アメリカにて「モデルナ」の新型コロナワクチンを接種しました。その副反応(副作用)の様子などについて紹介します。個人の体験の一例として参考にしていただければ幸いです。
モデルナのワクチンとは
モデルナのワクチンとは、アメリカの製薬会社Modernaのワクチンです。アメリカでは2020年12月以降に接種が始まり、日本でも厚生労働省が2021年5月21日に承認しました。
ワクチンの特徴
モデルナのワクチンは「mRNAワクチン」と呼ばれる、遺伝物質のメッセンジャーRNAを投与する仕組みで、ファイザー製ワクチンと同様です。筋肉注射であり、1回目の接種後、28日間空けてから2回目の接種が必要です。ちなみに、ファイザー製ワクチンは1回目接種の後、21日間空けてから2回目の接種が必要です。
ワクチン接種の体験レポート
ここからは実際に1回目2回目の接種後の様子について紹介します。参考に筆者まめみそはアラサー女性です。知人(20代~40代男女)の副反応の様子もいくつか紹介します。
1回目接種(1st shot)後の反応
1回目の接種。接種時の痛みはインフルエンザの予防接種と同等かそれ以下でした。その後の時間経過の様子はこちら。
- 接種直後は全く異常なし
- 8時間後くらいに、接種箇所(左肩)が少し筋肉痛のような症状
- 筋肉痛は約1日ほど続き、消えていきました
モデルナワクチンを打った知人で、1回目接種後に筋肉痛以外の副反応が出た方はほぼいませんでした。ある40代男性は若干の倦怠感を感じたそうです。
2回目接種(2nd shot)後の反応
1回目接種の28日後、2回目接種を受けました。接種時の痛みは1回目と同様。その後の時間経過の様子はこちら。
- 接種直後は全く異常なし。
- 4時間後くらいに、腕をあげると接種箇所(左肩)が少し筋肉痛の症状。
- 8時間後くらいに、倦怠感を感じ始める
- 9時間後くらいに、熱があると感じ、測定すると37.6度(ピーク)
- 市販の解熱鎮痛剤を服用し、就寝
- 24時間後(翌朝)くらいには、ほぼ平熱
- 若干の倦怠感が残っていたため、再度市販薬を服用
- その後、倦怠感や熱は再発せず
- 接種箇所(左肩)の筋肉痛は、接種から48時間ほど続いて消滅
簡単にまとめると、朝にワクチン接種、夜に微熱が出るも、市販薬を飲んだら翌朝には回復。念のため、再度市販薬を服用したおかげか、その後症状は無し、という流れでした。 筋肉痛のピークは発熱している時で、その後徐々に痛みが軽くなり、接種の翌々日には気にならない程度になりました。
今回のまとめは、あくまで私個人の場合です。知人(20代30代男性)は倦怠感のみで終了、知人(30代40代女性)は2日間発熱が続いたなど、副反応の症状は個人差があります。
副反応を抑える市販薬
頭痛や発熱などの副反応が出た場合、市販の解熱鎮痛剤を服用して良いと看護師さんから指示をもらいました。アメリカのドラッグストアで簡単に手に入る市販薬には、Acetaminophen(アセトアミノフェン)系の「TYLENOL」(日本にもある)や、Ibprofen(イブプロフェン)系 の「Advil」(日本ならEVE等)などがあります。他の成分の市販薬も使用可能とCDC(アメリカ疾病予防管理センター)からは発表されています。参考ページリンクはコチラ。
ワクチン接種証明書
アメリカの場合、ワクチン接種時には「ワクチン接種記録カード」が渡されます。これが接種した証明でもあり、このカードを提示すれば Krispy Kreme Doughnut で無料でドーナツがもらえるなど、特別オファーを実施しているお店もあります。(Krispy Kremeのプロモーションページはコチラ。)
まとめ
日々変化する新型コロナウイルスの状況と対応ですが、その中でも「モデルナ」ワクチンを接種した様子について細かく紹介しました。私の場合、比較的軽い副反応で済み、市販薬のおかげで辛い状況はほぼありませんでした。ただし副反応には個人差があるので、一例として参考にして頂ければと思います。
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