ)」です。日本未上陸のFive Guysの魅力と、お店の様子や注文方法についてまとめました。

 

 

 


Five Guys(ファイブガイズ)とは

Five Guysの外観

「Five Guys(ファイブガイズ)」とは、1986年にバージニア州で創業した、アメリカのハンバーガーショップチェーン店です。美味しい手作りハンバーガーと新鮮なポテトフライが多くの人に愛されています。オバマ元大統領もファイブガイズのファンだと伝えられています。

 

 

Five Guysの店内

創業したMurrell一家の5人の兄弟(five guys)がビジネスに携わっており、現在ではアメリカ以外にも、カナダ、ヨーロッパ、中東からアジアまで1700店舗以上も展開しています。中国やシンガポールにも進出していますが、日本には未上陸です。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。

 

 

ファイブガイズの魅力

Five Guysのハンバーガー

「Five Guys(ファイブガイズ)」の魅力、1つ目は新鮮な牛肉を使用したジューシーなパテです。新鮮な食材だけを使うので、ファイブガイズの店舗には冷凍庫がありません(冷蔵庫だけ。)

 

 

本日のじゃがいもの産地

魅力の2つ目は、純粋なピーナッツオイルを使ったフライドポテトです。じゃがいもにもこだわっていて、その日のじゃがいもの産地が店内に表示されています。

 

 

無料のピーナッツ

また特徴的なのが、無料でいくらでも食べられるピーナッツが提供されていること。注文してからハンバーガーが出来上がるまで、そのピーナッツをつまみながら待つことが出来ます。

 

 

 

メニューと注文方法

山積みのポテトの袋

「Five Guys(ファイブガイズ)」は新鮮な素材にこだわっている分、メニューがシンプルです。サイドメニューはこだわりのフライドポテトだけ。それでも勝負できるほど、味に自身があるということでしょう。店内にはじゃがいもの袋が山積みになっています。

 

 

Five Guysのハンバーガー

普通の「ハンバーガー(Hamburger)」はパテ(お肉)が2枚、「リトルハンバーガー(Little Hamburger)」はパテが1枚です。筆者にはリトルハンバーガーで十分な食べ応えです。ハンバーガー系は、普通のハンバーガーの他に、チーズバーガー、ベーコンバーガー、ベーコンチーズバーガー(それぞれのリトルサイズ)があるだけ。バーガーのトッピングは15種類全て無料です

 

All the Way

トッピングメニュー

公式サイトよりトッピングメニュー

無料と言えど、トッピングが多すぎて分からない・・・そんな時に便利な言葉が「All the Way」です。ファイブガイズのおすすめトッピングは「All the Way」と呼ばれレタス、ピクルス、トマト、焼き玉ねぎ、焼きマッシュルーム、マヨネーズ、マスタード、ケチャップの8種類が入ります。頼み方(注文方法)は、店員さんに「What would you like today?(ご注文は何にしますか?)」と聞かれたら、「Can I have a little hamburger all the way, please?(リトルハンバーガーのAll the wayトッピングで)」などと答えます。別なトッピングを増やしたい時は、All the Wayの後に付け加えてみてください。詳しいメニューはコチラから。

 

 

Five Guysミルクシェイク

ちなみに、ファイブガイズでは、ミルクシェイク(Milkshakes)の味付け(Mix-ins)も全て無料です。ストロベリー、チョコ、ピーナツバターなど12種類から選び放題です。

 

 

食べてみた!

実際に食べたハンバーガー

実際に食べてみたハンバーガーは、とてもジューシーで美味しく、リトルサイズでも食べ応え抜群でした。個人的には、トッピングの焼きマッシュルームがじゅわっと美味しくて気に入っています。ポテトは皮ごとカットしたサクサクの外側と、ほくほくの内側のバランスが美味しいです。それから、待ち時間のピーナツの食べすぎには注意です。

 

 

ドリンクのマシーン ソーダを入れる所

ちなみに飲み物は普通サイズ(Regular)を頼み、このドリンクバーマシンで飲み放題です。マシンの間にあるのは炭酸無しのお茶(砂糖有無2種類)。カップの普通サイズが日本のLサイズくらいあります。タッチパネルを操作して、好きな種類を選び放題。多くのハンバーガーショップでも同じシステムです。たいてい帰り際にもう1杯カップに入れて持ち帰ります。

 

まとめ

「Five Guys(ファイブガイズ)」は新鮮な食材にこだわった、多くの人に愛されるハンバーガーショップです。日本には未上陸ですが世界中に進出している有名店です。ぜひお店おすすめのトッピング「All the Way」で、出来立ての美味しいハンバーガーを試してみて下さい。

 

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フェンネル(Fennel)の特徴と食べ方 | アメリカで野菜を美味しく【写真付き】

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「フェンネル(Fennel)」とは、世界中で食べられている野菜で、ハーブとしても有名です。そんな日本ではあまり馴染みのないフェンネルの特徴や食べ方について紹介します。

 

 

 

フェンネル(Fennel)とは

フェンネルのイメージ

「フェンネル(Fennel)」とは、セリ科の多年草で、人参やセロリの仲間です。地中海地方が原産で、古代ギリシャや古代ローマでも栽培されていた記録が残るほど、古くから使われている植物です。日本には平安時代に伝わり、ウイキョウ(茴香)とも呼ばれます。

 

 

フェンネルの花 フェンネルの種

ヨーロッパでは薬草としても活躍していたフェンネル。ほんのり甘く爽やかな香りを持ち、その香りはアニスに似ていると言われます。(ちなみに、アニスとスターアニス(八角)は香りが似てるけれど別物です。)黄色い花が咲き、種もハーブとしてよく使われます。

 

 

フェンネルの葉 フェンネルの株元

細くふんわりとした葉があり、株元が玉ねぎのように膨らんでいます。根元から花や種まで、生でも加熱しても食べられる便利な食材です。またフェンネルは魚料理との相性が良いとも言われます。

 

 

実際に食べてみた

スーパーで売られているフェンネル

ここからは、フェンネルを実際に調理し、食べてみた様子を写真と共に紹介します。アメリカのスーパーでは、茎を途中で切って収穫した、このような状態で売られています。

 

 

フェンネル

このように、白い株元から、セロリのような茎と、ディルのような細い葉が出ています。今回は、それぞれの部位を色々と調理してみました。

 

 

フェンネルの茎 茎の断面

茎を近くで見てみると、セロリにそっくりです。断面もセロリのように筋が通っているのが分かります。ですが生で食べてみると、セロリほど筋感が無く、風味も弱いです(個人的には)。シャキシャキしていて食べやすい印象です。

 

 

フェンネルの葉と茎

葉を近くで見てみると、細くて柔らかい葉が集まっています。この葉は見た目がディルというハーブにそっくりですが、香りはディルほど強くありません(個人的には)。

 

 

フェンネルの断面

株元の部分の断面がこちら。玉ねぎのように何層にもなっていますが、繊維の感じはセロリに似ています。こちらもあまり香りは感じません。今回は、サラダ(生)、スープ(煮る)、パスタ(炒める)、オーブン焼き(焼く)の4種類で食べてみました。

 

 

 

フェンネルのサラダ

まずはシンプルにサラダから。薄くスライスしたフェンネルの株元をそのまま頂きます。(この日はレタスとミニトマトと一緒に。)生の食感はシャキっとしていて、香りのクセがほぼありません。ほんのり酸味があるかもしれません。セロリが苦手な人もフェンネルなら食べられると思います。

 

 

フェンネルのスープ

次はスープ。トマトとチキン系のスープの具として、他の食材と一緒に煮込みました。クセはなく、とろりとして美味しいです。茎の部分も煮込みましたが、見た目はほぼセロリ。茎は煮込んでも少し食感が残っていて、よいアクセントになりました。

 

 

フェンネルのパスタ

パスタは、オイルサーディン、にんにく、フェンネルと一緒に炒めました。少しフェンネルの食感が残るくらいにしました。玉ねぎほどの甘さは出ませんが、オイルサーディンとの相性が良かったです。

 

 

カットしたフェンネル オイルをかけたフェンネル

最後はオーブン焼き。フェンネルの株元を暑さ1cmくらいにスライスし、オリーブオイルと塩コショウをかけて、オーブンでこんがりするまで焼きます。何でもオーブンで焼いちゃうのは、アメリカのレシピあるある。

 

 

フェンネルのオーブン焼き

焼き上がりがこちら。見た目はかなり地味ですが、フェンネルの内側に水分が集まっていてとてもジューシーです。じゅわっと口の中で広がる優しい甘さがあります。焼いた玉ねぎが好きな方は、この焼きフェンネルも気に入ると思います。

 

 

まとめ

フェンネル(Fennel)は古くからハーブなどとして人々に活用されている食材です。隅々まで余すことなく食べられる便利な食材で、色々な調理方法があります。葉や種はハーブとして有名ですが、個人的に、株元の部分などはクセが少なくとても食べやすい野菜でした。1つの野菜で色々な楽しみ方ができるので、ぜひ食べてみて下さい。

 

 

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アメリカで「Jell-O」ジェローを使って簡単手作りゼリー【写真付き】

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アメリカでゼリーといえばジェロー(Jell-O)が定番。このジェローのゼリーミックスを使えば、誰でも簡単にお家でゼリーを作ることが出来ます。そんなアメリカらしいカラフルなゼリーミックスの使い方を紹介します。

 

 

 

 

「Jell-O(ジェロー)」とは?

jell-oのパッケージ

アメリカの「クラフトハインツ(Kraft Heinz)」が手掛けるゼリーのブランドが「Jell-O(ジェロー)」です。1897年から続く老舗ブランドで、アメリカでは「jello」といえばゼリー(jelly)を指すというほど人々に親しまれています。カップ入りゼリーはもちろん、家で簡単にゼリーが作れる粉末のミックスも有名です。

 

 

実際にジェローを作ってみた

スーパーに並んだジェロー

ここからは、実際にジェローのゼリーミックスを使って、ゼリーを作る様子を紹介します。アメリカのスーパーのお菓子作りコーナーでは、ご覧のようにカラフルなジェローのミックスがずらりと並びます。なんとそのフレーバーは20種類を超えるそうです。

 

 

ジェローのプリンミックス

ジェローには、カラフルなゼリーミックスの他に、プリン(Pudding)ミックスもあります。アメリカでいう「プリン(Pudding)」は、日本のようなぷるんとしたデザートではなく、硬めのカスタードクリームのような、濃厚でどろっとしたデザートを指すことが多いです。

 

 

苺味のジェロー

今回は王道の、ゼリーミックスの苺味(Strawberry flavor)を試してみました。こちらの商品、人工甘味料(artificial sweeteners)や、異性化糖(果糖ブドウ糖液糖, high fructose corn syrup; HFCS)は含みませんが、苺の風味は人工香料(artificial flavor)です。

 

 

ジェローの粉

中には、苺のように赤く着色されたゼラチンの粉が入っています。このゼラチンの粉からは、かき氷の苺シロップのような甘い香りが漂ってきます。

 

 

ジェローの作り方

ジェロー(Jell-O)の作り方はいたってシンプル。ゼラチンを溶かして冷蔵庫で冷やすだけです。パッケージの裏側に作り方の説明があります。

材料(約4人分)

1箱のゼラチン(3 oz, 85 g)に対して、

1カップのお湯(約235 ml)と1カップの水(約235 ml)

※日本では1カップ=200 mlですが、アメリカの1カップは約235ml

 

作り方

・お湯にゼラチンの粉を全て入れ、2分間かき混ぜて溶かす

・水と合わせて混ぜ、冷蔵庫で4時間ほど冷やし固める

水分の量が変われば、食感が柔らかめか固めか変化するだけなので、水分量に厳密にこだわる必要は無いと思います。子どもでも作れる簡単なゼリーです。写真は大きいサイズの箱(6 oz, 170g)の説明書きなので、分量が2倍で表示されています。

 

 

完成したジェロー

完成したゼリーがこちら。真っ赤なゼリーが出来上がりました。まさにかき氷の苺シロップのような甘さです。ただし苺らしい酸味もあるので、甘ったるくなく食べられます。

 

 

 

ジェローに入れてはいけない果物

ジェローの注意書き

ジェローのミックスのように、ゼラチンを使ってゼリーを作る場合、果物も一緒に入れる時には注意が必要です。このパッケージの注意書きにもある通り、一部の果物はゼラチンを固まらせない効果がありますパイナップル、キウイ、パパイヤ、イチジク、グァバ、マンゴー、生姜などには、ゼラチンを固めるためのコラーゲンを分解する酵素が含まれているため、一緒に入れるとゼリーが固まらなくなってしまいます。ちなみにこの酵素は、長時間加熱すると分解されるので、パイナップルの缶詰めはゼリーに使うことが出来ます。

 

 

ジェローを使ったアレンジ

ジェローのアレンジイメージ

ジェローのゼリーミックスは、ずばり果物風味の付いたゼラチンの粉なので、その風味やカラフルさを生かして、ゼリー以外のデザートや料理に活用することが出来ます。

 

 

ジェローのアレンジ材料

例えば細かくミンチした野菜や果物を、果物風味のゼリーと一緒に固めることで、簡単にちょっと豪華なフルーツサラダを作ることが出来ます。

 

 

ジェローのフルーツサラダ

セロリなど、ちょっとクセのある野菜も、他のフルーツやジェローの甘さと混ざって、気づかないくらいに食べやすくなります。今回はクランベリーを使ったフルーツサラダでした。クランベリーについては下の記事で紹介しています。

 

 

ジェロー以外にもあるゼリーミックス

ジェロー以外のゼリーミックス

アメリカでゼリーと言えばジェロー(Jell-O)と言われるほど、大定番ブランドのジェローですが、他にも簡単にゼリーを作れるミックスがあります。ジュースで有名な「Welch's」や、「Royal」「SONIC」など色々なブランドがゼリーミックスを出しています。ジェローより安価なものも多いです。

 

 

walmartブランドのゼリーミックス

また各スーパーからも、オリジナルブランドのゼリーミックスが出ているので、必要に応じて使い分けしてみて下さい。

 

 

まとめ

「ジェロー(Jell-O)」は、アメリカで長らく親しまれているゼリーのブランドです。カップ入りゼリーはもちろん、子どもでも簡単にゼリーが作れるゼリーミックスも有名です。アメリカらしいカラフルなゼリーは、子どもたちのイベントにも大活躍するので、気になる方は取り入れてみて下さい。

 

 

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アメリカで売ってる紙パック入り溶きたまご「エッグビーターズ(Egg Beaters)」とは?

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アメリカのたまご事情は日本と少し違います。日本では生で卵を食べますが、欧米では生で卵を食べる習慣はありません。さらにアメリカのスーパーで見かけるのが、紙パックに溶き卵や卵白が入った商品。そんな、飲み物のように売られている液体の卵について紹介します。

 

 

 

 

紙パック入り溶きたまご「Egg beaters」とは

egg beatersのパック

こちらが、アメリカのスーパーで簡単に手に入る、紙パック入り溶きたまご「Egg beaters(エッグビーターズ)」です。Bob Evans(ボブ・エヴァンス)という会社の商品で、普通の卵(殻付き卵)の代替品として売られています。このメーカー以外からもいくつか同様の商品が販売されていますが、この「Egg beaters」が有名です。

 

 

egg beaters成分表示

この商品、何で出来ているのかというと、99%は普通の卵の卵白です。卵黄は含まれていません。そこに人参のオレンジ色の色素などとして知られるβ-カロテン(beta-carotene)で溶き卵っぽい色に着色し、本来の卵黄に含まれるビタミンやミネラルが添加されています。

 

 

Egg beatersの栄養成分

公式の成分表(日本語訳)

こちらの成分表は、Egg beatersの公式サイトから拝借しました。Egg beatersの特徴は、殻付きの卵に比べて、カロリーは1/2以下で、コレステロールフリーということ。カロリーなどを気にする人に刺さる売り文句です。

 

 

卵9個分の表示

この1パック(454g)で、Lサイズの卵9個分に当たります。賞味期限は、殻付きの卵が最大60日間(アメリカの卵は加熱して食べる前提)に対し、Egg beatersは最大120日間と長くなります。ただし開封後は7日以内に使用する必要があります。

 

 

Egg beaters実際に食べてみた

egg beatersの様子

実際にEgg beaters(エッグビーターズ)を食べてみた様子について紹介します。ある日行ったスーパーは欲しい卵が売り切れ。鳥インフルエンザの影響で卵の価格高騰と品切れが相次いでいる時期です。他のスーパーに行く時間も無く、どうしても卵が必要な用事があったので、試しにこのEgg beatersを手に取りました。こんな事情でもない限り、個人的にはちょっと抵抗感のある商品でした。

 

 

グラスに入れたegg beaters

透明なグラスに注いでみた様子がこちら。一見オレンジジュースのようです。ただ透明感は無く、白濁したオレンジ色で、溶き卵の色味に近いです。液体にはほんのりとろみもあり、溶き卵感が再現されています。

 

 

フライパンに流し入れたegg beaters

まずは様子をチェックするために、加熱調理してみました。フライパンに入れてみても、かなり均質に混ぜられた溶き卵に見えます。

 

 

egg beatersでスクランブルエッグを作る

試しにスクランブルエッグにしてみました。仕上がりの見た目は、普通の殻付き卵で作った時と変わりません。固まっていく様子もほぼ同じ。これは成分の99%が卵白なので納得です。お味は、何も調味料を加えていない状態で、ほんのり塩を振った卵の味がしました。成分表には塩分(Sodium)が含まれているので、これも納得です。

 

 

 

他にもある液体のたまご

egg beatersなどの液体溶きたまご

これまで紹介してきた紙パック入り溶きたまご「Egg beaters(エッグビーターズ)」以外にも、容器に入った液体状のたまごのような商品を、いくつかスーパーで見つけることができるので、合わせて紹介します。

 

 

液体卵白「Egg White」

スーパーのegg white

様々なメーカーから、パック入りの卵白「Egg White(エッグホワイト)」が販売されています。Egg beatersと同じメーカーからも「Egg Beaters 100% Egg Whites」という商品が販売されており、中身は100%卵白です。見た目も半透明。お菓子作りなどで、卵黄と卵白を分ける作業の手間が省けます。

 

 

植物性のたまご代替品「JUST Egg」

JUST egg

こちらは植物をベースにした卵の代替品として売られている「JUST Egg(ジャストエッグ)」です。溶き卵のような黄色い見た目ですが、緑豆などから作られた植物ベースの商品です。卵や乳製品が含まれていないので、アレルギーを持っている人やビーガンの人も食べることが出来ます。詳しくは公式ページをご覧ください。

 

 

まとめ

「Egg beaters(エッグビーターズ)」とは、紙パックに入った溶き卵のような商品です。成分の99%は卵白で、卵黄は使われていませんが、通常の殻付き卵と同じように使うことができます。他にも植物性のたまご代替品など、アメリカでは日本で見慣れないたまごに関する商品を簡単に手に入れることが出来ます。興味のある人はぜひ使ってみて下さい。

 

 

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