アメリカのおすすめ排卵検査薬と詳しい使い方(写真付き丁寧解説) | easy@Home | Clearblue

アイキャッチ画像

妊活をするにあたって、大切なのが排卵日を知ること。生理周期が乱れていて、排卵日が分かりにくい・・・そんな人の助けにもなるのが「排卵検査薬(Ovulation test kit)」です。アメリカで手に入る排卵検査薬とその使い方、実際に使ってみた感想を紹介します。

 

 

 

排卵検査薬とは?

妊婦のイメージ

排卵検査薬とは、排卵日を予測するための検査薬です。検査キットに尿をかけて、数分待つだけで、判定結果が分かります。陽性が出た場合、そこから一定期間は妊娠しやすい時期になるので、妊活中の人を助けてくれるアイテムです。その仕組みは、尿中に含まれる黄体形成ホルモン(LH)の濃度に反応します。このLHは、排卵直前(約24時間~48時間前)に分泌量が急増するので、妊娠にベストなタイミングが分かります。

 

排卵検査薬と妊娠検査薬

お店で販売されている様子

排卵検査は英語で「Ovulation test」、妊娠検査は英語で「Pregnancy test」です。排卵検査薬は排卵日の予測、妊娠検査薬は妊娠可能性の有無をチェックすることができます。見た目が似ているので、ドラッグストアなどで購入する時は間違えないように注意して下さい。

 

 

ダラーショップの商品

なんとアメリカでは、1ドルショップ(日本でいう100円ショップ)にも、排卵検査薬や妊娠検査薬が売られています。こちらはDollar Treeで見つけた排卵検査薬です。

 

 

排卵検査薬の使い方

2種類の検査薬

ここからは、筆者が実際に使って使いやすかった、2種類の排卵検査薬の特徴と使い方を紹介します。

 

 

 

easy @ Home 特徴

easy home

ひとつめは「easy @ Home」です。この検査キットの特徴は、大容量のコスパの良さです。検査キットはとても簡易的な作りですが、その分毎日気にせず使える個数が入っているので、生理不順などで排卵日の予測が難しく、毎日チェックしたい人におすすめです。公式サイトはこちら

 

 

商品の種類

「easy @ Home」は、排卵検査薬だけのもの(ブルー箱)、排卵検査薬と妊娠検査薬がセットになったもの(ピンク箱)、排卵検査薬と妊娠検査薬のセット&尿を採るためのカップも付いたもの(グリーン箱)、などの種類が豊富です。検査キットの数が多いほどコスパは良くなりますが、使用期限があるので注意して下さい。筆者が購入したものは、排卵検査薬の使用期限が約1年間、妊娠検査薬の使用期限が約9か月でした。お値段はAmazonが安いです(たまにセールにもなっている。)ドラッグストア(CVSやWalgreens)のクーポンを持っている場合は、そちらの方が安くなる場合もあると思います

 

 

easy @ Home 使い方

ここからは、写真付きで使い方を解説します。筆者が使ったのは、排卵検査薬(50個)と妊娠検査薬(20個)がセットになったもの(20ドルくらい)でしたが、正直、妊娠検査薬は20個も要らなかったので、排卵検査薬だけのものを買えば良かったなと思いました。

 

 

箱の中身

中には、1つずつ個包装になった検査キットと、使い方の説明書(英語)が入っています。

 

 

アプリのアイコン

この検査キットは、「premom」という無料のアプリと一緒に使うので、まずはアプリをダウンロードします。

 

 

使い方は、

① 尿をカップにとる

② 試験紙を5~10秒ほど尿にひたす

③ 約5分後にアプリで写真を撮る

④ 検査結果がすぐ分かる

という感じです。以下、アプリの使い方も含めて、詳しく解説します。

 

 

試験紙

まず、検査キットの袋を開けると、小さな試験紙が1枚入っています。この白い側を尿にひたすことになります。

 

 

尿検査のイメージ

清潔で乾燥した、プラスチックまたはガラスの容器を用意します。その容器に尿をとり、試験紙の「MAX」という線まで尿にひたし、5~10秒待ちます。

 

 

試験紙の説明

ひたす時間の目安は、吸収した尿が白い部分の上部(テストウィンドウ)に達するまでです。

 

 

タイマーの画面

そこから5分待ちます。5分以上放置してしまうと、結果が無効になってしまうので、タイマーをセットするのがおすすめです。「premom」のアプリ内にもタイマー機能が付いています。

 

 

テスト結果追加ボタン

5分待つと、試験紙に線が出てきます。アプリ内の「テスト結果を追加」のボタンを押すと、試験紙を読み取るための撮影画面が表示されるので、そこで試験紙を読み取ります。

 

 

読み取りの様子

読み取りの様子がこちら。線の濃淡から、自動で数値化してくれます。チェックマーク✔を押せば、この数値がアプリ内に記録されます。これで測定は終了です。

 

easy @ Home 記録の様子&よくある疑問

保存されたデータ

撮影した試験紙とその数値は、このようにアプリに保存されていきます。

 

 

グラフ化の様子

その数値はグラフ化されるので、変化が把握しやすいです。このピーク値が出てから、約24~48時間以内に排卵すると言われています。筆者の場合、生理周期が乱れていたこともあり、日々数値にバラつきがあったり、ピーク値も分かりにくく不安になりましたが、それでもピーク値は存在したので、参考に妊活しました。

 

 

よくある質問

質問①「妊娠検査薬を使う期間はいつ?」

生理周期が安定していれば、排卵日少し前から5日間以上連続で検査して、ピーク値を検出します。(生理周期が28日間の人は、生理開始から14日後頃が排卵日の目安)生理周期が安定していない人は、生理開始日を1日目とした場合、5日目頃からピーク値が出るまで毎日検査を続けてください。3~4か月試しても妊娠しない場合は、医師に相談してください。

 

質問②「一日の中の、いつの尿を検査すればいい?」

朝一番の尿は推奨されていません。(LHが早朝から上昇し始めるから。)午前10時~午後8時頃、なるべく毎日同じ時間に検査できるのが理想的です。筆者は毎日時間にバラつきがあったので、それも数値のバラつきに影響したのかもしれません。

 

質問③「水分摂取は検査結果に影響が出るのか?」

尿検査前に大量に水を飲むと、尿中のホルモンが薄まって数値が下がる可能性があります。なので検査前は水分摂取を控えるのがおすすめだそうです。筆者の場合、日々たくさん水を飲んでいたので、それも数値のバラつきに影響したのかもしれません。

 

 

 

Clearblue 特徴

お店の棚のクリアブルー

ふたつめは「Clearblue」です。この検査キットの特徴は、デジタルなので検査結果が見やすく(アナログタイプもあります)、より正確なため、産婦人科でおすすめされることも多いようです。その分割高なので、生理周期が安定している人や、最終確認に使いたい人におすすめです。公式サイトはこちら

 

 

二種類のデジタル検査キット

デジタルタイプの「Clearblue」は2種類あります「Advanced Digital Ovulation Test」は、黄体形成ホルモン(LH)の他にエストロゲンも検出するため、より正確ですがちょっとお高め。「Digital Ovulation Test」は黄体形成ホルモン(LH)だけ検出でちょっとお安めです。

 

 

買った検査キット

筆者が今回購入したのは、こちらの「Advanced Clearblue Digital Ovulation Test」の10回分入り。筆者はeasy @ Homeを使った後の、最終確認用に使おうと、より正確なAdvancedの方にしてみました。ただ、実際はそこまで必要なかったような気もします。これはドラッグストアなど、どこでも手に入りますが、クーポンなど持っていない限り、Amazonが安いと思います。(セール時期にもよりますが、筆者はAmazonで30ドルくらいで購入。お店だと50ドルくらいでした。)

 

 

Clearblue 使い方

箱の中身

ここからは、写真付きで使い方を解説します。箱の中には、説明書、デジタルで測定できる道具(ホルダー)、個包装の検査スティックが入っています。

 

 

キャップ

まず、袋から検査スティックを取り出します。キャップがしてあるので、キャップを外します

 

 

差し込む様子

次に、三角の印を合わせるように、検査スティックをホルダーに差し込みます。奥まで入るとカチッといいます。

 

 

尿検査の

検査の方法は2種類です。「試験紙の部分に尿を3秒かける」もしくは「乾燥したきれいな容器に尿を採取して、試験紙を15秒つける」。この時、ホルダーが濡れないように注意してください。

 

置いてある検査キット

その後、キャップをはめて、約5分待ちます。検査結果が出るまで、検査スティックは抜かないでください。待つ時は、平らな場所に置いておきます。試験紙を上に向けるのはNGです。1分以内に、画面の検査キットマークが点滅していれば、検査が順調に進んでいるサインです。

 

 

5分くらい経つと、画面に結果が表示されます

検査結果解説

・「ただの丸」まだ数値が低い

・「スマイルの点滅」高いエストロゲンが検出されて排卵が近い

・「スマイルの点灯」LH値のピーク、48時間以内に排卵する可能性大

ピーク値が出た場合、そのままスマイルマークは48時間画面に出たままになります。LH値ピークから24~48時間以内に排卵すると言われています。

 

 

検査後のスティック

テスト結果が出た後は、検査スティックは抜いて捨てます。入れたままだとホルダーが壊れる可能性があります。

 

 

Clearblue よくある質問

質問「尿検査をするタイミングはいつ?」

朝起きて一番最初の尿を使います。もし逃してしまった場合は、なるべく早く検査してください。基本的には1日1回の検査をします。検査の前に大量に水を飲むと、数値が低くなってしまう可能性があります。

 

 

 

筆者の体験談

妊婦の

2種類の排卵検査薬を使ってみましたが、結論どちらも使いごこちは良かったです。慣れれば使うのは簡単です。生理周期が安定していなかった筆者は、妊活のストレスを軽減するために、まずは毎日気軽に測定できる「easy @ Home」を活用しました。日々の数値にバラつきはありましたが、生理周期が乱れていた筆者でもピーク値が検出されました。ただ、測定精度に不安があったので、追加で「Clearblue」を使ったら、しっかりスマイルマークが出て安心しました。

筆者はめんどくさがりで、基礎体温を毎日測るのも無理、いざ妊活を始めたら、ストレスのせいか生理が2週間くらいズレるのがざらになる負のループ。夫婦二人で仲良くストレス無く妊活を進めるためにも、排卵検査薬はとても役に立ったと感じています。

 

 

まとめ

排卵検査薬(Ovulation Test)とは、尿検査によって、お家で気軽に排卵日が予測できる便利ツールです。排卵日が予測できれば、妊活をスムーズに進めることができます。生理周期が不安定、旦那さんが出張などで不在なことが多いので確実なタイミングが知りたいなど、妊活を進める時の悩みを減らすのにきっと役に立ちます。少しでも同じような悩みで困っている人の役に立ちますように。

 

ブログランキングに参加してます。

気になった方、ポチポチしてもらえると嬉しいです!

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ