「ジョージア州の小さなグランドキャニオン」こと、Providence Canyon State Parkは、森の中に突然現れる不思議な峡谷を体験できる観光スポットです。その魅力について写真と共に紹介していきます。
プロビデンス・キャニオンとは
プロビデンス・キャニオン州立公園(Providence Canyon State Park)は、ジョージア州西部、アラバマ州との境目付近に位置します。ジョージア州のリトル・グランドキャニオン(Georgia's "Little Grand Canyon")とも呼ばれ、深くて大きな峡谷があります。
アトランタ市から車で約2時間強。駐車料金が1日5ドルです。峡谷を上や下から眺められるトレイルコースや、より本格的に峡谷を抜けながら一晩キャンプもできる登山コースがあります。またビジターセンターではお土産なども販売しています。詳しくは公式ホームページをご覧ください。また、州立公園のお得な年パスなどについては下記で紹介しています。
トレイルコースの紹介
こちらはコースマップの一部です。一日観光をする場合、この範囲で十分楽しむことが出来ます。まずは峡谷の上部をぐるりと囲むコース(白点線)。峡谷を上から見下ろし、その眺めを堪能できます。そして①~⑨は峡谷の底を進むコース(黒点線)。特に④➄は道幅が広く、子ども連れ、ペット連れの家族でも峡谷の壁を間近で見上げることが出来ます。
見どころ&アドバイス
ここからは、実際の写真と共に、見どころや歩き回る際のワンポイントアドバイスを紹介していきたいと思います。
峡谷上部の周回コースからの眺めがこちら。森に突然峡谷が現れた様子が分かります。プロビデンス・キャニオンは、1800年代の貧弱な農業習慣により、後に引き起こされた侵食で形成されました。
植物も多く、7,8月には「プラムリーフツツジ」という珍しいツツジ(シャクナゲ)が色とりどりに咲くそうです。
トレイルコースは赤土です。濡れている場合滑りやすくなります。歩き回る際には赤土で汚れても良い靴をおすすめします。
下から峡谷を見上げるコースでは、このように反り立つ地層を間近で見ることができます。
またコースの一部では、地下水が地表に染み出し、写真のような薄い水の層に地面が覆われている場所があります。今回は木が倒れている場所もありました。濡れてもよい靴、動きやすい恰好で訪れることをおすすめします。
峡谷の色や形も様々。洞窟のように穴の開いた場所や、侵食によって生まれた不思議な形を楽しむことが出来ます。
場所によっては自然のまま、柵など設置されていない所もあるので、斜面を移動する際には注意しながら楽しみましょう。
こちらはコース1,2とコース3の分岐点。途中道案内の看板もありますが、このようにちょっとした冒険気分が味わえるスポットもあります。
まとめ
ジョージア州の小さなグランドキャニオンこと「プロビデンス・キャニオン」は、森の中に突如現れる、峡谷を間近で体験できる州立公園です。子連れやペット連れでも楽しめるトレイルコースがあるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
*合わせて読みたいジョージア州の観光スポット*
ブログランキングに参加してます。
小さなグランドキャニオンが気になった方、ポチポチしてもらえると嬉しいです!