フロリダ州北東部に位置するセントオーガスティン（St. Augustine）は、アメリカの歴史が残る陽気な観光名所です。その魅力や様子について紹介します。
セントオーガスティン（St. Augustine）という街
セントオーガスティン（St. Augustine）はフロリダ州北東部に位置する町です。１５６５年にスペインの探検家によって設立され、今でもヨーロッパ人やアフリカ系アメリカ人が住み続けているアメリカ本土最古の入植地として知られています。
都市設立後、スペイン植民地、イギリス植民地、さらに２度目のスペイン植民地時代を経て、米国領土、フロリダ州へと移り変わってきた歴史の街でもあります。それらの歴史に紐づいた観光スポットや見どころが多く魅力的な街です。
観光スポット紹介
見どころの多い St. Augustine にて、実際に訪れた場所を中心にその魅力を写真と共にお伝えします。
セントジョージストリート（St. George St.）で街ぶら
セントジョージストリートは、旧市街の石門から始まる歴史的な通り。歩行者専用ゾーンも長く、歩いて観光が楽しめます。
ビジターセンターや立体駐車場もあるため、車を置いて一日散策を楽しめます。
通りには、お土産屋やレストランなど、様々なお店が軒を連ねます。スペイン食器を物色したり、アイスを食べながら歩いたり、バーから漏れ出る陽気な音楽を楽しみながら街の雰囲気に浸ることができます。
Alligator Farmで世界中のワニに会う
「Alligator Farm Zoological Park」は１８９３年創業の歴史ある動物園。世界中から集まった２４種類のワニや、爬虫類、南国の動物、フロリダ特有の鳥たちなどに会うことができます。公式ホームページはコチラ。
とにもかくにもワニだらけです。子ワニから大人のワニまで、見たことない数のワニが飼育されており、普段近くで見ることのないワニの迫力を思い知ります。
アジアのワニ、アルビノ（白い）ワニなど、珍しい種に出会えたり、飼育員さんの餌付けショーを見たり、自分でワニに餌をあげることもできます。
ワニの池を囲む木々には、フロリダの多様な鳥たちが大繁殖。他にもヘビやコモドドラゴンなどの爬虫類、なまけものなどの動物にも会うことが出来る、フロリダ特有の動物園です。
Pirate & Treasure Museumで海賊時代を知る
「Pirate & Treasure Museum」には８００点以上の海賊に関する展示がなされています。かつて海賊に略奪されたこともあるセントオーガスティンだからこそ発掘された品々や、海賊の歴史について学ぶことができます。
大砲を打つ疑似体験、見せしめのために吊るされた海賊のリアルな展示、映画パイレーツオブカリビアンで使用された剣など、子どもから大人まで楽しめる展示です。
世界中で３枚しか現存しないと言われる本物の海賊旗の１枚があり、他にも海底に沈む海賊船から発見された宝など、あらゆる本物の品が展示されています。
サンマルコス砦など他にも見どころ満載
「サンマルコス砦（The Castillo de San Marcos）」は、アメリカ本土で最古の石造建築であり、あらゆる戦で使用されてきました。
Image by Arvid Olson Image by Paul Brennan from Pixabay
その他にも、歴史を知る博物館や教会、植民地時代の建物、リゾート地としてのスパ、海沿いならではのビーチや灯台など、見どころは尽きません。
観光バスに乗って、町をめぐるツアーなども開催されています。
アメリカ南部料理にトライ
レストランも多く、アメリカ南部ならではの料理を頂くこともできます。左から順に「Florida Gator Tail」「Conch Fritters」「Grits」、日本語で言えば「ワニのしっぽから揚げ」「刻み巻貝の入った揚げ物」「トウモロコシ粉のお粥」です。他にも南部特有のメニューや獲れたて海鮮などを食べることができます。
まとめ
フロリダ州のセントオーガスティン（St. Augustine）は、植民地時代から続く歴史の街と、リゾート観光地の側面を合わせ持つ、魅力的な場所でした。紹介しきれていない観光スポットも多数あるので、ぜひ興味のある方はこの記事を参考にリサーチしてみて下さい。
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