今回は、アメリカ、ジョージア州で夏に人気のラニアー湖(Lake Lanier)に位置する、「シャディーグローブキャンプ場(Shady Grove Campground)」の魅力について、実際の写真と共に紹介します。アメリカキャンプレビューの一覧はこちらです。
Shady Grove Campgroundとは
ジョージア州の北部に位置する「シャディーグローブキャンプ場(Shady Grove Campground)」。カミング(Cumming)という町の、ラニアー湖(Lake Lanier)の湖畔にあります。このラニアー湖は、アトランタ市内から車で1時間という好立地のため、特に夏は多くの人で賑わいます。キャンプ場の詳しい情報や予約画面は、こちらの公式ページからご確認ください。
このラニアー湖は、森林と農地だった場所を、洪水対策および市街地への給水の為の貯水地として整備された湖です。つまりアトランタ周辺の水源として使われています。1996年のアトランタオリンピックのボート競技などにも使われたそうです。
まめ知識:ラニアー湖の名前は、アメリカの詩人・音楽家である「Sidney Lanier」が由来
シャディーグローブキャンプ場の特徴は、湖畔ビーチやボートランプ(ボートを湖に降ろす場所)など、湖遊びに特化した施設が揃っている所です。また、車で10分の範囲にスーパーも集まっているため、買い出しにも便利で、忘れ物をしても何とかなります。
キャンプ場の様子
ここからは実際の写真と共に、キャンプ場の設備について紹介していきます。
キャンプサイト
キャンプサイトはテント用(電気水道無し)と、RV用(電気水道あり)の2種類があります。写真はRV用サイト。場所にもよりますが、サイトは比較的広めで、隣のサイトとの距離もあり、プライベート空間を楽しめます。
RVとはレクリエーショナルビークル(Recreational Vehicle)の略。つまりRVは遊ぶための車、キャンピングカーなどを指します。写真のように、キャンピングトレーラーを牽引するスタイルもアメリカでは一般的です。このようにRVサイトは、長い車両が駐車できる形になっています。
アメリカのキャンプサイトあるあるとしては、テーブルとイス、BBQ台、焚火ゾーンが付いていること。(無い場合もあります。)キャンピングカーで来ても、外を満喫できるようになっています。
RV用サイトには、電源と水道が付いています。キャンピングカーなどで来た場合、車とこれらを接続します。ここの電源は、3つ足1個、普通のコンセントが2個ありました。我が家はテント泊なので、延長コードなどを活用しています。
また、駐車スペースと、宿泊・団らんスペースに、高低差がある場合があります。このように階段が付いている場所もあり、テント泊をする場合は、少し荷物運びが大変です。そして、水道&電源と、テントを張りたい位置が離れている場合もあるので、RV用サイトでテント泊をする場合、長めの延長コードを持ってくると、テントの中でも電気が使えます。
トイレ・シャワー施設
こちらが、トイレとシャワーのある建物です。キャンプ場内に点在していて、遠くまで歩く必要はないです。
ここには、コイン式の洗濯機と乾燥機があります。またこの洗濯場には手洗いできる水道も付いていて、湖などで遊んだ服を洗ったりするのに活用できます。
トイレとシャワールームの様子はこちら。シャワールームは脱衣室あり、棚あり、フックあり。カーテンではなく鍵のかかる扉タイプ(キャンプ場のシャワーとしては良い方。)清掃もされていて、お湯もちゃんと出ました。
チェックインとチェックアウト
チェックインは、入口ゲートでスタッフさんに予約したサイトの番号を伝えるだけです。そして車に置いておくチェックインカードをもらいます。また、ゲートを開けるときの暗証番号も教えてもらえるので、途中スーパーなどに行っても自由に出入りすることが出来ます。チェックイン時間に間に合わない場合、メールや電話で暗証番号の通知が来るので、遅れてしまっても入場可能です。チェックアウトは、帰る時に赤いポストにチェックインカードを返却するだけ。
おすすめポイントと景色
ここからは、このキャンプ場のおすすめポイントとその景色を、写真と共に紹介します。まずは、偶然見つけた美しい虹をおすそ分け。
湖畔ビーチで遊べる
キャンプ場内には、ラニアー湖に面するビーチがあります。キャンプサイトから歩いて行ける距離なので、気軽に水遊びが楽しめます。岸から釣りを楽しむ人もいます。
比較的すぐに水深が深くなるビーチです。遊泳可能な範囲にはブイとロープで印が付けられており、それより奥はボートなどの通行が許可されています。またカヌーのレンタルもあります。
ボート遊びができる
このキャンプ場の特徴として、ボートランプ(ボートを湖へ降ろしたり上げたりする場所)が設置されています。夏のラニアー湖には、ボート遊びをする人がたくさん集まってきます。
湖の中には小さな島も点在していて、その間をたくさんのボートが行き交います。ボートを使ってチュービングなどのアクティビティをしたり、釣り、ボートの上で日光浴など、楽しみ方は色々。夕暮れの景色が素敵でした。
季節の違いも楽しめる
日本のように四季のあるジョージア州。夏は新緑、秋には美しい紅葉のように、キャンプ場内の景色も季節によって移り替わります。紅葉の季節は、夏とは違って静かで落ち着いた雰囲気を楽しむことが出来ます。
また、アメリカの独立記念日である7月4日には、ラニアー湖周辺の複数地域で花火が上がるため、キャンプ場から複数の花火と、それが水面に反射する特別な景色を楽しむことが出来ます。
動物もいっぱい
キャンプ場といえば、自然の生き物たちに多く会える場でもあります。特にこのキャンプ場は鹿が多いです。人にも慣れていて、キャンプサイトの周辺を歩き回っています。
キャンプ場内には、子ども用の公園、バレーボールエリアなどがありますが、この日はどこもかしこも鹿だらけでした。もちろん、リスやアライグマなど、他の動物もいます。
まとめ
「シャディーグローブキャンプ場(Shady Grove Campground)」は、ジョージア州で人気のラニアー湖に面した、水遊びを楽しめるキャンプ場でした。特に夏は多くの人でにぎわいますが、秋には穏やかなキャンプが楽しめるなど、一年中使えるキャンプ場です。
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