ワシントンDC観光まとめ | ド定番スポットの巡り方【アメリカ旅行レポ】写真あり

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ワシントンD.C.と言えばアメリカの首都。政治の街かと思えば、スミソニアン博物館をはじめ、見どころがギュッと凝縮されている観光にうってつけの街です。その押さえておきたい観光スポットをまとめました。

 

 

 

ワシントンD.C.とは

 

ワシントンD.C.(Washington District of Columbia)、コロンビア特別区はアメリカ合衆国の首都。面積は狭いですが、政治の中心地であり、歴史や化学やアートなど、楽しめるスポットが数多く集まった「これぞアメリカ」を体感できる場所です。

 

定番観光スポット

ユニオン広場

何から見ていいか迷ってしまうほど、見どころが集まっているワシントン。その中でもここだけは押さえておきたいド定番スポットをまとめました。その多くが無料で楽しめるというのも、ワシントンの魅力です。

 

 

巡る方法と所要時間

フードカーと国会議事堂

まず各観光スポットの巡り方ですが、これから紹介するド定番スポットは、歩いて回れる範囲に集まっています。ただし博物館など一つ一つが大きいため、足が疲れる可能性は大。町中にはレンタルサイクルレンタルキックボードなどのサービスがたくさんあります。フードトラックなどもたくさん出ているので、芝生の広場でちょっとした休憩もできます。

 

 

春のワシントン

また観光にかかる時間ですが、博物館などをどれくらいじっくり見て回るかで大きく前後します。ド定番スポットをさっと巡るだけであれば、2日あれば足りるでしょう。また各スポットの営業時間はバラバラなので、見落としが出ないように事前にチェックすることをおすすめします。

 

 

国会議事堂

国会議事堂

アメリカの国会議事堂「United States Capitol」は、誰しもニュースや映画で一度は目にしたことがある建物。一緒に写真を撮影するだけでもアメリカ旅行の思い出になるでしょう。ツアーに参加すれば豪華絢爛な内装などを見学することができます。現在コロナウイルスの影響でツアーは休止中ですが、バーチャルツアーなどがあるので、詳細は公式ホームページをご確認ください。

 

 

ホワイトハウス

ホワイトハウス

ホワイトハウス「The White House」は、言わずもがな現職の大統領が住む建物です。名前の通り外観は真っ白。実はホワイトハウスにも見学ツアーは存在しますが、連邦議員を通じて申し込まなければならないなど、難易度は高め。代わりに、近くの入場無料のビジターセンターにて内部の様子をバーチャル体験できるなど、ホワイトハウスについて詳しく知ることができます。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

 

 

ワシントン記念塔

ワシントン記念塔

ワシントン記念塔「Washington Monument」は、ナショナルモールの中心にそびえ立つ高さ169メートルの塔。アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンの功績を称えて建てられました。塔の下部で石の色が変っているのは、南北戦争や資金不足で一時建設が中断していた名残です。2019年にエレベーターの改修を終え再オープンし、上部の展望台からはワシントンの町を一望することが出来ます。その入場券は前日にオンラインで予約することが可能です。詳しくはこちらの公式ホームページをご覧ください。

 

 

リンカーン記念堂とリフレクティングプール

リンカーン記念堂 リンカーン銅像

リンカーン記念堂「Lincoln Memorial」は、パルテノン神殿をモデルにした建物の中に、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの彫像があります。高さ約6メートルの像は圧巻です。映画「ナイトミュージアムⅡ」では、この巨大リンカーンが動き出します。

 

 

リフレクティングプール

そしてリンカーンの彫像が見下げる方向にはリフレクティングプール「Reflecting Pool」があります。その細長いプールの水面にはワシントン記念塔が美しく映り込みます。夜にはライトアップもされます。

 

 

国立航空宇宙博物館

博物館入り口

ワシントンDCには、スミソニアン協会が運営する博物館群があります。そのひとつ、国立航空宇宙博物館「Smithsonian National Air and Space Museum」は、航空や宇宙に関する展示物の集まる博物館です。入場料は無料。

 

 

本館の外観 入口

ライト兄弟の飛行機 展示物

ライト兄弟が最初に運転した動力飛行機の実物や、アポロ11号司令船など、貴重な展示物が数多くあります。現在改修作業中で、展示物や展示スペースが限られている可能性があります。

 

 

別館の外観 各国のロケット

スペースシャトル コンコルド

また、ここから車で約40分の別館「Steven F. Udvar-Hazy Center」には、更に多くの実物展示が集まっていて圧巻です。航空宇宙に興味のある方は、ぜひこちらまで足を運んでみてください。スペースシャトル「ディスカバリー」や、超音速旅客機「コンコルド」など本物を間近に見ることが出来ます。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

 

 

国立自然史博物館

博物館外観

スミソニアン博物館群のひとつ、国立自然史博物館「Smithsonian National Museum of Natural History」は、地球誕生から現在に至るまで、あらゆる自然界の歴史を学ぶことが出来る博物館です。入場料は無料。

 

 

ゾウの展示 メガロドン

恐竜の骨 鉱物

恐竜、哺乳類、海洋生物、人類、昆虫、さらには化石、鉱物、宝石に至るまで、見飽きることの無い膨大な展示が集合しています。ここを訪れるだけで地球のあらゆる事柄に触れることができ、大人も子どもも楽しめる博物館です。施設内にはカフェやお土産ショップもあります。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

 

 

ナショナルギャラリーオブアート

美術館の屋上

ナショナルギャラリー「National Gallery of Art」は、数多くのアート作品を収蔵する国立の美術館です。20世紀初頭までの伝統的絵画や彫刻を扱う西棟、現代アートが集まる東棟、そして屋外の彫刻庭園で構成される広大な美術館です。入場料は無料。

 

 

展示物の例

「レオナルド・ダ・ヴィンチ」「ヨハネス・フェルメール」「クロード・モネ」「フィンセント・ファン・ゴッホ」など、アートに詳しくない人でも一度は耳にしたことがある有名作家の作品も多く、これら全てが無料で見学できてしまうことに驚きます。

 

 

まだまだある見どころ

上記のド定番スポット以外にも、まだまだワシントンの見どころは尽きません。そのいくつかを紹介します。

 

トーマスジェファーソン記念堂

トーマス・ジェファーソン記念堂「Thomas Jefferson Memorial」は、ローマのパンテオンをモデルにしたような建物に、アメリカ合衆国第3代大統領のトーマス・ジェファーソンの銅像があります。また目の前のタイダルベイスン(Tidal Basin)には桜の木が多くあり、春は絶景となります。

 

 

キング牧師銅像 キング牧師記念碑

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑「Martin Luther Kign, Jr. Memorial」には、「I have a dream」のスピーチでも知られる公民権運動の指導者、キング牧師の像がそびえ立ちます。絶望の山を切り開いたキング牧師というデザインにも注目です。

 

 

国立公文書館

国立公文書館「National Archives Museum」は、「アメリカ独立宣言」「アメリカ合衆国憲法」「権利章典」などが一般公開されている、歴史好きにはたまらないスポット。入場無料ですが予約に$1かかります。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

 

 

図書館

アメリカ議会図書館「Library of Congress」は、連邦政府に属する機関である世界最大規模の図書館です。図書館といえども、その中は大理石輝く豪華さ。入場料は無料ですが入場予約が必要です。

 

 

最高裁判所

アメリカ合衆国最高裁判所「Supreme Court og the United States」は、これまた大理石に覆われた歴史的な建物です。お土産ショップなども併設されていますが、コロナの影響で現在は一般公開が休止中です。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

 

 

NMAAHC

国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館、通称NMAAHC(National Museum of African American History and Culture)は、スミソニアン機関の最新博物館です。アメリカ黒人社会の歴史や文化に特化した博物館となっています。入場料は無料ですが入場予約が必要です。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

 

 

スミソニアン本拠地

詳しく紹介しきれませんが、他にも知っておきたいスポットを紹介します。まずスミソニアン機関の博物館群には、他にも「アメリカ・インディアン博物館」「アメリカ歴史博物館」、また草間彌生などの近現代アートを扱う「ハーシュホーン博物館」など、まだまだ博物館が集まっています。

 

 

ペンタゴン

少し離れれば、戦没者を埋葬した「アーリントン国立墓地」や「硫黄島メモリアル」、アメリカ国防総省の本庁舎「ペンタゴン」、大変美しい北米最大のカトリック教会「Basilica of the National Shrine」など、時間がいくらあっても足りないほど見どころが多いです。

 

 

ジョージタウン

ジョージタウン「Georgetown」へ行けば、石畳の小道や赤レンガのお屋敷など可愛い街並みがあり、カフェや雑貨屋、古着屋などが集まるお洒落なエリアです。大統領が利用していたレストランなどもあり、春にはフレンチマーケットが開催され、まるでパリのような雰囲気に。またワシントンと言えば「桜まつり」も有名で、毎年8000本の桜が咲く春の名所ともなっています。

 

 

まとめ

ワシントンD.C.は見どころにあふれた魅力的な街です。ド定番スポットだけでも、てきぱき巡れば2日間という目安。じっくり見学すれば博物館1つに1日かけても足りません。またこの記事では紹介しきれなかったスポットもあります。ぜひお出かけの際には、見逃しの無いよう営業時間なども確認しつつ、お好みの場所を満喫できますように。

 

 

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