Mamemiso diary

マナティーに会えるクリスタルリバー | フロリダ観光 Three Sisters Springs【写真付き】

アイキャッチ画像

アメリカのフロリダ州には、ゆったりと泳ぐ大きな癒し系動物「マナティー(Manatee)」に会えるスポットがいくつかあります。今回はその中のフロリダ州クリスタルリバー市での体験について紹介します。

 

 

 

マナティーとは?

マナティーのイメージ

マナティー(Manatee)とは、大きな灰色の水生哺乳類で海牛目(カイギュウ目)に属します。マナティーの仲間は3種類居て(アメリカマナティー、アマゾンマナティー、アフリカマナティー)、その中の最大種が「アメリカマナティー(Trichechus manatus)」です。なんと最大で体長4メートル、体重1500kgを超えるという記録も。ですが主食は水草で、穏やかでゆったりと動く動物です。

 

 

マナティーとジュゴンの違い

マナティーの全身イメージ

マナティーとよく混同されるのがジュゴンです。どちらも同じ水生哺乳類の海牛目に属します。また、どちらも温暖な地域に生息しますが、ジュゴンは海に、マナティーは海や淡水で暮らします。見た目もそっくりな2種ですが、大きな違いは口と尾びれ。ジュゴンは海底の草を食べるので口が平たく、尾びれはイルカのような三角形。対してマナティーは水に浮く草も食べるので口が丸めで、尾びれもしゃもじのような丸型です。どちらも人魚のモデルになったという逸話を持ちます。

 

 

マナティーの故郷「クリスタルリバー」

クリスタルリバー市役所看板

「マナティーのふるさと(Home of the Manatee)」と謳われるのがフロリダ州クリスタルリバー市(Crystal River, Florida)です。ここクリスタルリバーと隣町のホモサッサ(Homosassa)は、アメリカで唯一、マナティーと一緒に泳ぐことが法的に認められている地域です。

 

 

マナティーのオブジェ

マナティーに最も多く会えるシーズンは11月~3月まで。マナティーは移動する性質があり、メキシコ湾の水温が低下する季節になると、1年中水温が約23度に保たれている内陸の泉に暖かさを求めてやって来ます。

 

 

壁画アート1 壁画アート2

またクリスタルリバーでは、町の至る所にマナティーのオブジェや壁画アートがあるので、そんなかわいいスポットを見つけて写真撮影するのも楽しいです。

 

 

マナティーに会える「スリー・シスターズ・スプリングス」

フロリダ州クリスタルリバー市にある「スリー・シスターズ・スプリングス(Three Sisters Springs)」は、クリスタルリバー野生動物保護区内で野生のマナティーに会えるスポットのひとつです。フロリダ州の有名観光地ディズニーワールドのあるオーランドから、北西へ車で約90分の場所に位置します。公式ホームページはこちらからどうぞ。

 

 

陸路からアクセス

センター建物

スリー・シスターズ・スプリングスは遊歩道が整備されており、陸からマナティーを見学することができます。ただし、現地には一般駐車場が無いため、シャトルバスで向かう必要があります。そこでまずは、クリスタルリバー市役所(Crystal River City Hall)の隣にあるスリー・シスターズ・スプリングス・センター(Three Sisters Springs Center)へ向かいます。

 

 

センター内展示 観光マップ

このセンターで、シャトルバスの乗車券込みの入場チケットを購入します。夏と、マナティーシーズンの冬では入場料が異なるので、こちらの公式ページでご確認ください。センターの中には、クリスタルリバーの観光マップや情報が集まっています。

 

 

シャトルバス乗り場

チケットを購入したら、センターの前から青いシャトルバスに乗ってスリー・シスターズ・スプリングスへ向かいます。

 

 

遊歩道から眺める人

現地では遊歩道から泉にごろごろと集まるマナティーをのんびり眺めることが出来ます。メリットは水に濡れずにたくさんのマナティーを見学できること。

 

 

 

水路からアクセス

マリーナの船着き場



水上からスリー・シスターズ・スプリングスを楽しみたい場合は、水路からアクセスする必要があります。カヌーなどで出発する場合、以下の場所などが候補になります。ただしマナティーシーズンの11月15日~3月31日までは、スリー・シスター・スプリングスの内部まで入ることはできません。しかしスプリングスの出入り口付近だけでも十分に楽しむことが出来ます。

 

 

ツアーやレンタルのサービスも

ツアーショップ

クリスタルリバーには、多数のカヤックやカヌーのレンタルショップがあります。また、マナティーと一緒に泳げるダイビングやシュノーケリングのツアーも複数あるので、ぜひ興味のある方は検索してみて下さい。

 

 

実際にマナティーに会ってきた

マリーンの様子

ここからは、実際にマナティーに会ってきた時の様子を紹介します。今回は水路からのアクセスで、出発場所は「Pete's Pier Marina」でした。

 

 

駐車料金支払いマシーン

こちらのマリーナは駐車料金が普通の車で1日5ドル。外にあるマシーンで支払うだけ。ツアーショップもありますがトイレは無いので、行きたい時は車で5分圏内のコンビニへどうぞ。

 

 

マナティーの看板

看板にはマナティーの見学の仕方や、マリーナ周辺でのルールについても記されています。ここからカヌーやパドルボードなどで水路を進んで「スリー・シスターズ・スプリングス」を目指します。

 

 

民家に沿った水路

キングス湾(Kings Bay)沿いを進み、民家が並ぶ水路を抜けていきます。およそ15分漕げばスリー・シスターズ・スプリングスへ到着します。道中、水草を探して泳ぎ回るマナティーともすれ違います。

 

 

スタッフのカヤック

到着すると、そこにはカヤックに乗ったスタッフの方が常駐していて、質問にも答えてくれます。

 

 

たくさんのマナティー

お待たせしました。水路からスプリングスを覗いた様子がこちら。たくさんのマナティーが水中にぷかぷかと浮かんでいます。スタッフさんによると、この日は約200頭のマナティーが居るとのことでした。

 

 

スプリングスの仕切り

マナティーシーズンの11月15日~3月31日までは、ロープとブイで区切られた範囲の内側には入ることができません。内側にはたくさんのマナティーが居ますが、水草を食べるために、この境界をたくさんのマナティーが行き来しています。

 

 

 

息をするマナティー 近くを通るマナティー

マナティーたちはとても穏やかな性格で、近くをゆったりと泳いでいきます。マナティーは哺乳類なので、3~5分ごとくらいに水面に鼻を出して呼吸しますが、その様子もとってもかわいいです。

 

 

見学用ボート シュノーケリングの集団

スプリングスの近くまでボートで見学に来れたり、子どもから大人までシュノーケリングでマナティー観察を楽しむツアー客の方も大勢いました。ただしシュノーケリングの人が増えると水が濁っていました。

 

 

レンタルカヌーに乗るお姉さん

レンタルカヌーでやってくるお客さんも多数。こちらのカヌーの底にはコケが付いていたらしく、なんとそのコケを食べにマナティーが来ていました。もしレンタルする場合はコケ付きが良いかもしれません(笑)

 

 

水中のマナティー 近づいてくるマナティー

マナティーは穏やかな性格と共に、好奇心旺盛で人懐っこいです。水中にカメラを入れると興味深げに寄ってきました。ただしマナティーに触れたり、マナティーを追いかけたりするのはルール違反になります。

 

 

保護区域のマナティー

そんな癒しのマナティーは60年以上生きると言われますが、絶滅危惧種に定められている生き物でもあります。マナティーの死因には船舶との衝突などがあります。また2021年にはアオコの大量発生により、食料である水草が不足し、たくさんのマナティーが亡くなりました。水辺の栄養素汚染は人間が使う化学物質が水路に流れ込むことに関連します。「野生のマナティーを間近で見る」という体験は、かわいいマナティーたちの命と自然を守るために、私たちが今するべきことを考えるきっかけにもなります。

 

 

まとめ

フロリダ州のクリスタルリバーでは、野生のマナティーに会うことが出来ます。季節によって移動するマナティーたちに多く出会えるのは冬です。穏やかで人懐っこいマナティーには、見るだけで癒されること間違いありません。絶滅危惧種である彼らを守るためにできることにも思いを巡らせつつ、ここでしか体験できないマナティーとの時間を満喫してみてはいかがでしょうか。

 

 

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