アメリカのスーパーではかぼちゃの種類も豊富です。その中でもひときわ可愛いどんぐりかぼちゃ(acorn squash)の食べ方を紹介します。
どんぐりかぼちゃ(acorn squash)とは
どんぐりかぼちゃ(acorn squash)とは、かぼちゃ(Squash)の一種です。濃い緑色の皮で、縦に筋がしっかり入っているのが特徴です。この楕円の形がどんぐり(Acorn)のようです。スーパーでは比較的いつでも手に入りますが、旬は初秋から冬にかけて。
PumpkinとSquashの違い
日本語の「かぼちゃ」、実は英語にすると2種類に分けられます。
英語ではかぼちゃ全般をスクワッシュ(Squash)と呼びます。
そして、Squashのうち
オレンジ色のものをパンプキン(Pumpkin)と呼びます。
よくハロウィーンで見るアレです。
つまり、日本で馴染みのある緑色のかぼちゃはスクワッシュ(Squash)になります。(アメリカ人の友達によると、「Squash」というと緑色のかぼちゃよりバターナッツかぼちゃの方がピンとくるようです。日本では、緑色のかぼちゃでパイも作るよと言ったらびっくりされました!)
どんぐりかぼちゃの特徴
どんぐりかぼちゃの大きさは、日本のかぼちゃの小ぶりなものくらい。皮が硬くて少し切りにくいですが、実は黄色っぽくサクサク切れます。
焼いて食べるのが一般的です。加熱した場合、日本のかぼちゃに比べて水分が多め。(少しべちょっとします。)そして甘さは控えめです。
食べ方紹介
今回はどんぐりかぼちゃでトライしてみた料理2点を紹介します。
どんぐりかぼちゃスープ
どんぐりかぼちゃとコンソメとミルクで、シンプルなスープにしてみました。水分多めの実なので、じゃがいも等に比べるとねっとり感は無くあっさりしたスープになりました。甘さも控えめなので、かぼちゃの甘みを楽しみたい方には「バターナッツかぼちゃ」(別記事で紹介中)をおすすめします。
まるごとオーブン焼き
どんぐりかぼちゃのレシピを検索して最もポピュラーな調理が「オーブン焼き」です。今回はしょっぱい系ではなく、甘い系のオーブン焼きを試しました。
作り方はシンプルに、
- 半分に切って、種をとる
- バターかオイルを表面に塗る
- ブラウンシュガーやメイプルシロップも表面に塗る
- オーブンで焼く
- 仕上げにお好みでシナモンをかける
お味は、スープに比べてオーブンで焼いた方がねっとり感が増しました。皮はしっかり残っているので、スプーンですくっても崩れずに食べやすいです。実の甘さは控えめなので、日本のかぼちゃの煮物をイメージしていると甘みが足りないと感じます。ですので砂糖やシロップは多めで良いです。中心のトロトロした部分が特に美味しかったです。ごちそうさまでした。
まとめ
見た目の可愛さに惹かれたどんぐりかぼちゃ。特徴としては、甘さ控えめで皮がしっかりしているので、丸ごとオーブン焼きにしても皮を器替わりにできます。もし甘さを求めるなら「バターナッツかぼちゃ」の方をおすすめします。ほくほく感&甘さを求めるなら、日本のかぼちゃ(Kabocha)が一番ですね。
*アメリカ試している野菜シリーズ*
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