アメリカのスーパーでは芋の種類が豊富です。しかし日本のさつまいもは、アメリカではメジャー野菜ではありません。そんなアメリカのサツマイモ(Sweet Potato)について紹介します。
アメリカのさつまいも(Sweet Potato)とは
こちら、アメリカのスーパーで見つけたサツマイモ2種の写真です。さつまいも(Sweet Potato)には様々な品種がありますが、アメリカのスーパーで「Sweet Potato」として売られているのは写真右側のオレンジ色の芋です。勝手にオレンジ芋って呼んでいます。
写真左側の、日本でも馴染みのあるさつまいもは、「Japanese sweet potato」や「Korean sweet potato」と書いて売られています。そして細長いものより、写真のように丸っこいものが多いです。また、お値段もこちらの芋の方が若干お高めです。(オレンジ:$0.99 /lb、むらさき:$1.29 /lb)
アメリカのSweet Potatoの特徴
アメリカのスイートポテトは、日本のさつまいもと比べて外側の皮がオレンジ色っぽいですが、中の実も鮮やかなオレンジ色です。また日本のさつまいもに比べて水分が多めなので、硬くなく切りやすいです。
加熱すると、水分量が多いのでトロトロに溶けます。さつまいもご飯のように、ホクホク感を楽しむのは難しいです。べちょっとします。
お味は、日本のさつまいもほど甘くはなく、じゃがいもよりは甘い、優しい甘みです。
アメリカのSweet Potatoで大学芋に挑戦
アメリカのスイートポテトを使って、揚げない大学芋(クックパッド)を作ってみました。(見た目が汚くてすみません。)
この調理法だと、砂糖で甘さがプラスされているので甘み不足は解決。周りもコーティングされているのでべちょべちょも回避。日本のさつまいもと比べて仕上がりは少し違いますが、外はカリっ中はトロンという感じで美味しく頂けました。
アメリカ人のSweet Potatoの食べ方
アメリカでスイートポテトはオーブン焼きやフライにすることが多いようです。ハンバーガー屋さんで、追加料金を払えば、フライドポテトをじゃがいもからさつまいもに変更してくれる場合もあります。
まとめ
アメリカのさつまいもは、見た目も味も、日本のものとは違います。「アメリカのさつまいもは美味しくない説」はここから来ているようです。探せば「Japanese (Korean) Sweet Potato」も手に入りますし、違いを把握していれば日々の料理にも十分使えそうです。
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