エバミルク(evaporated milk)とコンデンスミルク(condense milk)の違い【写真あり】

アイキャッチ画像

お菓子作りで出会った、エバミルク(evaporated milk)コンデンスミルク(condense milk)の違いや特徴について、写真と共に紹介します。

 

 

エバミルクとコンデンスミルク

エバミルクとコンデンスミルク

エバミルク(evaporated milk)とコンデンスミルク(condense milk)は、どちらも牛乳を濃縮させた乳製品です。このように缶詰めとして売られています。

 

 

エバミルクとコンデンスミルク開封

どちらも同じ濃縮乳製品ですが、これらの大きな違いは甘さと粘度です。その違いを詳しく見ていきます。

 

 

エバミルク(evaporated milk)とは

エバミルク

「Evaporated milk」は、日本語で「エバミルク」や「無糖練乳」と呼ばれます。「Evaporated milk」を直訳すると「蒸発させた牛乳」です。一般的に、牛乳を加熱し半分以上の水分を蒸発させ、濃縮された乳製品です。甘くは無く、通常の牛乳よりも濃い風味で、色は少し茶色みが出ます。粘度は低く、通常の牛乳と同じような液体です。パンやお菓子作りなどに使われます。缶のサイズは12FL OZ(345ml)が一般的です。

 

 

コンデンスミルク(condense milk)とは

コンデンスミルク

「Condense milk」は、日本語の「加糖練乳」にあたります。日本で「練乳」と言えば、ほとんどの場合、加糖練乳を指します。「condense milk」を直訳すると「凝縮牛乳」です。一般的に、牛乳を加熱し半分以上の水分を蒸発させ、そこに砂糖が加えられます。したがって、甘く、通常の牛乳よりも粘度の高い濃縮された乳製品になります。日本でよく見かけるのは、苺やかき氷にかける、チューブ入りの商品です。世界中でお菓子作りなどに使われます。缶のサイズは14OZ(396g)が一般的です。

 

 

お菓子作りの例

トレスレチェスケーキ

今回参考に、エバミルクとコンデンスミルクを使ったケーキを紹介します。この「Tres leches cake(トレスレチェスケーキ)」は、スペイン語で「3つのミルクケーキ」という意味です。一般的にエバミルク、コンデンスミルク、生クリームの3種類を使って作られます。甘いミルクがスポンジにしっとりと染み込んだケーキです。

 

 

まとめ

エバミルク(evaporated milk)とコンデンスミルク(condense milk)は、どちらも牛乳が濃縮された製品ですが、加糖の有無などによって、甘みと粘度が異なります。同じ濃縮乳製品でも特徴が全く異なるので、使い間違いには注意してみて下さい。

 

 

*合わせて読みたいアメリカ食品の記事*

ブログランキングに参加してます。

エバミルクが気になった方、ポチポチしてもらえると嬉しいです!

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ