アメリカのアラバマ州(AL)にある世界最大級のバイク博物館「The Barber Vintage Motorsports Museum」は、ギネス記録になるほどの膨大な展示が魅力です。その様子について紹介します。
The Barber Vintage Motorsports Museumとは
「The Barber Vintage Motorsports Museum」は、アラバマ州のBirminghamにある、世界最大級のバイク博物館です。ジョージ・バーバーさん(George Barber)のバイクコレクションへの情熱が、これほどの施設を生み出しました。
建物の1階から5階まで、すべてがコレクションの乗り物で埋め尽くされています。その数1600台以上。世界中のバイクが勢ぞろいしています。
博物館にはサーキット場も併設されており、定期的に様々なレースやイベントも開催されています。博物館の詳細については公式ホームページをご覧ください。
博物館の展示を紹介
この世界最大級のバイクの展示の様子を、写真14枚で一部ご紹介します。
まず博物館に入って驚くのが、らせん状に繋がった各フロアと、そこにぎっしり詰まったバイクの数々です。中央のエレベーターはガラス張りで、中からの眺めも圧巻です。
世界20か国から集められた200のメーカーのバイクたちが、惜しげもなく展示されています。
また100年以上前の乗り物もたくさん展示されています。こちらは木製。
こちらはアメリカの最古ブランド「Indian」の初期バイク。自転車の延長であることが感じられます。
こちらはアメリカ産「Pierce」。初の4気筒エンジン搭載バイクです。100年以上前のものですが美しい。
様々なタイプのバイクが展示されています。こちらの「Neracar」もアメリカ産の約100年前のデザインです。足を前に向かって伸ばすタイプ。
こちらはイギリスの「Triumph」。各年代やメーカーによるのデザインやカラーリングの違いを見るのも楽しいです。
こちらはアメリカ陸軍で使用されていたバイク。カラーリングもマットなカーキ色です。
こちらはドラッグレース用のバイク。直線をいかに短時間で走り抜けるかのレースです。スピードを求めた進化を感じます。
こちらはドラッグレース用の4輪車。バイク以外にもクラシックカーなど4輪車の展示もありました。
さらにはミニカーなどおもちゃ系も充実しています。コレクションに抜け目がありません。
そしてこの博物館の醍醐味の一つは、たくさんのコレクションを使い実際のレースのような躍動感を演出した展示です。
こちらはオフロードレース風の展示で、奥では実際にバイクが宙を舞っています。そんなワイルドさも魅力の一つです。
とにかく広い建物いっぱいに、乗り物が展示されています。もちろん日本メーカーのバイクも初期のものから最新モデルまで展示されていました。
まとめ
「The Barber Vintage Motorsports Museum」は、ギネス記録を持つほど膨大な数の展示を楽しめるバイク博物館でした。バイクに詳しくない私でも見惚れるほどの迫力で、その進化の歴史も感じながら楽しめる施設ですので、機会のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
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