アメリカの家ではよく見る「シーリングファン(ライト)」。正直名前すら知らなかったこの「天井の扇風機」は、季節によって使い分けるものだと知りました。きっと私のように知らない人も多いはずのシーリングファンの正しい使い方について解説します。
シーリングファンとは
この天井に付いているクルクルをシーリングファンと呼びます。この写真のようにライトも一緒についている場合はシーリングファンライトとも呼びます。役目としては、室内の空気を循環させることで暖房や冷房の効率UPさせることです。(扇風機じゃなかった)
シーリングファンの使い方
デザインによる個体差があると思いますが、今回は我が家のシーリングファンの写真を用いて、使い方を紹介します。
本体には引っ張るスイッチが2本ついてます。中心がライト用、横についているのがファン用です。
ファン用のスイッチは、引っ張るごとに回転速度を変更できます。
1回目:高速
2回目:中速
3回目:低速
4回目:OFF
とある部屋のシーリングファンライトは、壁のスイッチとも連動しているので、ひもスイッチを使わなくてOKです。(右がライト、左がファン)しかしファンの回転速度を変えたいときには、本体のひもスイッチを使わなければなりません。
回転方向を変えるスイッチがある
正しい使い方を知らない頃、スイッチをつけても風を感じず「なぜ???」の状態に。原因は、回転方向が間違っていたことでした。
写真の赤丸部のように、本体にはファンの回転を、時計回り・反時計回りに変更するスイッチが付いています。季節によってファンの回転方向を変えることで、空気の循環方向を変え、冷暖房の効率UPを狙います。
夏は反時計回り(左回転)
これは羽の角度によるものなので、デザインによっては逆パターンがあるかもしれません。我が家のシーリングファンの場合、反時計回りでファンから下に向かって風をおこします。体に心地よい風を感じ、同時に床側の涼しい空気を上に送ります。
夏(反時計回り)ざっくりイメージがこちら。
冬は時計回り(右回転)
時計回りの時は、ファンから天井に向かって風を起こします。そして天井にたまっている暖かい空気を下へ送ります。我が家の場合、暖房の吹き出し口(写真左側)も天井についているので、より暖気が天井に貯まりやすいです。おそらく、吹き抜けのある大きなお家などでは効果絶大なのではないでしょうか!
冬(時計回り)ざっくりイメージがこちら。
余談:夜は目がまわる
余談ですが、ファンの中心にライトが付いているので、夜はファンの影が天井に伸びて、よりおしゃれな感じに。しかしこのままファンを回すと、影も一緒に回るので、天井全体がぐるぐるしているようで、個人的には目がまわります。(笑)
天井のぐるんぐるん、写真で伝わるでしょうか・・・
まとめ
結論、シーリングファンは暑い日にただ回転させるのではなく、回転方向によって空気の循環方向を調整するのが、正しい使い方でした。日本では馴染みの無かった方も、(特に大きなお家にお住まいの方は)このファンを上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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