アメリカの飲む日焼け止め「Heliocare(ヘリオケア)」とは?

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日本より紫外線の多いアメリカでは、日焼け対策が必須です。実際に私もアメリカに来てから日焼け&シミの激増を体感しています。そこで今回は、塗る日焼け止めの他に活用している「飲む日焼け止め」について紹介します。

 

 

 

 

アメリカの紫外線が強い

太陽のイメージ

アメリカは日本に比べて紫外線が強いです。WHO(世界保健機関 World Health Organization)によると、紫外線(UV:Ultraviolet radiation)による皮膚ガンを発症するアメリカ人の割合は非常に高いです。アメリカでは90.5%なのに対して、日本は0.74%と、大きな差があります。これはひとえに、紫外線の強さの差だけではなく、日焼け予防に対する文化の違いも大きいかもしれません。詳しい結果はWHOのサイトをご覧ください。皮膚ガンの多さに伴い、アメリカでは「Don't Fry Day」という、日焼け予防を考えるキャンペーンも実施されています。その様子は下記の記事で紹介しています。

 

 

日本とアメリカの日焼け対策の違い

ビーチで寛ぐ人のイメージ

日本では、日差しの強い日には日焼け対策をして外出する人を多く見かけます。日傘、アームカバー、サングラス、サンバイザー、UVカットの長袖などなど、物理的に日差しを避ける対策をする人も多いと思います。しかしアメリカでは、サングラスは一般的ですが、日傘、アームカバー、サンバイザーなどを活用する人はほとんど見かけません。日を浴びて得られるビタミンDを重視していることや、日に焼けた肌は「健康的」で「バカンスを楽しんだ証」というステータスになる、という感覚を持っている人が多いようです。プールサイドやビーチで、水につかる訳では無く、読書などをしながらゆっくりと全身に太陽を浴びせる人の姿を、本当によく目にします。

 

 

日焼け対策を怠ってシミ激増の体験談

シミそばかすのイメージ

ここからは日焼け対策の体験談です。日本ではアームカバーや日傘を活用して、日焼け対策を入念に行っていました。しかしアメリカでは日傘をさす人も見かけず、そのうち現地の雰囲気に合わせて、物理的日焼け対策をする機会が減っていきました。アメリカでのパンデミック中は、家の中に居る時間が多く、外出しない日は日焼け止めを塗ることも忘れていました。(日本では家に居る日も塗っていたのに。)すると約1年で顔を中心に、目に見えるシミが激増しました。もともと日焼けに弱い肌質も関係あったかもしれません。そして唇の周りなど、日本では日焼けを気にしていなかった部位にまでシミが出来始めました。時すでに遅しですが、そこから家に居る間も日焼け止めを塗り、日焼け止め成分の入ったリップクリームも活用し始めました。物理的な日焼け対策グッズも活用しつつ、さらに使い始めたのが「飲む日焼け止め」でした。

 

 

飲む日焼け止め「Heliocare」とは

ヘリオケアのパッケージ

「Heliocare(ヘリオケア)」は、日焼けを予防し、美しい肌を保つのに役立つサプリメントとして知られています。日焼けがシミとなる原因の活性酸素を、抑える働きのある抗酸化物質が豊富に含まれたサプリメントです。つまり「Heliocare」を飲めば日焼けをしない、という訳ではないので、あくまで日焼け予防アイテムのひとつとして考えると良いでしょう。

 

 

どんな成分で出来ている?

ヘリオケアの成分表示

「Heliocare」に含まれているのは、中南米原産の「Polypodium leucotomos」というシダ植物から抽出した成分(PLE: Polypodium leucotomos Extract)です。Polypodium leucotomosは、日本語ではダイオウウラボシ(大王裏星)と呼ばれます。この植物は強い抗酸化作用を持つことで知られ、何世紀にも渡って皮膚関連の治療に使われてきました。

 

 

ヘリオケアの特徴記載

「Heliocare」に含まれるPolypodium leucotomosは、オーガニック栽培され、ビーガン対応、グルテンフリー、人工着色料不使用など、添加物等に気を遣った商品です。皮膚科の第一人者によって開発されたサプリメントで、25年以上使われており、アメリカ以外でもスペインやイタリアなど20か国で使用されています。「毎日飲むことで若く見える肌を維持するのに役立つ」と紹介されていますが、食品医薬品局(FDA: Food and Drug Administration)の評価は受けていないようです。

 

 

 

抗酸化物質で日焼け防止

サングラスのイメージ

「Heliocare」が日焼け予防サプリメントとして知られるのは、その強力な抗酸化物質(antioxidant)のため。日焼けとは、太陽からの紫外線によって皮膚にやけどが起こっている状態です。皮膚に紫外線が当たると、メラノサイトという細胞から、皮膚を保護するためにメラニン色素が作られます。このメラニン色素が、紫外線の侵入を防ぐため表皮に運ばれると、皮膚の色が黒くなり、日焼けとなります。

 

 

シダ植物のイメージ

紫外線が体内に侵入すると、活性酸素(free radicals)も発生します。この活性酸素は、通常の酸素よりも反応性が高く、肌細胞がそのダメージを受けることで、シミやそばかすの原因となります。この活性酸素を抑える働きをするのが抗酸化物質です。「Heliocare」の主成分PLEは、もともと水生植物だったシダ植物が、陸上で生き延びるために生み出した強力な抗酸化物質を抽出したものです。

 

 

購入場所

walgreensのアプリのイメージ

「Heliocare」は様々なパッケージがありますが、ドラッグストアやスーパーで簡単に購入することが出来ます。また一部皮膚科の診療所でも取り扱いがあります。このパッケージの正規取り扱い店はドラッグストアの「Walgreens」です。Amazonなどオンラインでも購入できます。また公式サイトでは、30日以内であれば100%全額返金保証(送料は除く)があるので、少し試してみたい人は活用してみると良いかもしれません。

 

 

実際に使ってみた

サプリの粒の大きさ

こちらが実際のサプリメントの様子。アメリカあるあるですが、粒は全長約2cmと大き目。透明なタブレットにベージュ色のパウダーが入っています。飲み方は1日1錠朝に飲むだけ。1日中外出する際には、さらに1~2錠服用します。

 

 

サプリメントの様子

実際にどれほど日焼け予防の効果があるのか。個人的には、飲んだ日の方が後々のダメージは少ない気がするけど、正直そこまで分からない、というのがリアルな感想です。外出する時は顔や腕に日焼け止めを塗りますし、帽子など出来る範囲で物理的日よけ対策もしているので、その内サプリメントの効果がいかほどかは謎です。ただし、個人的には飲んで具合が悪くなるなど、特に副作用は無く、負担なく続けることが出来ています。抗酸化成分を含む食べ物は色々あるので(ブロッコリー、かぼちゃ、トマトなど)、サプリメント以外にも取り入れていこうと思います。

 

 

まとめ

飲む日焼け止めとして知られる「Heliocare」は、日焼け予防が期待できる植物由来のサプリメントです。塗る日焼け止めだけでは不安な方、綺麗な肌を保ちたい方、抗酸化作用のある食べ物を毎日摂取するのが大変な方などは、活用してみると良いかもしれません。このページに記載の内容は公式サイトを元にしています。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。

 

 

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