夕顔(ゆうがお)は英語で「Opo Squash」。アメリカではメジャーな食材ではありませんが、先日スーパーで見かけたので、かんぴょうの原料としても知られる「Opo squash」について紹介します。
夕顔(Opo squash)とは
夕顔(Opo Squash)はウリ科の植物で、夏に旬を迎える野菜です。夏の夕方に咲いた花が翌日の朝にはしぼんでしまうことが、名前の由来です。夏の花のアサガオやヒルガオとは関係性はありません。そして夕顔を干したものが「かんぴょう(干瓢)」になります。
夕顔(Opo squash)と冬瓜(Wax gourd)の違い
夕顔(Opo squash)とそっくりの野菜に冬瓜(Wax gourd)があります。冬瓜も同じくウリ科の夏野菜。夏に収穫して冬まで保存できることから「冬瓜」と呼ばれるになりました。
このそっくりな野菜の違いは色と形。夕顔は表面が薄い黄緑色で、細長いもの(ナガユウガオ)と丸いもの(マルユウガオ)があります。冬瓜は表面が濃い緑色で、形は横長の楕円形です。どちらもあっさりした味とみずみずしさがあります。
夕顔の調理方法
夕顔は(冬瓜も)、実はもちろん、皮も種もわたも食べられる野菜です。生でシャキシャキとみずみずしさを楽しんだり、煮込んでとろんとした食感を楽しむこともできます。
夕顔の皮はやわらかく、ピーラーでも簡単にむくことができます。向いた皮は炒めてきんぴらなどに出来ます。
実は水分が多く、加熱時間が短く調理できます。あっさりした味なので、様々な味付けに合います。今回は豚そぼろのあんかけ煮にしました。とろっとしたあんと、つるんとした夕顔、風邪をひいた時にも食べたくなる優しい味の一品になりました。
まとめ
英語でOpo squashと呼ばれる夕顔は、かぼちゃ(squash)の仲間ではなく、ウリ科の夏野菜です。あっさりとした味で丸ごと食べられるエコな野菜でもあります。見つけた時にはぜひ試してみてください。
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