夕顔(Opo squash)の特徴と食べ方 | アメリカで野菜を美味しく【写真あり】

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夕顔(ゆうがお)は英語で「Opo Squash」。アメリカではメジャーな食材ではありませんが、先日スーパーで見かけたので、かんぴょうの原料としても知られる「Opo squash」について紹介します。

 

 

 

夕顔(Opo squash)とは

スーパーの棚

夕顔(Opo Squash)はウリ科の植物で、夏に旬を迎える野菜です。夏の夕方に咲いた花が翌日の朝にはしぼんでしまうことが、名前の由来です。夏の花のアサガオやヒルガオとは関係性はありません。そして夕顔を干したものが「かんぴょう(干瓢)」になります。

 

 

夕顔(Opo squash)と冬瓜(Wax gourd)の違い

夕顔

夕顔(Opo squash)とそっくりの野菜に冬瓜(Wax gourd)があります。冬瓜も同じくウリ科の夏野菜。夏に収穫して冬まで保存できることから「冬瓜」と呼ばれるになりました。

 

 

冬瓜

このそっくりな野菜の違いは色と形。夕顔は表面が薄い黄緑色で、細長いもの(ナガユウガオ)と丸いもの(マルユウガオ)があります。冬瓜は表面が濃い緑色で、形は横長の楕円形です。どちらもあっさりした味とみずみずしさがあります。

 

 

夕顔の調理方法

夕顔の断面

夕顔は(冬瓜も)、実はもちろん、皮も種もわたも食べられる野菜です。生でシャキシャキとみずみずしさを楽しんだり、煮込んでとろんとした食感を楽しむこともできます。

 

 

夕顔の皮むき

夕顔の皮はやわらかく、ピーラーでも簡単にむくことができます。向いた皮は炒めてきんぴらなどに出来ます。

 

 

夕顔のあんかけ

実は水分が多く、加熱時間が短く調理できます。あっさりした味なので、様々な味付けに合います。今回は豚そぼろのあんかけ煮にしました。とろっとしたあんと、つるんとした夕顔、風邪をひいた時にも食べたくなる優しい味の一品になりました。

 

 

まとめ

英語でOpo squashと呼ばれる夕顔は、かぼちゃ(squash)の仲間ではなく、ウリ科の夏野菜です。あっさりとした味で丸ごと食べられるエコな野菜でもあります。見つけた時にはぜひ試してみてください。

 

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チアシードの特徴と食べ方&簡単レシピ | アメリカで野菜を美味しく【写真解説あり】

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栄養豊富なスーパーフードとして注目されている「チアシード(chia seeds)」。アメリカではどのスーパーでも見つけられるほど手に入れやすい食材です。その特徴や簡単な食べ方について紹介します。

 

 

 

 

チアシード(chia seeds)とは?

チアシード

チアシード(chia seeds)とは、南米原産のシソ科の一年草「チア(chia)」の種で、写真のようにサイズ1mmほどの小さな黒色や白色の粒です。アステカ文明やマヤ文明などの古代文明でも食用に取り入れられていたという歴史ある食べ物です。

 

 

栄養価が高い

チアシードの調理例

チアシードがスーパーフードとして注目を集めるのは、その小さな粒に含まれる栄養価の高さゆえ。その中の代表的な3つの特徴が「たんぱく質」「食物繊維」「オメガ3脂肪酸」です。以下にその特徴を簡単にまとめました。

 

たんぱく質

たんぱく質は20種類のアミノ酸でできています。その中で、体内で合成することが出来ないため、食事から摂取する必要のある「必須アミノ酸」が9種類ありますが、その内8種類がチアシードに含まれています

 

食物繊維

チアシードは便秘改善などの整腸作用があると言われる食物繊維も豊富。食物繊維が豊富な野菜代表のゴボウと比べると、その量は約10倍。(←アメリカ農務省USDAのデータを参考にしました。リンク:ゴボウ/チアシード

 

オメガ3脂肪酸

チアシードは油分も多いです。油の中で、体内で作ることができず食事から摂取する必要のあるものを「必須脂肪酸」と呼びます。チアシードに豊富に含まれるオメガ3脂肪酸のひとつ「αリノレン酸」は必須脂肪酸。αリノレン酸は、血液サラサラで動脈硬化予防、老化予防、うつ症状軽減などの効果が期待できます。(アマニ油やエゴマ油などにも含まれる。)

 

 

水分を吸ってプルプルに

水分を吸ったチアシード

チアシードの面白い特徴が、水に浸すと約10倍に膨らんでジェル状になること。種の一粒一粒の周りが透明なジェルで覆われます。そしてこのプルプルしたとろみを生かして、スイーツを作ったり、ヴィーガンなど卵を食べない人々が卵の代用品として活用したりしています。

 

 

黒と白の2種類ある

ホワイトチアシード

チアシードには「ブラックチアシード」と「ホワイトチアシード」の2種類があります。通常のブラックチアシードを見ると、いくつか白い種が混ざっていることが分かります。この白い種だけを集めて品種改良したのが「ホワイトチアシード」です。この2つの主な違いは膨張率。ブラックチアシードは水を吸収して約10倍に膨らむのに対して、ホワイトチアシードは約14倍に膨らみます

 

 

摂取する時の注意点

生のままのせたチアシード

チアシードは、ゴマのようにそのまま生で食べることができます。ただしその吸水性から、口やのどに張り付いたり、胃の中の水分を吸収しすぎてしまう可能性も。また、消化を良くして殻の中の栄養をよく吸収するためには、浸水するか、粉状に砕いて摂取する方が良いです。そしてチアシードに含まれるオメガ3脂肪酸は熱に弱いため、加熱調理する際はその点を考慮しましょう。一日の摂取量は約大さじ1杯が目安と言われています。

 

 

 

チアシードの食べ方

トレジョのチアシード

チアシードは味や香りに特徴が無いので、様々な料理に活用可能です。写真はスーパー「Trader Joe's」のチアシード。各スーパーにプライベートブランド商品が並ぶほど身近な食材。そんなチアシードの戻し方(浸水の仕方)や、簡単な活用法を写真と共に紹介します。

 

 

チアシードの戻し方

膨らんだチアシード

チアシードを水に浸してプルプルにする方法はいたって簡単。チアシードの10倍量の水に浸すだけです。浸水時間はとろっとするまで。約20分くらいで食べられるほど膨らみます。(ネット上では「発芽毒を消すため12時間以上浸水する必要がある」と言及するサイトもありますが、その含有量はわずかで一日の摂取量に換算すれば何ら問題ないようです。英語で12時間以上の浸水をすすめる情報は見つけられませんでした。)冷蔵庫で約1週間保存できます。

 

 

浸水実験 浸水実験2

水に浸す時間でどれほど変わるのか観察してみました。その結果、水に浸し始めてからすぐに種は膨張し始めて、15分~20分くらいで十分に膨らみトロンとします。その後放置し続けると、1時間後くらいまでは少しずつ粘度が上がっていった気がしましたが(あくまで感覚的に)、その後は何時間放置しても変わらず。12時間浸水する必要性は無さそうです。朝に食べたい人は、時短の為に前の晩から浸水しておけば良いと思います。

 

 

簡単な活用法5選

チアシードサラダ

1)チアシードは生でも食べられるので、すりごまのような要領で、すりつぶしてサラダなどにトッピングしてそのまま食べることが出来ます。

 

 

チアシードの活用

2)ヨーグルトやジャム、スムージーや運動後のプロテインなど、普段の食べ物や飲み物にプラスするだけで取り入れることが出来ます。

 

 

チアシードの焼き菓子

3)またクッキー、マフィン、パンなどの焼き菓子に加えて食べることも出来ます。ただしチアシードに含まれるオメガ3脂肪酸は熱に弱いことをお忘れなく。

 

 

チアシードプリン

4)プルプルしたとろみを生かしたデザート「チアシードプリン」。お好みのミルクとはちみつと混ぜてプルンとするまで放置するだけ。この日はココナッツミルクとアーモンドミルクで作りました。おすすめはココナッツミルクです。とろみを出す為、普通の浸水時より水分を少なめにします。より固めに仕上げたい人は溶かしたゼラチンも追加すると良いでしょう。

材料(参考)

  • チアシード  大さじ1
  • 好きなミルク 約70ml
  • はちみつ   大さじ1/2

 

 

チアシードポン酢

5)ドレッシングや調味料に加えて取り入れることも。「チアシードポン酢」はチアシードをポン酢に浸して、”ポン酢ジュレ”として温野菜やグリル野菜などお好みのメニューにかけるだけ。

材料(参考)

  • チアシード 大さじ1
  • ポン酢   大さじ2

  ※ポン酢が手に入らない時は    醤油:酢=1:1 あとレモン汁少々

  ※みりんがあるなら  醤油:酢:みりん=5:4:3 あとレモン汁少々

 

 

まとめ

スーパーフードとして知られるチアシードは、栄養価が高くてプルプルに変化する、アメリカでは比較的入手しやすい食材です。普段の食事にサッと加えて、簡単に食べることができるので、ぜひ興味のある方はトライしてみて下さい。

 

 

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里芋は英語で「Taro」特徴と食べ方 | アメリカで野菜を美味しく【写真あり】

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アメリカのスーパーには様々な種類の芋が並びますが、その中の「Taro」はタロイモ。日本でおなじみの里芋の仲間です。里芋に似た「Taro」「Eddo」「Malanga」などの芋たちについて、特徴や食べた様子を紹介します。

 

 

 

里芋は英語で「Taro」と呼ばれる

taroの表示

日本で食べられている「里芋」は、インド東部や東南アジアなどの熱帯地域を原産とする「タロイモ(Taro)」の仲間に含まれます。タロイモ仲間の中でも、最も北側で栽培されている品種のひとつが「里芋」です。なので、アメリカのスーパーでは「Taro」という表記で、里芋と同じような芋が並んでいます。

 

 

「Eddo」と呼ばれることもある

Eddoの表示

里芋も含め、タロイモの仲間は「Taro」と表記されることが多いアメリカ。ですがスーパーによっては「Eddo」という表記があります。「Eddo」はタロイモの中でも中国や日本など北側原産の品種を表し、より日本の「里芋」に近い品種を指すようです。(スーパーでどれほど厳密に区別されているかは謎。)Amazonなどでも Fresh Taro Eddoという名前で里芋のような野菜が販売されています。

 

 

「Taro(タロイモ)」の特徴

タロイモ

里芋を含むタロイモ類は世界中で栽培されていて、その品種も多数。台湾では紫色がかった品種のタロイモがスイーツの材料としてもよく使われています。タロイモの特徴としては、里芋と同様に柔らかくねっとりなめらかな食感。また皮をむいた時のヌメリ感も大きな特徴ですが、海外で出回っている「タロイモ」は、日本でよく食べられている「里芋」に比べてそのヌメリ感が少ないです。

 

 

「Taro」実際に食べてみた

Taroの様子

実際にアメリカのスーパーで購入したタロイモを食べてみました。今回は試しに2か所のスーパーの「Taro」と「Eddo」を食べてみました。結論からいうと、個人的にその2つはほぼ同じで、違いは分かりませんでした。

 

 

Eddoの様子

見た目は日本でよく見る里芋と同じで、茶色く毛羽だった表面です。サイズは小さいものから大きいものまでスーパーの棚に陳列されていました。

 

 

皮をむいた様子

皮をむいてみると、日本の里芋と同様にヌメリが出ますが、里芋ほど強烈なヌメリではありませんでした。色は白。特に紫色がかっているということもありません。

 

 

煮物

今回はシンプルな煮物に。切り方間違えましたが日本の里芋に近い味で楽しむことが出来ました。強いて言えば、日本の里芋の方がよりねっとり感が強く、このタロイモはホクホク感が強いように感じました。

 

 

タロイモに似た「Malanga(マランガ)」

マランガ

里芋につながる「Taro」や「Eddo」について紹介してきましたが、おまけにもう1種類「Malanga(マランガ)」を紹介します。Malanga(Yautia や Cocoyam とも呼ばれる)は、アフリカ、南米、カリブ地域などで食べられる芋で、「Taro」と同じサトイモ科(Araceae)の仲間です。味も食感も似ていますが、Taroはサトイモ属(Colocasia)、Malangaはキサントソマ属(Xanthosoma)に分類されます。

 

 

「Malanga」も食べてみた

マランガとタロ

Malanga(マランガ)は、Taro(タロイモ)よりも細長い形です。表面は茶色く毛羽だっていてタロイモそっくり。さらに少し表面が凸凹しています。

 

 

断面比較

中身は白かったですが、切ると同時に少し赤みがかりました。

 

 

マランガの煮物

タロイモと全く同じ調理方法で煮物にしたのがこちら。味はタロイモに近いですが、表面は少し崩れやすい感じ。ねっとりなめらかな食感はタロイモよりも少なかったです。ねっとり度でいくと、日本の里芋 > タロイモ > マランガ > じゃがいも、というイメージ。Taro(タロイモ)が手に入らない地域にいる場合、Malanga(マランガ)が代用品になると思います。

 

 

まとめ

日本の里芋は「Taro(タロイモ)」の仲間で、特に北側地域で栽培される品種を指します。ですので、アメリカや他の地域などで里芋を食べたい!と思った方は、「Taro」で代用すると良いでしょう。またアフリカなどでは「Malanga」という似た芋もあります。ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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グリッツ(Grits)とは?アメリカ南部料理の定番【写真あり】

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「グリッツ(Grits)」という食べ物をご存知ですか?トウモロコシのお粥のような、アメリカの南部地方で定番の食べ物です。その正体や食べ方について写真と共に紹介します。

 

 

 

グリッツ(Grits)とは

グリッツ

グリッツ(Grits)とは、トウモロコシを挽いた粉を茹でたお粥のような食べ物です。アメリカの南部地方発祥の料理ですが、イタリアのポレンタ(Polenta)など、他の地域にも似たような料理があります。

 

 

ジョージア州の場所

グリッツ(Grits)という名前は、「粗食」を意味する古い英語「grytt」が由来とされています。アメリカ南部ジョージア州(GA)では、州の正式加工食品(official prepared food)にも認定されている名物料理です。

 

 

グリッツの食べ方

朝ごはんスタイル

グリッツは、朝食としてたまごやベーコンと共に食べるスタイルが主流です。レストランで実際に出てきたものがこちら。見た目はまさにお粥。グリッツ自体は、お米のお粥と同様に味にクセが無いので、塩コショウやバターなどで味付けして食べます。(正直あまり魅力的には見えない(笑))

 

 

シュリンプ&グリッツ1 シュリンプ&グリッツ2

またグリッツを使った定番メニューとしては、「シュリンプ&グリッツ(Shrimp & Grits)」というが有名です。グリッツと一緒に、スパイシーなエビを合わせて食べます。写真は異なるレストランのシュリンプ&グリッツです。お店によってスタイルや味付けも様々です。

 

 

グリッツの調理方法

石挽グリッツパッケージ

ここからは写真と共に調理方法を紹介します。インスタントグリッツもありますが、伝統的なグリッツは石挽き(stone ground)された粗目の粒が特徴です。インスタントとは大きく食感が異なります。今回使用したのは Carolina Plantation の石挽きグリッツです。

 

 

グリッツの粒

石挽きのグリッツはこのような粒状です。よく見るとトウモロコシの黄色や白色のツブツブが見てとれます。

 

 

グリッツのレシピ

基本の作り方は水で煮るという方法です。今回は最もシンプルな塩とバターの味付けにします。水の代わりに牛乳で煮る方法や、チーズをたっぷり入れる方法、はたまた果物やはちみつと共に甘くして食べる方法など、アレンジは多岐に渡ります。

 

 

グリッツの材料

今回の材料はこちら。全てを鍋に入れ、沸騰した後は弱火でコトコト1時間ほど煮込みます

  • 水    4+1/2 カップ
  • グリッツ 1カップ
  • 塩    小さじ1
  • バター  大さじ1

 

 

 

調理前のグリッツ

調理前の様子がこちら。まだグリッツは水を吸っていません。

 

 

煮込んだグリッツ

煮込みの最終段階がこちら。茹で上がったグリッツが5倍に膨らみ、全体的にトロトロになりました

 

 

冷めたグリッツ

少し冷めると、グリッツが固まってきて、トロトロの時とは異なる食感になります。マッシュポテトのような柔らか食感の中に、プチプチと粒のアクセントがあります。この食感の違いを楽しめるのが、インスタントと伝統的な石挽きグリッツの大きな違いです。

 

お店に売っているグリッツ

スーパーのグリッツ

筆者の住んでいるアメリカのジョージア州では一般的な食べ物なので、どのスーパーにもグリッツが置いてあります。上記で紹介したもののように、しっかり煮込む必要があるタイプから、お湯を注ぐだけ、もしくは電子レンジで温めるだけですぐ食べられるインスタントグリッツもあります。また味付けも、プレーン以外にバター味、チーズ味、ベーコン味など色々あります。

 

 

グリッツ

オートミールなどでもお馴染みの、「QUAKER」というメーカーのグリッツをよく目にします。こちらの「Old Fashioned」が煮込みが必要なタイプです。

 

まとめ

グリッツ(Grits)とは、アメリカ南部発祥のトウモロコシからできたお粥のような料理です。南部料理の定番として昔から食べられており、淡泊な味なのでアレンジは自由自在。伝統的なものからインスタントまであるので、ぜひ機会のある方は試してみてはいかがでしょうか。

 

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どんぐりかぼちゃ(acorn squash)の食べ方 | アメリカで野菜を美味しく【写真あり】

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アメリカのスーパーではかぼちゃの種類も豊富です。その中でもひときわ可愛いどんぐりかぼちゃ(acorn squash)の食べ方を紹介します。

 

 

どんぐりかぼちゃ(acorn squash)とは

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どんぐりかぼちゃ(acorn squash)とは、かぼちゃ(Squash)の一種です。濃い緑色の皮で、縦に筋がしっかり入っているのが特徴です。この楕円の形がどんぐり(Acorn)のようです。スーパーでは比較的いつでも手に入りますが、旬は初秋から冬にかけて

 

PumpkinとSquashの違い

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日本語の「かぼちゃ」、実は英語にすると2種類に分けられます。

 

英語ではかぼちゃ全般スクワッシュSquash)と呼びます。

そして、Squashのうち

オレンジ色のものをパンプキンPumpkin)と呼びます。

よくハロウィーンで見るアレです。

 つまり、日本で馴染みのある緑色のかぼちゃはスクワッシュ(Squash)になります。(アメリカ人の友達によると、「Squash」というと緑色のかぼちゃよりバターナッツかぼちゃの方がピンとくるようです。日本では、緑色のかぼちゃでパイも作るよと言ったらびっくりされました!)

 

どんぐりかぼちゃの特徴

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どんぐりかぼちゃの大きさは、日本のかぼちゃの小ぶりなものくらい。皮が硬くて少し切りにくいですが、実は黄色っぽくサクサク切れます。

焼いて食べるのが一般的です。加熱した場合、日本のかぼちゃに比べて水分が多め。(少しべちょっとします。)そして甘さは控えめです。

 

食べ方紹介

今回はどんぐりかぼちゃでトライしてみた料理2点を紹介します。

どんぐりかぼちゃスープ

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どんぐりかぼちゃとコンソメとミルクで、シンプルなスープにしてみました。水分多めの実なので、じゃがいも等に比べるとねっとり感は無くあっさりしたスープになりました。甘さも控えめなので、かぼちゃの甘みを楽しみたい方には「バターナッツかぼちゃ」(別記事で紹介中)をおすすめします。

 

 

まるごとオーブン焼き

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どんぐりかぼちゃのレシピを検索して最もポピュラーな調理が「オーブン焼き」です。今回はしょっぱい系ではなく、甘い系のオーブン焼きを試しました。

 

作り方はシンプルに、

  • 半分に切って、種をとる
  • バターかオイルを表面に塗る
  • ブラウンシュガーやメイプルシロップも表面に塗る
  • オーブンで焼く
  • 仕上げにお好みでシナモンをかける

 

 

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お味は、スープに比べてオーブンで焼いた方がねっとり感が増しました。皮はしっかり残っているので、スプーンですくっても崩れずに食べやすいです。実の甘さは控えめなので、日本のかぼちゃの煮物をイメージしていると甘みが足りないと感じます。ですので砂糖やシロップは多めで良いです。中心のトロトロした部分が特に美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

まとめ

見た目の可愛さに惹かれたどんぐりかぼちゃ。特徴としては、甘さ控えめで皮がしっかりしているので、丸ごとオーブン焼きにしても皮を器替わりにできます。もし甘さを求めるなら「バターナッツかぼちゃ」の方をおすすめします。ほくほく感&甘さを求めるなら、日本のかぼちゃ(Kabocha)が一番ですね。

 

 

*アメリカ試している野菜シリーズ

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ビーツの葉、ビーツグリーン(Beet Greens)の食べ方 | アメリカで野菜を美味しく【写真あり】

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アメリカでは日本に比べて、簡単&お手頃にビーツ(Beets)を手に入れることができます。またビーツはその実だけでなく、葉っぱを食べることもできます。 そんなビーツの葉っぱ「ビーツグリーン」の食べ方を紹介します。

 

ビーツグリーン(Beet Greens)とは

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こちらはアメリカのスーパーで買ったビーツ(葉っぱ付き)。この赤い根菜はウクライナ料理のボルシチの材料などとしても知られています。このビーツの葉っぱの部分を「ビーツグリーン(Beets Greens)」と呼びますが、ビーツはほうれん草の仲間ということで、この葉っぱも食べることができます。

 

ビーツの根の部分の食べ方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

 

ビーツグリーンの食べ方

ビーツグリーンの特徴は、根の部分と同じ赤い色とシャキシャキな食感。普段の葉もの野菜と同じように調理することができます。今回は簡単調理方法2パターンを紹介します。

 

さっと湯がいたサラダ

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ビーツグリーンは生でも食べることができますが、今回はサッと茹でてサラダにしてみました。

作り方は、葉をサッと茹でて

  • クレイジーソルト
  • コショウ
  • レモン汁
  • オリーブオイル

 

これらで適当に味付けしただけ。茹でる際に少しお酢を入れると、茎の赤色が鮮やかになります。お味は、茹でているので独特の土臭さはありません。シャキシャキしていて、あっさり食べられます。ビーツの根元は甘いのが特徴ですが、葉は甘くないです。

 

にんにくピリ辛炒め

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2品目はペペロンチーノ風の簡単炒め物 。

作り方は、

  • ビーツグリーンを洗って切り
  • オリーブオイルを熱して
  • ニンニクみじん切りと鷹の爪(とうがらしフレーク)と共に炒め
  • 塩コショウとレモン汁で味を整えて終わり

お味は、濃いめにすればご飯が進む味に。葉っぱの苦みも弱いので、もりもり食べられます。他にも玉ねぎやベーコンを入れて炒めても、シャキシャキな茎の食感との相性が良さそうです。ごちそうさまでした。

 

まとめ

ビーツの葉っぱ「ビーツグリーン」は、実のような甘さはありませんが、苦みやしぶみも少なく、使いやすい葉野菜です。その鮮やかな赤色とシャキシャキ食感を生かせば、おもてなし料理としても活躍しそうです。

 

参考に、ビーツグリーンのレシピ15個を紹介しているサイトのリンクがこちら。

www.epicurious.com

 

 

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バターナッツかぼちゃ(Butternut squash)の食べ方 | アメリカで野菜を美味しく【写真あり】

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アメリカでは様々なかぼちゃを見かけます。今回はひょうたん形がかわいいバターナッツかぼちゃ(Butternut squash)の味や特徴について紹介します。

 

バターナッツかぼちゃ(Butternut squash)とは

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バターナッツかぼちゃ(Butternut squash)は、かぼちゃ(squash)の一種です。このひょうたん形とうすい黄色の皮が特徴です。旬は秋から冬。南米大陸原産で、アメリカのスーパーでもよく見かけます。

 

 

バターナッツかぼちゃの調理の仕方

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半分に切った様子がこちら。他のかぼちゃよりも皮が薄く切りやすいです。調理がしやすく大変助かります。ひょうたん形の下側に種がつまっています。

 

 

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皮が薄いので、ピーラーでも簡単に皮をむくことが出来ます。これもとても便利。生のお味は・・・サクッとしていてほんのり甘く、ウリっぽい味です。バターナッツかぼちゃは皮も種も食べられるそうです。参考に見つけたレシピを紹介します。

 

 

食べ方1:オーブン焼き

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よくあるレシピは「真っ二つに割ってそのままオーブンで焼く」というものですが、今回はサイコロ状に切ってオーブンでローストしました。家にあったじゃがいもも一緒に焼きました。作り方は、オリーブオイルと塩コショウとハーブを絡めて、オーブンで焼くだけ。(ハーブは乾燥バジルと乾燥オレガノなどを投入。)

 

 

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途中、すこしかき混ぜて、全体が焼けたら完成です。超シンプル調理。

 

 

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お味は、バターナッツの甘みが増しました。そして食感はねっとりしています。日本のかぼちゃみたいにホクホク感は無いですが、水分でびちゃっともせず。じゃがいものホクホク食感との違いも楽しめてとても美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

 

食べ方2:冷製スープ

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冷製スープにも使っています。

作り方は・・・

  1. バター、玉ねぎ、バターナッツかぼちゃ、を炒めて
  2. コンソメと砂糖で味を付けて
  3. 牛乳と一緒にミキサーにかけて
  4. 冷ましたら完成(生クリームのおしゃれ盛り付けができません 笑)

 

お味は・・・

冷たくてもかぼちゃの甘みがしっかり出ていますとろみも出ていて、濃厚な味わいが最高に美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

 

まとめ

バターナッツかぼちゃ(Butternut squash)は調理がしやすく、甘みとねっとり感が特徴です。種も皮も食べられる使い勝手の良いかぼちゃです。以前試したどんぐりかぼちゃ(acorn squash)よりも、バターナッツかぼちゃの方が、より濃厚な仕上がりになります。

 

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アメリカの缶詰シナモンロール食レポ(Pillsbury Cinnamon Rolls)【写真あり】

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今回はアメリカの缶詰パンの紹介。缶に入ったシナモンロールは、開けてオーブンで焼くだけで、出来立てシナモンロールが食べられる優れもの。その様子を紹介します。

 

 

 

缶詰シナモンロールとは

缶詰シナモンロール

アメリカのスーパーには、写真のように缶詰に入ったシナモンロールが冷蔵で売られています。こちらは大手焼き菓子メーカー「Pillsbury」の缶詰。他のメーカーやスーパーのオリジナルブランドなどもあります。缶詰といっても、蓋と底が金属で、側面は厚紙で出来ています。

 

 

パッケージ裏

作り方はいたってシンプル。缶の中の生地を天板に並べてオーブンで焼くだけ。作り方はパッケージに記載されています。また種類によって焼き時間は変わります。こちらは5個入り缶ですが、さらに大きい缶も売っています。Pillsbury公式サイトでは、この缶詰を使ったアレンジレシピも紹介されています。

 

 

実際に焼いてみた

パッケージ開封の時

ここからは、実際に焼いてみた様子を紹介します。まずはパッケージに書かれていた通り、側面のパッケージをはいで、紙の合わせ目をスプーンで押すと、ポンッと開いて中の生地が見えます。そこから全体をはがします。

 

 

缶の中身

中身はこのような感じ。5個に切り込みが入ったシナモンロールの生地と、最後にかけるアイシングも一緒に入っています

 

 

並べる

生地を切り目に沿って5個に分けて、天板に並べます。あとは温めておいたオーブンで、焼き色が付くまで焼くだけです。

 

 

アイシング

アイシングはこのようなプラスチックパックに入っていました。たっぷり5個分入っています。

 

 

焼き上がり

焼き上がりの様子がこちら。ひとまわり膨らみ、きつね色の焼き色が付きました。

 

 

完成図

最後にアイシングをかけて完成。焼きたてパンは美味しいです。しっとりさなどはお店の味には及びませんが、簡単に家で食べられるクオリティーとしては満足できます。アイシングは少しコンデンスミルクっぽさも感じるこっくりとした甘さ。甘さを調整できるのも、家で焼くメリットです。ごちそうさまでした。

 

まとめ

アメリカの缶詰シナモンロールは、焼くだけですぐ食べられるパン生地の入った便利な缶詰です。朝から出来立てパンを食べたいけど作るのは面倒、そんな時の時短に役立ちます。アレンジも色々できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

 

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バスマティライスとジャスミンライスの違い&食べ比べ【写真あり】

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細長いお米の「バスマティライス(Basmati Rice)」「ジャスミンライス(Jasmine Rice)」は、どちらもアジア生まれの香り高いお米。その特徴や違いなどについて写真と共に紹介します。

 

 

 

丸い米と細長い米

2種類のコメ

お米は、大きく分けて2種類に分かれます。それは日本人に馴染みのある丸い米「ジャポニカ米」と、今回ご紹介する細長い米「インディカ米(長粒米)」です。ジャポニカ米は丸く短く、もちもちの粘り気が特徴。インディカ米は細長く尖っていて、パラパラと粘り気が無いのが特徴です。日本ではインディカ米全般を「タイ米」と呼ぶ場合もあります。世界で生産されている割合は、ジャポニカ米が20%、インディカ米が80%と、インディカ米の方が圧倒的主流。インディカ米はアジアや中東、アメリカや南米など様々な地域で食べられています。

 

 

バスマティライスとは

バスマティライス

「バスマティライス(Basmati Rice)」は、インドやパキスタンで生産されるインディカ米の一種で、高級な香り米(Aromatic Rice)として知られています。「バスマティ」とは「香りのよい」を意味するヒンディー語が由来です。香りが芳醇で、ナッツのような強い香りと表現されます。

 

 

ジャスミンライスとは

ジャスミンライス

「ジャスミンライス(Jasmine Rice)」は、タイやカンボジアで生産されるインディカ米の一種で、こちらも高級な香り米(Aromatic Rice)として知られています。タイ語では「カオホンマリ(Khao hom mali)」と呼ばれ、ジャスミンのような香りの良い米という意味があります。その香りは、フローラルで甘いポップコーンのような香りと表現されます。

 

 

バスマティライスとジャスミンライスの違い

バスマティライスとジャスミンライス

ここまでご紹介した通り「バスマティライス」と「ジャスミンライス」はどちらもインディカ米の一種で、高級な香り米として知られています。(以下、ライス省略。)その違いとして、一般的な生産国は、「バスマティ」がインドやパキスタン「ジャスミン」がタイやカンボジアです。写真はパキスタン産のバスマティと、タイ産のジャスミンです。

 

 

バスマティとジャスミン

【見た目】

 ・バスマティ : 細長く尖っている

 ・ジャスミン : 端が丸みを帯びていて少し透明

 

【食感や香り】

 ・バスマティ : 粘り気が少なくパラパラ、ナッツのような香り

 ・ジャスミン : しっとり柔らかい、甘いポップコーンのような香り

どちらも、日本のジャポニカ米に比べれば、パラパラしたお米ですが、ジャスミンの方がよりしっとりしていて、くっつきやすいという特徴があります。どちらを使うかは、好みの問題だと思いますが、インド人のお友達は料理によって使い分けているそうです。

 

 

お米の炊き方

バスマティライス ジャスミンライス

「バスマティライス」や「ジャスミンライス」などのインディカ米は、「湯取り法」と呼ばれる、たっぷりのお湯で茹でた後、お湯を捨ててしばらく蒸らすという方法が一般的です。ですが炊飯器でも炊くことができるので、今回はその方法をご紹介します。

 

【炊飯器で炊く方法】

  1. お米をさっと水ですすぐ(研ぐ必要なし)
  2. ふんわり柔らかく仕上げたい人は30分吸水
  3. いつもの水量で炊飯
  4. 炊けたら5分ほど蒸らす
  • 柔らかめに仕上げたい人は、玄米の目盛りに合わせた水量でも可
  • パラパラ固めに仕上げたい人は、早炊きが○

個人的には、さっと洗って、少し少なめの水量で、直ぐに早炊きするのが、一番パラっと仕上がって、カレーなどによく合います。

 

 

おまけ:美味しいタイカレー缶詰め

タイカレー缶詰

今回はおまけに、ジャスミンライスとの相性も良い「タイカレー」の美味しい缶詰めを紹介します。こちらは世界70か国でタイ料理関連商品を展開する「Thai Agri Foods」の「Aroy-D」シリーズ。お手軽に本格的なタイカレーを味わうことができます。

 

 

グリーンカレー調理例

こちらはグリーンカレーの調理例。鶏肉など好きな具材を加えて、温めて食べるだけ。たけのこ等は入っているので、今回は鶏肉とピーマンだけ足しました。ココナッツの甘さの中に本格的なスパイスの味。香りのよいジャスミンライスとの相性も抜群です。

 

 

まとめ

「バスマティライス」と「ジャスミンライス」は、どちらも香り高いインディカ米です。世界中で愛されるこれらのお米は炊くのも簡単。それぞれの特徴を生かしながら、ぜひ様々な国の料理にトライしてみて下さい。

 

 

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ターニップグリーン(Turnip Green・かぶの葉)の特徴と食べ方 | アメリカで野菜を美味しく【写真あり】

アイキャッチ画像

ターニップグリーン(Turnip Greens)は、日本語で「かぶの葉」。アメリカでは他の葉野菜と共にスーパーで見かける食材です。その特徴や食べ方について紹介します。

 

 

 

ターニップグリーン(Turnip Green)とは

ターニップグリーン

ターニップグリーン(Turnip Green)、つまり「かぶの葉」は、写真のような葉の束だけでアメリカのスーパーに並んでいます。

 

 

スーパーの様子

お店では一年中販売されていますが、ターニップグリーンの旬は秋から冬です。特にアメリカ南東部ではよく使われる食材です。

 

 

葉っぱの様子

味はマスタードグリーン(からし菜)に似た、少し辛みのあるような風味です。また、ターニップグリーンとして売られている場合、葉を食べるように改良された品種なので、日本でイメージするかぶの葉にある、シャキシャキとした茎の部分はあまりありません。

 

 

スープや炒め物に良い

刻んだターニップグリーン

ターニップグリーンは生でも食べることができますが、繊維質な場合もあり、加熱すればより柔らかく美味しくいただけます。アメリカ南東部ではマスタードグリーンや、コラードグリーンのような葉野菜と同様に、炒め物や蒸し煮などの料理で活躍します。

 

 

炒め物

ベーコンやハムと相性が良いとされるターニップグリーン。今回は、細かく刻み、ハムや玉ねぎと共に炒め煮のようにしました。加熱すると葉がやわらかく、茎はシャキっと歯ごたえも良く、美味しくいただけました。ごちそうさまでした。

 

 

まとめ

ターニップグリーン(Turnip Green)は、かぶの葉ですが、アメリカでは葉を食べるよう改良された品種もあり、葉の部分が多めです。少し辛みのある風味も、加熱することでより美味しくいただけます。似た食材として、マスタードグリーンやコラードグリーンも下記で紹介しています。

 

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