アメリカで運転免許を取得するには、書類提出、筆記試験、実技試験とステップを踏みます。今回はその実技試験の様子(ジョージア州の場合)について紹介します。準備書類と筆記試験についての記事はこちら。
受付、書類確認
事前に実技試験日の予約をしておきます。予約サイトはこちらから。当日はまず受付をし、筆記試験合格時に受け取った仮免許証、身分証明書、車両保険証などを提出。その場で写真撮影を行います。(これが免許証に載る写真になります。)そして実技試験を受けるための書類を受け取り、それを持って実技試験場所へと向かいます。
実技試験の流れ
アメリカでの運転免許実技試験は自家用車で行います。そのため車両保険証の提出も必要です。受付後、自分の車に乗り、指定された場所まで向かいます。
通常、運転者は仮免許のみ取得した状態なので、助手席に免許保持者が同乗する必要があります。ただし私の場合は、国際運転免許を既に所持していたので、1人でも試験を受けることが出来ました。(だめな場合もあるかもしれません。)
コロナの影響で試験が短縮?
従来であれば、試験官が助手席に乗り込み、試験官の指示に従って運転します。ですが筆者の受験当時はコロナ対策として、試験管の同乗がありませんでした。また、本来であれば免許センター構内と路上の両方を運転しますが、受験当時は免許センター構内の運転だけで試験が終了しました。(2022年時点で従来の方法に戻っているかは不明。)今回は、その構内で実施する試験内容について解説します。
免許センター構内での試験
筆者の受験当時は試験官は車に同乗しなかったため、全て車外から指示をもらいました。(なので、窓を開けて待機。)従来であれば、助手席に乗った試験官の指示に従って行動します。以下に、全体の流れをまとめました。
- 方向指示器、ハザード、ライトなどの点灯確認
- STOPサインで一時停止
- 構内を回る(ウインカーとターン)
- まっすぐ後退
- 縦列駐車
- バック駐車
筆者の場合、国際免許を所持していたためか(もしくは試験管の気分だったか)1番の方向指示器などの確認は省略されました。自分の前に受験していた10代の女の子は1~6番までしっかり確認がされていました。
試験をパスするポイント
筆者の受験当時は、路上試験が免除されていたため実技試験の難易度低め。なんと5分ほどで試験終了し無事に合格。そこで試験をパスするポイントは友人の経験談から紹介します。
まず受験する場所、担当の試験官によって試験の難易度には相当バラつきがあるようです。(田舎の会場ほどゆるい、厳しい人はとことん厳しい、など。)また構内での試験内容について、ポイントはバックする時にしっかり目視確認をすること。今ではバックモニターありの車も多いと思いますが、モニターだけ見ていると減点されます。
免許センターが休みの日は構内が開放されているので、自由に縦列駐車などの練習をすることが出来ます。苦手な方は、事前に実際の場所で練習しておくことをおすすめします。
まとめ
アメリカの免許実技試験は自家用車で行います。現在はコロナの影響で路上試験が免除となり、簡単に免許が取得できます。試験場所や試験官によってバラつきがあるかもしれませんが、縦列駐車ができればきっと合格できます。これから免許を取得する方の幸運を祈ります!
*アメリカの免許や交通関係の記事はこちら*
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