アメリカ大使館でのビザ面接(E1/駐在帯同,駐在妻)の様子【渡米準備】

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ビザ取得の面接のため、初めて大使館を訪れる方は、とても緊張すると思います。筆者もコロナ前になりますが、ビザ面接を経験したので、その様子を紹介します。この記事にたどり着いた方の、不安が少しでも解消しますように。

 

 

 

ビザ面接のポイント3つ

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ビザ面接の全体の流れを説明する前に、個人的に印象に残った押さえておきたいポイントをまとめて紹介します。筆者のビザは、アメリカに駐在員として滞在する主人の、家族として帯同するためのビザ(E1)でした。したがって、駐在員本人としてビザ面接に行く場合より、かなり簡単な質問で済みます。子連れではなく、単独でパッと面接に行ったという状況を踏まえて、参考にしてください。

 

個人的に印象に残った、押さえておきたいポイント3つ

・手荷物は小さめ(25cm × 25cm)に

・服装はカジュアルでもOK

・面接は簡単英語で一瞬(人による可能性あり)

このポイントも含め、準備から当日の様子まで紹介していきます。

 

 

ビザ面接の持ち物

持ち物のイメージ

アメリカ大使館および領事館では、持ち込める物が決まっていて、入館前に手荷物検査があります。したがってビザ面接で訪れる場合、持ち込めないものは置いてくる、もしくは駅のコインロッカー等に預けてくる、などの対応が必要です。持ち込み可能なものと持ち込めないものをまとめました。詳しい情報は米国大使館の公式サイトでご確認下さい。

 

館内に持ち込めるもの

・携帯電話1台
・手持ちバッグ1点 (25cm×25cm以下)
・申請関連書類が入った透明なクリアファイル
・傘(荷物検査前にセキュリティゲートの外の傘立てに置く)
・ベビー用品(ミルク・おむつ・お湯など)
・ベビーカー(待合室の外に保管場所あり)

 

館内に持ち込めないもの

・パソコンやiPad、USBなどの電子機器
・大きなかばん(25cm×25cm以上のリュックやスーツケース等)

・食べ物と飲み物

・スプレー缶、たばこ、マッチ、ライター

・はさみやナイフなど

 

 

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筆者は写真のような 25cm × 25cmくらいのトートバックで行きました。A4のクリアファイルは飛び出すサイズ感です。本当に必要最低限の荷物を持っていくことをおすすめします。ただし、待ち時間がとても長い可能性があるので、暇つぶしのグッズがあると良いでしょう。

 

 

ビザ面接の服装

大使館での面接ということで、筆者は白のカットソーとジャケット、パンツにパンプスという綺麗めの格好で行きましたが、結論、格好は何でもOKです。現場にはTシャツなどのカジュアルな格好の人が多く居ました。筆者は駐在帯同枠の面接ということもあり、ここまでカチッとした格好は正直必要ありませんでした。

 

 

手荷物検査、入館

アメリカ国旗のイメージ

赤坂にある米国大使館へは、地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」から歩いて4分です。予約時間10分前くらいに到着し、入館するため手荷物検査の実施されるゲートに向かいます。まだアメリカ人に見慣れていない当時の筆者は、体格の良い警備員さんを見ただけでド緊張しました。手荷物検査は空港と同じ方法です。携帯電話やバックはカゴに置いて検査機を通過し、自身はゲートをくぐって、問題なければ無事入館となります。

 

 

受付、待機

建物入口のお姉さん(この時は日本人)に書類を見せ、受付番号の書かれた紙をもらって中に入ります。まずはカウンターに書類一式を提出し、受付番号がアナウンスされるまで待合室で待機します。受付番号は英語でアナウンスされますが、待合室のスクリーンに数字が表示されるので、聞き逃しても大丈夫です。待っている人数が多い場合、呼ばれるまで時間がかかります。筆者は20分ほど待ちました。

 

 

面接

受付番号が呼ばれたら、カウンターの前の列に並びます。カウンターにいくつかの窓口が並んでいて、ガラス窓越しに、立ったまま手続きを進めていきます。空港の入国審査と同じような感じです。まず1つ目のカウンターで指紋をスキャンし、2つ目のカウンターで担当者と面接します。

 

面接内容

この時の担当は金髪のお姉さん。まずは「Hi」などと簡単な挨拶をした後、「あなたの職業は?」と英語で質問されました。働いていた会社名と仕事をカタコトの英語で回答すると、お姉さんはパソコンに何やら入力して、面接終了でした。なんと筆者の場合、聞かれた質問は「職業」ただ1つでした。所要時間ほんの10秒ほど。駐在員本人の場合は、更に詳しく説明が求められるようです。最後に古いパスポートをポンッと投げて返された時は面食らいましたが、物を投げ渡したりする雑さはアメリカ人あるあるなので、今思えば驚くことでもなかったなと感じます。

 

 

まとめと参考サイト

アメリカ大使館でのビザ面接は、初めての場合とても緊張すると思いますが、流れが分かっていれば、少しは緊張が和らぐと思います。筆者の場合、駐在帯同で既に主人は渡米していたためか、非常に簡単な面接で無事にビザが発行されました。それぞれの状況や面接相手、日程によって内容は異なると思いますが、1つの例として参考にしてみて下さい。最後に、ビザ面接の受け方について、アメリカ大使館が分かりやすい説明動画をYouTubeにアップしているので、載せておきます。

 

youtu.be

 

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