アメリカ、サイスカロライナ州のCharleston(チャールストン)は、美しい街並みとアメリカの歴史が色濃く残る観光スポットです。おすすめの場所や実際の様子を紹介していきます。
Charleston(チャールストン)とは?
Charleston(チャールストン)とは、サウスカロライナ州(SC)の大西洋側に位置する港湾都市です。イギリスの植民地時代から栄えた場所で、都市名はチャールズ2世が由来しています。
まるでヨーロッパのような美しい街並みや路地の残るチャールストンですが、かつては奴隷貿易の拠点として栄え、アメリカの歴史が色濃く残る街でもあります。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
おすすめ散策スポット
Charleston(チャールストン)は観光スポットがたくさんあります。今回はその中から実際に訪ねた場所について写真と共に紹介していきます。
レインボーロウ(Rainbow Row)と美しい街並み
かわいらしい建物の多いチャールストン。その中でもこのレインボーロウは13の異なるカラーの家が並ぶ観光スポットです。植民地時代に商業の中心として栄えました。
植民地時代からの歴史を見学できる博物館も数多くあります。こちらはナサニエル・ラッセル邸。年代物の骨董品やインテリアを見ることができます。
どこを歩いてもパステルカラーの家やレンガ壁の路地など、普段の生活とは違う雰囲気を満喫することができます。またガイド付きのウォーキングツアーなども開催されています。
湾口都市なので、水辺のスポットも多いです。こちらはパイナップル噴水(Pineapple Fountain)。他にも町中で噴水を見かけます。
こちらはバッテリー(The Battery)と呼ばれる海岸沿いの遊歩道。かつて防衛護岸として使われていたため、大砲などのレプリカも展示されています。また馬車に乗って町をめぐるツアーも開催されています。
Old Slave Mart Museum(奴隷市場博物館)
Old Slave Mart Museum(奴隷市場博物館)は、実際に1856年から1863年までに奴隷のオークション会場として使われていた施設を利用した博物館です。奴隷の価格表や扱いなどについて当時の様子が紹介されていました。詳細は公式ホームページをご覧ください。
Charleston City Market(チャールストン市場)
Charleston City Market(チャールストン市場)は1807年から続く地元の市場です。この神殿のようなデザインの入り口から、平屋の市場が奥まで連なっています。
市場では地元の民芸品やお土産、アート作品や食べ物など様々なものが売られています。スイートグラスという植物を使ったカゴが人気のようです。詳しくは公式ホームページへどうぞ。
Fort Sumter(サムター要塞)
Fort Sumter(サムター要塞)はチャールストンを海軍の侵略から守るため、人工島に建てられた海の要塞です。このフェリー乗り場から、船に乗って見に行くことが出来ます。
ツアーを予約し、このフェリーで島へと向かいます。料金は大人$30、子ども$18(4~11歳)でした。全体で約2時間ほどのツアーになります。予約など詳しくはこちらの公式ホームページをご確認下さい。
船は穏やかに海の上を進んでいきます。ガイドの説明もあり、途中もう一つの要塞「Fort Moultrie(モールトリー要塞)」を見ることができます。
こちらがサムター要塞。アメリカ南北戦争の発端とされる「Battle of Fort Sumter(サムター要塞の戦い)」で有名です。米英戦争後にイギリスなどの外国からチャールストンを守るために築かれました。
ここでの滞在時間は約1時間です。ガイドさんの説明を受けたあと、自由に内部を見学することができます。当時使用された大砲のレプリカなどがたくさん展示されています。
要塞の壁はレンガで作られています。港の水路の正面に位置し、水路から敵艦が侵入するのを防ぐ役割を担いました。
海鮮料理を楽しむ
港湾都市なので、新鮮な海の幸を楽しむことができます。1件目、こちらの「Crab House」はチャールストンに複数店舗を構えるレストランです。
こちらは名物「Blue Crab Claws」のフライ。青い爪のカニ(アオガ二)のフライです。小ぶりですが、クセも少なく食べやすいです。
「カキフライ」は、このようにから揚げ風になり、ピリ辛のソースにディップして食べます。牡蠣本来の味はかなり遠くに感じます(笑)どこに行ってもローカルビールが楽しめるのがアメリカの面白い所でもあります。
2件目は「Amen Street Fish & Raw Bar」。生ガキが楽しめるお店で、他にも生の海鮮メニューが充実しています。
お店に入ると、カウンターの中には大小様々な牡蠣がぎっしり並んでいます。よく見るとお店の内装も牡蠣だらけです。
こちらは「生ガキ」と「エビのセビーチェ(マリネ)」。生ガキにはホットソース、ホースラディッシュ、お酢の入ったさっぱりソースなど、レモン以外は日本では馴染みのない組み合わせがついてきます。
まとめ
サウスカロライナのチャールストンは、植民地時代からの歴史が残る街でした。カラフルな街並みや奴隷と戦争の歴史の他にも、アートギャラリーや海でのアウトドアなど楽しめるスポットがまだまだあるので、ぜひ気になった方は訪れてみて下さい。
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