アメリカのジョージア州アトランタ市郊外で毎年開催されているのが、「ジャパンフェスト アトランタ（Japan Fest Atlanta）」。アメリカ南東部最大級の、日本文化が一堂に会するイベントの様子や魅力を紹介します。
ジャパンフェスト アトランタ とは
「ジャパンフェスト アトランタ（JapanFest Atlanta）」とは、毎年９月にジョージア州アトランタ市郊外で開催される日本の祭典。２０２２年に３５周年を迎えた、長年に渡り続くお祭りです。非営利団体JapanFest Inc.や、ジョージア日米協会、ジョージア日本人商工会議所の支援、多くのスポンサー、多くのボランティアによって開催されています。
このジャパンフェストでは、和太鼓や三味線など日本の伝統的な文化に触れられるのはもちろんのこと、アニメやゲームなど世界で愛される日本のサブカルチャーグッズも集まり、お好み焼きなどの日本料理の屋台も並びます。日本文化が一堂に会し、日本の夏祭りのような雰囲気も味わえる、大きなイベントとなっています。詳細は公式ホームページをご覧ください。
お祭りの様子を紹介
ここからは、実際のジャパンフェストの写真と共に、イベントの様子を紹介します。内容は毎年変わりますので、最新情報は公式ホームページでご確認ください。日本人だらけのイベントかと思いきや、全くそんなことはありません。多くの人に愛される日本文化を改めて体感できる楽しいイベントです。
通常の開催場所はアトランタ市郊外、Duluthの会場です。最新情報は公式ホームページでご確認ください。入場チケットは当日も購入可能ですが、前日までの購入で、数ドルお得になり、お得な２日間チケットの購入も可能です。また、別途駐車料金が＄５必要です。
会場入り口の様子。オンライン購入チケットと当日チケットの入場口が分かれていました。特に荷物チェックも無く、チケットを見せるだけで即入場できます。入口でもらえるパンフレットで各ブースの位置や、ステージで開催されるイベントのスケジュールを確認できます。もちろんホームページでも確認できます。
日系企業の方などが手掛ける、和風小物、おみくじ、輪投げ、射的など、日本の夏祭りを思い出すような出店が多くあります。またスポンサー企業の紹介ブースもあります。スタンプラリーもあり、集めるとジャパンフェストグッズがもらえます。
アトランタ市と姉妹都市である福岡市に関するブース、盆栽のブースなど、アトランタには数多くの日本と関わりのある団体があることが分かります。また様々なワークショップも開催されていて、サムライ体験などができるようです。
多くのブースが軒を連ねますが、その内容は毎年変わるようです。日本でお馴染みのお菓子やメロンパンなどの菓子パンも並びます。また着物やかんざしなど、和風のグッズもあります。
この年、とにかく多かったのがアニメやゲームに関するグッズのブース。フィギュア、ぬいぐるみ、ポスター、おもちゃの刀、コスプレ衣装、服、帽子、ありとあらゆるグッズがそろっていました。
特に多いのが、ポケモン、僕のヒーローアカデミア、NARUTOなど。どれも世界中で愛されていることを感じます。アニメTシャツを着ている人、コスプレをしている人も、お客さんの中には多いです。
食べ物ブースには、和食レストラン、ビアードパパ（シュークリーム）、日本酒などが並びます。食べるスペースもありますが、お昼時は人でいっぱいです。
また外の広場はビアガーデンとなっており、サッポロビールのブースなどがありました。お好み焼きの屋台には２時間以上待ちの行列が。また会場の外にもフードトラックが来ていました。
会場内のステージでは、終日様々なイベントやショーが開催されています。和太鼓や三味線の生演奏、神楽や空手のパフォーマンスなど、その種類は様々。
またコスプレコンテストが開催され、多くのコスプレイヤーが集まっていました。そのクオリティも高くて見ごたえあり。相撲クラブのパフォーマンスもありました。
まとめ
「ジャパンフェスト アトランタ（JapanFest Atlanta）」は、日本の伝統文化から、サブカルチャー、食文化まで、ありとあらゆる日本に関するものが集まる祭典です。２０２２年はコロナ後２年ぶりの会場開催で規模縮小でしたが、また今後盛り上がっていくであろうジャパンフェストに注目です。
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