今回はアメリカ、ジョージア州の州立公園のひとつ「スイートウォータークリーク州立公園(Sweetwater Creek State Park)」の見どころを紹介します。
ジョージア州の州立公園
アメリカの各州には、州が管理する「州立公園(State Park)」が点在しています。ジョージア州には50近くの州立公園があります。さらに州の管理する史跡も含めれば60以上。各州立公園の駐車料金は5ドル、入場料はありません。気軽に大自然を楽しみに行けるスポットが満載です。ジョージア州の州立公園一覧は、こちらの公式サイトを参考にしてください。
スイートウォータークリーク州立公園
スイートウォータークリーク州立公園(Sweetwater Creek State Park)は、ジョージア州アトランタ市内から、車で西へ約30分の場所に位置する州立公園です。都心から近いこともあり、人気の高い州立公園のひとつです。詳しい情報は公式ホームページをご確認ください。
見どころまとめ
スイートウォータークリーク州立公園は見どころもたくさん。歴史的な建物、川や貯水池、トレイル(散策コース)にキャンプ場など、自然を満喫できるスポットが集まっています。写真付きで、その様子を紹介していきます。
歴史的な工場廃墟
この公園の景色の目玉ともいえるのが、このレンガ造りの古い建物。かつて実際に繊維工場として使われていた建物です。
この「New Manchester Mill Ruines」と呼ばれる建物は、1849年に建てられました。真横を流れるSweetwater Creekの急流を用いた水力発電で、この紡績工場を支えていました。
しかし南北戦争で燃やされてしまった工場は廃墟となり、今も川沿いの森にひっそりとたたずんでいます。
建物の中を見学することはできませんが、近くの展望台から見ることができます。アメリカのアクション映画「ハンガー・ゲーム(The Hunger Games)」の撮影場所としても知られています。
種類の豊富なトレイル
公園内には様々なトレイルコース(散策コース)があります。全7種類のトレイルコースがあり、園内でもらえる無料のマップで、コースを確認することが出来ます。
各コースは色分けされており、コース沿いの木に、その色のマークが施されているので、マークをたどって巡ることが出来ます。
赤コース(Red Trail)と白コース(White Trail)を進めば、途中で工場廃墟の建物を見ることが出来ます。建物を見に行くだけなら、短い赤コース(Red Trail)がおすすめです。
この時は、最も長い白コース(White Trail)に挑戦しました。1周5マイル(約8km)、2時間半~3時間目安の、勾配が少ないコースです。各コースの情報は無料のマップの裏面に記載されています。
川沿いや森の中など、様々な景色を見ながら進んで行くことが出来ます。この日は、前日の大雨の影響で、川は激流。一部の道が水没するなど、冒険感あふれる道になっていました。
貯水池で水遊び
この公園の敷地内には、大きな貯水池「George H. Sparks Reservoir」があります。この周辺にはピクニックエリアが点在していて、水辺でのんびりと過ごすことが出来ます。
この貯水池にビーチは無く、遊泳禁止ですが、カヌーやカヤックのレンタルがあり、釣りスポットとしても人気です。
充実したビジターセンター
ビジターセンターの中の展示も充実しています。動物たちのはく製など、自然に関するものはもちろん、工場廃墟の歴史や、かつての暮らしに関する展示など、この公園にまつわる情報が集約されています。
ビジターセンターの中にはお土産屋さんもありました。また、ここでは無料のガイドマップの他、この公園で行われるイベントのちらしや、ハイキング中に使える宝さがし(Scaventure Hunt)やクイズなど、公園を楽しむためのアイテムがたくさん揃っていました。
まとめ
スイートウォータークリーク州立公園(Sweetwater Creek State Park)は、都会からもほど近い、ジョージア州の州立公園です。森の中に隠れた、特徴的なレンガ造りの工場廃墟、豊富なトレイルなど、楽しめるスポットが集まっています。ぜひ、自然を満喫しに訪れてみてはいかがでしょうか。
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