タンポポの葉、ダンデライオングリーン(Dandelion Greens)の食べ方【写真付き】

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春のお花としても馴染み深いたんぽぽは、実は世界中で古くから食べられてきた野草でもあります。アメリカのスーパーに並ぶタンポポの葉(Dandelion Greens)と、その食べ方を紹介します。

 

 

 

タンポポの葉、ダンデライオングリーンとは

たんぽぽのイメージ

タンポポは、花、葉、茎、根、全てが食べられる植物と言われています。古くからハーブとしても活用されてきました。葉はビタミンや鉄分など栄養価が高く、カリウムも豊富で利尿作用が高いため、デトックス効果があるとも言われます。

 

 

ダンデライオングリーンの束

アメリカでは、タンポポの葉は「Dandelion Greens(ダンデライオングリーン)」として、他の葉野菜と共にスーパーに並びます。旬は春の始め、3月下旬から4月上旬と言われますが、スーパーでは1年中見かけることが出来ます。Whole Foodsやファーマーズマーケット系で見ることが多いです。

 

 

ダンデライオングリーン

タンポポの葉(ダンデライオングリーン)は、幅の狭い葉っぱで、縁がギザギザになっています。生でも加熱しても食べることが出来ます。味は苦みがありますが、下茹ですると苦味が抑えられます。

 

 

タンポポの葉の食べ方

ダンデライオンの束

ここからは、実際の写真と共にタンポポの葉(ダンデライオングリーン)の食べ方の例を紹介します。スーパーでは、ケールなどと同じように束になって売られています。

 

 

ダンデライオングリーン

束を開くと、まっすぐに伸びたタンポポの葉がたくさん。しっかり洗って食べます。生のままサラダにすることも出来ます。生だと苦味がしっかり効いているので、他の葉野菜と混ぜると良いアクセントになります。

 

 

ポーチドエッグ添え

苦味を抑えたい場合は、下茹でしてから調理すると良いです。葉も柔らかく食べやすくなります。こちらは、軽く湯がいてから、塩コショウ&ニンニクでソテーして、ポーチドエッグと粉チーズを乗せて洋風にしました。程よい苦味とチーズのまろやかさが混ざります。ほうれん草など他の葉野菜と同様に、スープやクリーム系の料理にも合いそうです。

 

 

高菜炒め風

こちらは、下茹でした葉の水気をしっかり切ってから、醤油、みりん、顆粒出汁、鷹の爪、ごま油で炒めた、高菜炒め風。ほろ苦さと香ばしさのバランスがよく、ご飯が進むおかずになりました。ほろ苦さを考慮すれば、食べ方は色々ありそうです。

 

 

たんぽぽ茶

タンポポの根のお茶

おまけにお茶の話。アメリカのハーブティーブランドとして有名なのが「Traditional Medicinals」です。様々な種類のハーブティーがありますが、タンポポを使ったお茶もあります。その1つの「Roasted Dandelion Root(炒ったタンポポの根)」を試しました。効果としては消化をサポートする働きがあるようです。味は、香ばしいけどクセは少なくて飲みやすいです。

 

まとめ

タンポポは食べられる植物で、アメリカではタンポポの葉「ダンデライオングリーン」がスーパーに並びます。栄養価が高いので、ほろ苦さを楽しみながら、ぜひ取り入れてみて下さい。

 

 

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