アメリカの重さの単位 | ポンド(lb)オンス(oz)

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アメリカでは独自の単位が日常的に使用されています。重さの単位もkgやgは一般的ではありません。その様子についてレポートします。 その他の単位についてはコチラの記事へどうぞ→ 長さ / 体積 / 温度

 

 

 

ポンドとオンス

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アメリカでよく見かける重さの単位は2つ。

  • ポンド(pound) 略語:LB, lb
  • オンス(ounce)  略語:OZ, oz

単語と略語がつながっていないところが、さらに厄介な点です。

 

グラム(g)への換算

  • 1ポンド=453.592g
  • 1オンス=28.3495g

細かすぎるので、以下のようにざっくり覚えておくと便利です。

  • 1ポンド → だいたい450g
  • 1オンス → だいたい30g

 

ポンドとオンスの関係

  • 1ポンド=16オンス

1kg=1000g がどれほど分かりやすいか痛感します。

 

略語が分かりにくいわけ

古い秤

なぜポンド(pound)をlbと書くのか。調べてみると、この表記はラテン語からきていました。ラテン語の重さの単位が「Libra pound」。この前半が表記、後半が読み方に残りました。Libra はラテン語で「天秤」という意味です。ちなみに英語の発音は「ポンド」ではなく「パウンド」です。

 

つぎに、なぜオンス(ounce)をoz と書くのか。これもラテン語の「onza」からきていました。「onza」は「libra poundの12分の1」という意味。昔は1ポンド=16オンスではなく、1ポンド=12オンスだったそうです。

 

日常生活のポンドとオンス(写真紹介)

アメリカの日常生活で見つけたポンド(lb)やオンス(oz)を紹介します。

        

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1.ヨーグルト (オンス)

内容量が4oz(113g)です。4個パックがくっついてるやつ。ピーチ味が好きです。このようにグラム(g)が併記されている場合が多いので、困ることは少ないです。

 

 

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2.クリームチーズ (オンス)

内容量8oz(226g)。日本だと普通1箱200gなので、アメリカは大きめ。 

 

 

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3.スライスチーズ (オンス、ポンド)

16oz (つまり1LB、453g)たっぷり24枚入り。

 

 

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4.使いかけ強力粉 (ポンド)

内容量5lb(2.27kg)。強力粉はBread Flourと言います。

 

 

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5.スーパーのかぼちゃ 

重さ単価で売っています。1LBが$1.29。スーパーの野菜売り場では、よく1lb(ポンド)いくらという表示を見かけます。

 

 

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6.お酒 (※Fl オンス)

この「fl oz」は、重さではなく体積の単位です。ややこしいですね。体積の単位については別の記事でまとめています。

 

 

まとめ

アメリカで使われる重さの単位のLB(ポンド)とOZ(オンス)は、ラテン語由来の言葉でした。ざっくり「1LB=450g 、1OZ=30g」という感じで覚えておくと便利です。

 

 

 

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