アメリカで車両登録更新の方法(ナンバープレート更新)| ジョージア州の場合

 

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アメリカと日本の車検制度は異なります。いわゆる車検の無いアメリカですが、車の登録更新(ナンバープレート、ライセンスプレートの更新)が必要です。そのルールは州ごとに異なります。今回は車両登録更新の流れについてジョージア州の場合で解説します。

 

 

車両(ナンバープレート)の登録とは

ナンバープレート

アメリカでは、日本のような車検制度はありませんが、車両の登録の更新が必要です。ナンバープレート(ライセンスプレート)は州ごとに発行されるので、州によって手続き方法や検査内容が異なります。今回はジョージア州の場合で説明します。ジョージア州は毎年車両登録の更新が必要です。写真のナンバープレートはジョージア州デザインの一例です。名産品の桃のデザインになっています。

 

 

ナンバープレート隅っこ   登録シール

車の購入時など、車両の登録料を支払うと、ナンバープレートと共に、有効期限の記載されたシールが送られてきます。これをナンバープレートに貼ることで、「この車両はちゃんと登録されているよ」と示すことができます。そして、更新の度に新しいステッカーが届くので、上に重ねて貼っていきます。ちなみにこの有効期限が1日でも切れていると、警察に呼び止められます。(実際に知人が1日オーバーで呼び止められました。)ジョージア州のナンバープレートの場合、右下隅に貼る場所があります。(写真左:貼る前 | 写真右:貼った後)

 

 

 手続きの方法(ジョージア州)

手紙の封筒

ジョージア州の場合、一年に一度手続きが必要です。忘れてしまう心配がありますが、通常は期限が切れる1ヵ月前までに、更新のお知らせの手紙が届きます。写真のように「VEHICLE REGISTRATION RENEWAL NOTICE」と記載されています。(州ごとに表現が異なる可能性があります。)またメールで更新通知が来るように、ネット上で登録することも可能です。

 

 

サイトの画面

手紙を受け取ったら、オンラインで更新手続きが可能です。更新通知の手紙の中に、サイトURLとQRコードが載っています。またタグオフィスや郵送などでも手続きができます。オンラインで手続きした場合、後日自宅に登録ステッカーが郵送されます。こちらは実際の更新手続きの画面です。

 

入力情報(ジョージア州の場合)

① ナンバープレートの番号 or 車のVINナンバー

② 免許証番号 or レター番号(更新通知の手紙に記載された番号)

ジョージア州の場合、上記内容を入力すると、登録料の支払い画面へ進みます。登録料は$20、更新通知の手紙代$1と合わせて$21をクレジットカードで支払い出来ます。(ジョージア州の場合こちらの公式サイトから可能。)他州の場合「Renew Vehicle Registration 州の名前」などで検索すれば、登録サイトがヒットするでしょう。

 

 

 

排ガス検査の結果が必要

排ガス検査案内の紙

ジョージア州の場合、は「排ガス検査(Emissions Inspection)」の検査結果を提出する必要があります。排ガス検査の料金はおよそ$15~$20。検査場の人が検査結果を登録してくれるので、本人としては近所の検査場に行くだけでOKです。排ガス検査の受け方については下記リンクからどうぞ。また州によっては、検査が不要な場合、排ガス以外にも検査が必要な場合と、色々なパターンがあるので、ご自身の州の規則を確認してください。

 

 

ナンバープレートのデザインも変更できる

水族館のプレート

動物園のプレート

ナンバープレートは、デフォルト以外にも様々なデザインがあります。大学名の入ったものや、地元の名所が入ったものなど、その種類は州ごとに異なります。ジョージア州はデザインの種類がとても豊富です。(ジョージア州のナンバープレート一覧はこちらの公式サイトからどうぞ。)デザインの変更はいつでも可能ですが、別途料金が必要です。この登録料は多くの場合、各デザインを提供する団体への寄付金となります。

 

 

スーパーにあるマシンで簡単更新!

Georgia MV Express Tag Kiosk

またオンライン以外でも簡単に車両登録更新する方法があります。Kroger や Publix などのスーパーに置いてある、ATMのようなマシン(Georgia MV Express Tag Kiosk)で更新手続きをすることが可能です。その方法は2種類。①更新通知に載っているバーコードをスキャンする ②ナンバープレート番号&VINナンバーの下4ケタを入力する。そしてクレジットカード(もしくはデビットカード)で支払いすれば、その場で登録ステッカーが発行されます。更新日まで時間が無い人にはとても便利です。このマシンがある場所はこちらの公式サイトで確認できます。

 

 

まとめ

アメリカでは、車の登録更新をする必要があります。お知らせの手紙は来ますが、手違いで届かないことも考えられるので、注意が必要です。また排ガス検査はどこでも簡単に受けられるので、ご近所で探してみて下さい。

 

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