アメリカの電子レンジの使い方を、我が家のレンジの写真と共に詳しく紹介します。我が家のレンジは機能少なめなので、超基本の使い方解説になります。
電子レンジ(microwave)基本の使い方
(Photo by Naomi Hébert on Unsplash)
アメリカのキッチンでは、この写真のように電子レンジ(microwave)がキッチンと一体型になっていることが多いです。アパートや借家でもあらかじめ付いていることが多いです。
基本の使い方は、日本と同様にいたってシンプル。
- 中に温めたいものを入れ
- 時間を設定し
- スタートボタンで温め開始
時間設定ボタンの数字1~6は押すだけですぐに温めが開始される「Express Cook」機能が付いています。(つまり1分温めたければ、「1」の数字を押すだけでOK)
こちらが実際の操作パネルの様子。1分未満で温めをしたい場合は、右下に30秒ボタンがあるので使えます。
アメリカの電子レンジの出力
日本とアメリカでは電子レンジの出力が異なります。日本の電子レンジでは500W~600Wをよく見かけますが、アメリカでは1000W前後が主流です。我が家は950Wでした。出力の確認方法として、我が家の場合、電子レンジの扉を開けた左上縁のシールに、出力が記載されていました。機種によっては、出力を調整できる場合があります。
出力のレベルを変更する方法
この電子レンジは出力を10段階で変更することができます。
出力変更の手順
- 「Cook Time」ボタンを押す(参考:左写真)
- 調理したい時間の数字を押す(参考:右写真)
- 「Power Level」ボタンを押す(参考:右写真)
- 出力したいレベルの数字を押す(参考:右写真)
- 「Start」ボタンを押す
出力のレベルは、このように「PL 10」などと表示されます。PLはパワーレベルの略です。最大がPL 10(100%)の出力で、PL 5なら半分(50%)の出力となります。(正直変更して使うことは個人的にほぼありません。)
便利な機能を紹介
シンプルな温め機能の他にも、便利な機能がたくさんあります。便利な機能やボタンの説明は、扉を開けた縁の下部シールに記載されています。
「Defrost」解凍
解凍は「Defrost」ボタンを使います。我が家の使い方の場合ポイントは2つ。
1.「Defrost」1度押しで重さ設定モード(単位はポンド [lb] )
→例:1ポンドの肉の場合、「1.0」と入力
2.「Defrost」2度押しで時間設定モード
→例:1分30秒温めたい場合、「1:30」と入力
上位モデルでは、解凍する食品によって決まったコードを入力するだけで良い場合もあります。
「Reheat」あたため直し
あたため直しに使えるのが「Reheat」ボタンです。我が家の場合ピザやパスタなど6種類のモードが選べます。
「Reheat」6種類の詳細は、扉を開けた説明書きの所に記載されています。
使い方は、
- 「Reheat」ボタンを押す
- 使いたいコードの数字を押す(例:ピザなら「1」を押す)
- スタートボタンで温め開始
ポップコーン用ボタン
他にもいくつかの専用ボタンがあります。「飲み物(Beverage)」は日本でも見かけますが、「ポップコーン(popcorn)」や「ポテト(potato)」ボタンはアメリカ感があります。各ボタンを押すだけで調理開始の便利ボタン。説明書きは扉を開けた所にあります。
チャイルドロック機能
停止ボタン(Cancel/Off)を3秒長押しすることで、チャイルドロックをかけることもできます。再度長押しすれば解除できます。
その他の機能
温めに関すること以外のボタンもあります。
- 「Turntable」温め中の回転の ON/OFF を切り替えられる
- 「Surface Light」電子レンジを下部照明で、コンロを照らす
- 「Vent Fan」電子レンジ下部の換気扇が回ります
このように、コンロの上に設置されている電子レンジには、コンロと連動した「照明」や「換気扇」のボタンが付いています。 ちなみに換気扇は屋外換気ではなく、屋内換気なので、気休め程度です。
また、庫内に温め終わった食品が入っている場合、1分間に1度くらい「ピッ!」という音が鳴り、取り出し忘れをお知らせしてくれます。
ターンテーブルは耐熱ガラス製です。簡単に取り外して洗うことができます。
参考(説明書リンク)
更に詳しい説明は、説明書に記載されています。我が家と同じ電子レンジの方は、コチラから説明書を確認することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アメリカの電子レンジは、日本よりも出力が強く、様々な便利機能が付いています。「ポップコーン」ボタンなど、日本では見られない機能もあるので、ぜひ使い分けしてみて下さい。機種により違いがあるので、まずは扉を開けた部分に記載されている説明書きをチェックしてみて下さい。
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