アメリカではクッキー生地を生のまま食べることも一般的です。そんな、市販されている生のまま食べられるクッキー生地の様子について紹介します。
生で食べられるクッキー生地(Cookie Dough)
アメリカには生のまま食べられるクッキー生地(クッキードウ、Cookie Dough)があります。アイスクリームのフレーバーなどでも「クッキー生地味」は定番です。また、生で食べられるクッキー生地のレシピ(Edible Cookie Dough Recipe)もネット上でたくさん公開されています。今回は手作りお菓子材料メーカーとして有名なPillsburyのCookie Doughを試してみました。
なぜ生でも食べられるのか
こちら冷蔵で販売されている、Pillsbury Cookie Doughは生でも食べることができます。パッケージにも「SAFE to Eat Raw」の表示が。生の小麦粉は食べるとお腹を壊してしまうイメージがありますが、なぜこの生地は生食可なのでしょうか。
- Heat Treated Flower(加熱殺菌された小麦粉)
- Pasteurized Eggs(低温殺菌された生食用卵)
- Ready To Eat Maufacturing(生食用に工程や材料を改良)
生食用に殺菌された小麦粉や卵を使っているのが主な理由です。
この商品は生のままでも焼いても食べられます。同様に生でも食べられるブラウニー生地(Brownie Dough)という商品もあります。ただし生食用の表示が無い商品を生のまま食べてはいけません。また同メーカーでも「Pillsbury Poppins」という商品は、生のまま食べることだけを目的として作られており、焼くことができません。
生のクッキー生地のお味
クッキー生地をパッケージから出した様子はこちら。チョコチップたっぷりの柔らかい生地です。お味は、予想以上に美味しい。小麦粉感は少なく、バターと砂糖たっぷりで、すこしザラリとした舌触りです。ほのかな塩味もあり、甘くとも食べやすい仕上がりになっています。
焼いて食べてみた
この商品は焼いて食べることもできます。説明書きの通り、スプーンで生地を天板に乗せ、350℉(約177℃)で12分~15分焼きます。
焼き上がりがこちら。近くに並べすぎてくっついてしまいました。バターが多いからか、よく広がりました。冷ましたらあっという間に完成です。
簡単にチョコチップクッキーが焼けました。食感がザクザクではなく、サクサクとした軽めのクッキーに仕上がりました。お味は生の生地同様、甘くともほのかに塩味も感じられるものでした。
まとめ
アメリカでは生のクッキー生地を食べることがあります。市販されているものは生食用の表示があれば、焼かずに楽しむことができます。生食専用、もしくは生では食べられない商品もあるので、お試しの際には注意してみて下さい。
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