秋が近づくと始まる「りんご狩り(Apple Picking)」を楽しめるスポットが、ジョージア州にはたくさんあります。実際にりんご狩りを体験した様子と、楽しむために知っておきたいポイントを紹介します。
アップルピッキング(Apple Picking)とは
りんご狩りは英語で「アップルピッキング(Apple Picking)」と言います。アメリカ南東部のジョージア州では、毎年8月下旬ごろから10月末ごろまで、りんご狩りを楽しむことが出来ます。ちなみに果樹園は英語で「Orchard」なので、「Apple Picking Orchard near me」などで検索すれば、お近くのりんご狩りスポットを見つけることが出来ます。
りんご狩りに行ってみた
ここからは、実際に行ってきた「B.J. Reece Orchards」でのりんご狩りの様子について、写真と共に紹介します。「B.J. Reece Orchards」はアトランタ市北部に位置する果樹園です。詳しくは公式ホームページをご覧ください。この周辺にはいくつもの果樹園や農場が集まっています。
この果樹園では8月末から10月いっぱいまでがりんご狩りのシーズンです。ここではりんご狩りを「U-Pick Apple」(You Pick→自分で選ぶ)と呼んでいます。ここでは30品種のりんごを取り扱っていて、日によって収穫できる品種が異なります。品種が気になる方は、事前にホームページのカレンダーで確認することが出来ます。
果樹園への入場料が平日と週末で変わります。またりんご狩りは袋の大きさによって値段が変わります。例えば1/2peck(約1gal≒約4kg)の袋は$10です。情報は更新される可能性がありますので、最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
りんご畑に入れば、りんごの木がずらりと並んでいます。そこで今日収穫してもよい品種の場所を教えてもらえます。そして、そのりんご並木を歩きながら、食べごろのりんごを探して回ります。
実際に歩き回ってみると、りんごの木の下には、大量の落ちてしまったりんごが・・・そんな果樹園の中を歩き回るので、歩きやすい靴、汚れても良い靴をおすすめします。
良いりんごを探すポイントは、傷などの痛みが無いか見る、そして木の枝の外側(太陽によく当たる側)の方が内側よりも熟している、ということだそうです。美味しそうなりんごが、手の届かない遥か頭上にあるということもしばしば。ジャンプしたり木の枝を引っ張ったりなど、危険な行動はしないように気を付けましょう。
また収穫済みの箱から好きなリンゴを選ぶことも出来ます。どうしても欲しいりんごが見つからなかったら、ここから探すのもひとつの手です。
この「B.J. Reece Orchards」は、りんご狩り以外のアクティビティも豊富です。ワゴンライドで農場を周ったり、動物とのふれあいコーナー、牛の搾乳体験、ブタさんレース、大きな滑り台など、子ども達が外で一日楽しめる催しがいっぱいです。
マーケットも付いていて、多くの人で賑わっています。このマーケットだけなら入場料は必要ありません。ここにもりんごがたくさん売っているので、りんご狩りをしなくても良い人は、ここの買い物だけでも楽しめます。
りんごだけではなく、りんごを使ったスイーツや加工品なども充実しています。ジャム、ドーナツ、アップルサイダーなど、手作りの品々がそろいます。「アップルサイダードーナツ」は特にこの時期にしかお目にかかれないドーナツなので、ぜひ試してみて下さい。
このお店で有名なのが、フライドアップルパイ(Fried Apple Pie)です。りんご以外にも様々な種類があります。出来立てパイは熱々で、外はカリカリ中はトロトロ。揚げてあるのでヘビー級のスイーツですが、試す価値ありです。
ちなみにアメリカのりんご狩りのシーズンは、パンプキンの季節でもあります。この果樹園でも、たくさんのパンプキンが売られていました。アメリカの秋と言えば「パンプキンパッチ」も外せないイベントです。詳しくは下の記事で紹介しています。
まとめ
アメリカで楽しめるりんご狩りは、大人も子どもも楽しめる秋のお出かけスポットです。りんご狩りだけでなく、果樹園や農園では動物とのふれあいなども同時に楽しめる場合が多いので、ぜひ週末のお出かけで試してみてはいかがでしょうか。
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