アメリカではウェディングドレスはレンタルするより購入することが一般的。そんなアメリカでのドレスの探し方、購入の仕方を、実体験と共に紹介します。
ドレスはレンタルより購入が一般的
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日本ではウェディングドレスのレンタルが一般的ですが、アメリカでは購入することが多く、店舗でもレンタルドレスより購入用ドレスが大多数を占めています。また、体格の違いから、日本人に合ったサイズのドレスは数が限られている場合も多いです。そのため、数少ないレンタルドレスから数少ない体に合ったドレスを探すより、ドレスを購入する方が現実的な場合が多いです。
購入方法とメリット&デメリット
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ドレスの購入方法としては、お店で購入、もしくはネット販売のドレスを購入という方法が考えられます。どちらも実践してみた筆者の感じる、それぞれの○メリット△デメリットをまとめました。
お店で購入
○ お店で試着ができる
○ 店員さんにおすすめを聞ける
○ お直し(Alteration)もセットでやってくれる場合がある
つまり、自分でお直ししてくれるお店を探さなくてよい
△ 試着するのに予約が必要
(予約無しで良いお店、試着だけでも料金が発生するお店など様々)
△ お気に入りが見つかるまで、店舗めぐり&複数回来店など時間がかかる
ネット購入
○ 家でのんびりデザインを選ぶことができる
○ 届いてから家でゆっくり試着できる
○ 簡単に返品できる(手数料がかかる場合もある)
○ 安いアイテムが見つけやすい
△ ネットの写真と実物のギャップがある場合あり
△ お直し(Alteration)は自分で探す必要あり
ネット購入で自分のドレスサイズが分からない場合、まずは近くの店舗で試着をしてみて、サイズ感を確認しておくと参考になります。ただしデザインによって、同じサイズでもフィット感が異なる場合が多いです。
購入するタイミング
ドレスの準備は早めに始めることをおすすめします。購入するドレスの種類にもよりますが、長ければデザイン決定からドレスの仕上がりまで4か月~7か月、さらにそこからお直し(Alteration)に2~3か月、合計半年~10か月かかる可能性もあります。もちろん店舗在庫を即購入、お直し無し(もしくは極簡単)となれば、最速約2週間で用意することも可能ですが、納得の1着を購入するためには、早めに行動することをおすすめします。
ドレスのサイズ選び
ドレスサイズはデザインやブランドによって、同サイズでもかなりばらつきがあります。日本人の場合、アメリカのSサイズ「2」「4」にあたる方が多いと思われます。小柄や細身の場合サイズ「0」の可能性も。アメリカでは大柄な体格の方用に「Plus Size」ドレスも数多く展開されています。ただし、逆に小さいサイズのドレスは少なく、お店の在庫も少ない可能性が高いです。気になるデザインのドレスを見つけた場合、サイズ展開も確認しましょう。
小物はパーティーグッズショップでも手に入る
パーティー文化のアメリカには、パーティーグッズを扱うお店も多いです。その中には結婚式や婚前パーティーで使えるグッズの専用コーナーがあります。(例:Party City, Hobby Lobby, Michaelsなど。)パーティーの飾り付けに使えるアイテムはもちろん、超安価なアクセサリーやヴェールなどの小物も置いてあるので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
ドレスショップの紹介
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ドレスを購入できるショップについて、何店舗か紹介していきます。こちらで紹介する店舗はほんの一例であり、他にも多数のショップが存在します。
DAVID'S BRIDAL
「DAVID'S BRIDAL」は、ウェディングに関するアイテムはもちろん、ブライズメイドやプロム用のドレスも取り扱う大手ブライダルショップです。アメリカ、カナダ、イギリスに店舗があります。幅広いデザインと値段のアイテムが揃っていますオンラインでドレス写真を確認、購入もできます。また実店舗の数も多く、ネットで近くの店舗の試着の予約ができます。またZoomでのバーチャル打合せも予約できます。
BHLDN
「BHLDN」は、アメリカの衣料品ショップAnthropologie(アンソロポロジー)が手掛けるドレスショップです。ワシントンD.C. 他14の州に実店舗があり、オンラインでも購入可。フェミニンなデザインのドレスも多いです。こちらもホームページでドレスの写真をチェックしたり試着の予約をすることが出来ます。購入方法は、店舗でドレスを試着後、後日ドレスが自宅に配送されます。お直し(Alteration)は自分で手配する必要がありますが、おすすめの場所を紹介してもらえました。また30日以内であれば、無料返品が可能です。
WINNIE COUTURE Bridal Atelier
「WINNIE COUTURE Bridal Atelier」は、デザイナーWinnieの手掛けるドレスショップです。彼女のドレスはハリウッド映画などでも利用され、エレガントなデザインのドレスが多いです。お値段は$2000以上から。実店舗は全米に10店舗あります。このように専属デザイナーを抱えたショップも数多く存在します。
JJ's HOUSE
「JJ's HOUSE」は、世界的な大手オンラインのウェディングショップです。ドレスから小物まで多数のアイテムを取り揃えています。詳しい写真も載っていますが、実物の質感や色味は、実際に手に取ってみるとイメージどギャップがある場合があります。安いアイテムも多いので、ニーズに合わせてうまく活用すると良さそうです。また多くのアイテムは返品可能ですが、送料自己負担の場合もあるので要確認です。
ローカルショップを探してみる(アトランタ市)
大手ショップ以外にも、地元独自のローカルショップが見つかる場合もあります。ぜひGoogle Mapで「wedding dresses」や「wedding gowns」 と入力して調べてみて下さい。今回は筆者居住地のジョージア州(GA)アトランタ市で見つけたローカルショップを紹介します。
Anya Bridal Warehouse
「Anya Bridal Warehouse」はアトランタ市のブライダルショップです。Warehouse(倉庫)というだけあって、取り扱いドレスは1500着以上。小さいサイズから大きなサイズまで、値段もピンキリで揃っています。オンライン予約が必須ですが、知らずに訪ねてしまった時でも急きょ対応してもらいました。
LA RAINE'S BRIDAL
「LA RAINE'S BRIDAL」は1996年から続くアットホームなブティックで、10のデザイナーズブランドのドレスを取り扱っています。ドレスの予算はおよそ$1800~$3500。オンラインで試着の予約ができます。
使用後のクリーニング
ウェディングドレス使用後は、汚れが目立たないとしても、時間経過と共に汗染みなどが黄色く浮き出る可能性があるため、クリーニングをしてから保管します。Google Mapで「wedding dress cleaning」などで検索すれば、近所の店舗がヒットします。料金の目安は、極シンプルなドレスで$150~。レースやビジューなどの装飾が多いほど金額が増加します。
まとめ
アメリカではウェディングドレスを購入することが一般的です。日本のレンタルドレスよりも安く購入できる場合も多いですが、後日のメンテナンス代なども含めると同等になる可能性も。また体格差から、自分の体に合ったドレス探しに時間がかかる可能性もあるので早めの準備がおすすめです。日本では出会えないデザインのドレスに巡り会える可能性も高いので、ぜひドレス探しを楽しんでみて下さい。