メモリアルデーとは?アメリカの夏の始まりを告げる5月最終月曜日 | Memorial Day

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メモリアルデー(Memorial Day)とは、アメリカの5月最終月曜日の祝日です。日本語では戦没将兵追悼記念日と訳されます。2023年は5月29日。今回は、そんな夏の始まりを感じる日でもあるメモリアルデーについて、紹介します。

 

 

 

 

メモリアルデーとは

アメリカ国旗のイメージ

メモリアルデー(Memorial Day)とは、アメリカの、戦没将兵追悼記念日の祝日です。毎年5月の最終月曜日に制定されているので、3連休となります。かつて南北戦争で亡くなった兵士を追悼する行事から始まり、第一次世界大戦後には、あらゆる戦争で亡くなった兵士を悼む日となりました。

 

 

ポピーのイメージ

また、メモリアルデーは、アメリカの学校の夏休みの始まりと同じ時期ということもあり、夏の始まりを告げる日というイメージも定着しています。メモリアルデーにはBBQをしたり、海や湖へ出かけて、夏の始まりを満喫するというのも一般的です。

 

 

メモリアルデーの歴史

アメリカのお墓と花束のイメージ

南北戦争後、戦争で命を落とした人を悼む行事が、ニューヨーク州のウォータールー(メモリアルデー誕生の地)など、各地で広がっていました。1868年5月30日に北軍退役軍人のローガン将軍が、祖国のために命をささげた軍人を称える日として、5月30日を「デコレーション・デー」と宣言しました。これは、南北戦争の戦没者たちのお墓を、花などで飾って追悼したことが由来です。

 

 

アメリカのお墓のイメージ

そして1882年に、デコレーションデーは、メモリアルデーと改称され、南北戦争以外の戦没者も追悼する日となりました。そして1971年、月曜休日統一法に従い、週末が3連休になるよう、5月の最終月曜日が「メモリアルデー」という国民の休日となりました。

 

まとめ

「メモリアルデー(Memorial Day)」は、戦争で亡くなった兵士たちを追悼する祝日でありながら、多くのアメリカ人が夏の始まりを感じる3連休でもあります。各地で追悼に関するイベントが開催されたり、観光地やビーチは賑わい、セールを開催するお店もあります。そんなアメリカの夏の始まりに、歴史を振り返ってみるのも面白いかもしれません。

 

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