アメリカ生活中の単位は独自路線にあふれています。今回はその中でも、ダントツに種類が多くてややこしい体積の単位について紹介します。飲み物はこの単位で表されるので、日常でもよく見る単位たちです。
ガロン・クォート・パイント・カップ・オンス
アメリカで使われる体積の単位は主に5種類。日本では見慣れない、魔法の呪文のような単位の名前が並びます。ただし日常生活でよく使うのはガロン(ガソリン)と、オンス(飲み物)くらいです。
これらを見慣れているリットル(L)、ミリリットル(mL)に直すと・・・
- 1ガロン(Gallon) = 3.785 リットル(L) =3785ミリリットル(ml)
- 1クォート(Quart) = 946.4 ミリリットル(ml)
- 1パイント(Pint) = 568.3 ミリリットル(ml)
- 1カップ (Cup) = 236.5 ミリリットル(ml)
- 1オンス(Fluid ounce)= 29.57 ミリリットル(ml)
はい、ややこしい。ざっくり覚えておくとすれば
- 1ガロン → だいたい4L
- 1オンス → だいたい30mL
これで十分です。
それぞれの関係性をまとめると
- 1ガロン(gl)=4クォート(qt)
- 1クォート(qt)=2パイント(pt)
- 1パイント(pt)=2カップ(cup)
- 1カップ(cup)=8オンス(fi oz)
つまり、1ガロン(gl)=4(qt)=8(pt)=16(cup)=128(fl oz)
しかもこちらアメリカ用で、イギリス用は若干異なるらしいです。
オンス(oz)とオンス(fl oz)の違い
オンスには、重さを表す「oz」と、体積を表す「fl oz」があります。しばらくそんな違いがあることに気づきもしませんでした。重さの単位「oz」については、詳しくこちらの記事で紹介しています。体積を表す「fl oz」は、Fluid ounce(液体オンス)の略です。
- 1オンス(oz) = 28.35g だいたい30g
- 1オンス(fl oz)= 29.57ml だいたい30ml
どっちも「だいたい30」ってことでよしとします(笑)
生活の中の体積単位(写真紹介)
アメリカ生活の中で使う体積の単位について写真と共に6点紹介します。
1.ガソリン
ガソリンの値段は1ガロンあたりで看板にも表示されています。また給油時の表示もガロンです。初めの頃はリットルだと勘違いして、給油量が少なすぎる?と勘違いしたこともありました。給油方法についてはコチラで紹介しています。
2.牛乳
こちらコストコの牛乳1GAL(3.78L)。これコストコだから大きいわけではなく、アメリカでは一般的な牛乳のサイズです。大きい・・・
3.炭酸水
1リットルの炭酸水ペットボトル。これでもかと単位が併記されています。書きすぎでは?
- 1リットル(LITER)
- 33.8 オンス(FL OZ)
- 1クォート(QT) 1.8オンス(FL OZ)
4.箱アイス
これ美味しかったです。食べレポを別記事でまとめています。1箱1.5 クォート(QUART)(1.42 L)こちらも大きいですが、スーパーにはこの大きさの箱アイスがずらりと並んでいます。
5.マヨネーズ(使いかけ)
マヨネーズはこういうボトルタイプが主流です。味は日本のマヨネーズよりあっさりしてます。こちらも単位の併記多数。これでも小さいサイズのボトルです。
- 30 オンス(FL OZ)
- 1パイント(PT)14オンス(FL OZ)
- 887ミリリットル(mL)
6.エナジードリンク(モンスター)
1本16オンス(FL OZ)(473ml)、日本のものよりひとまわり大きいです。4本パックを$6.58(約700円)なので、日本より安い気がします。
まとめ
アメリカの体積の単位はたくさんあって本当にややこしいです。しかし商品にはリットル単位が併記されていることがほとんどなので困ることは少ないです。ただし料理に使う1カップや大さじ小さじが日本とは違うので、そこには注意が必要です。
*他にもややこしい単位の話*
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