アメリカのジョージア州大西洋側にある「スキダウェイ・アイランド州立公園(Skidaway Island State Partk)」でキャンプをしました。オークやスパニッシュモスなど、南国風の植物に囲まれた環境でのキャンプの魅力について紹介します。
Skidaway Island State Parkとは
「スキダウェイ・アイランド州立公園(Skidaway Island State Park)」とは、アメリカジョージア州の大西洋側、人気観光地であるSavannah(サバンナ)から車で20分ほどの位置にあるジョージア州立公園です。キャンプやトレイル散策を楽しむことができます。
このパークの特徴は、オークやスパニッシュモス(サルオガセモドキ)など、暖かい地域固有の植物達に囲まれた自然豊かな環境です。また野生動物もいて、湿原を通り抜けるトレイルなど、この地域特有の自然を満喫することができます。詳細は公式ホームページへどうぞ。
キャンプサイトの様子
パーク入口に向かう道の途中が既に森の中。木からぶら下がるスパニッシュモス(サルオガセモドキ)が南国の森を演出してくれます。
キャンプサイトの周りも比較的木が多いです。暑い地域なので、日陰が多いのはありがたいです。地面は砂と細かい砂利なのでテントは立てやすいです。
今回宿泊したのはRV用サイトなので、電気と水道が付いています。また下水道(地面の丸い蓋)もキャンプサイトについているタイプでした。
トイレとシャワーは男女共同。珍しい気がします。1部屋に1個付いているタイプでした。鍵はしっかりかかります。
トイレとシャワーは比較的きれいです。空間が広く、シャワーはトイレの壁越しにあります。カーテンなどは特にないですが、1人空間なので特に問題はないです。
ヤシの木のような植物があるのも南国風。夏、太陽が昇っている間はかなり蒸し暑いので、暑さ対策は万全にした方が良いです。
野生動物もたくさんいます。こちらはアライグマ。ゴミ袋はあさられてしまうので、就寝する時には置き場所に気を付けた方が良いです。(キャンプ場内にゴミ箱コンテナもあります。)
トレイルを探検
パーク内にはトレイルがあります。こちらは手つかずの塩性湿地を通り抜ける自然の中の遊歩道です。塩性湿地(salt marsh)とは、海の近くにある湿地で、潮の干満の影響を受け、その水には海水も含まれています。
訪れた時は干潮のタイミング。心配になるほど干上がっていましたが、それでもよく見ると小さなカニがわんさか居ました。
所々橋を渡りながらコースを進んでいきます。こちらもなんだか物語に出てきそうな樹木。
この日の日向はかなり暑く、水分補給は必須でした。暑さ対策をおすすめします。
やはりスパニッシュモス(サルオガセモドキ)が圧巻です。樹木に垂れ下がって生息し、北米南部から南米にかけて分布する植物です。
周辺の見どころスポット
キャンプ場周辺の道には、このようにどこまでも続く塩性湿原が見られます。まるで日本の田んぼのように、青々とした葉と凪いだ水面がほっとさせてくれる風景です。
またキャンプ場から車で1時間かからずに、「Tybee Island(タイビー島)」のビーチに行けるので、暑いときはここで海水浴を楽しむのもありです。
まとめ
「Skidaway Island State Park」はジョージア州サバンナの近くにある、南国の自然が満喫できる州立公園でした。夏には暑さ対策をして、森の中にとけこむようなキャンプを体験してみるのはいかがでしょうか。
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